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#SaaS
変化の激しい時代のSaaS企業の磨き方
最近の金融市場変化やウクライナ情勢などの地政学的変化に伴い世の中荒れ模様となっています。この2年でSaaS市場は活況でありPSRの倍率も軒並み高い水準になっていました。
先日、One capitalさんのエントリーでも素晴らしい記事が出ておりました。
MRRの獲得スピードがPSRへ最も高い相関であった時代から、収益性が問われる時代へと当たり前と言えば当たり前なのですが変化してきています。
そ
ゴリゴリの実務者が書いた、LTVを正しく理解・計算する3つのステップ
こんにちは! マネーフォワードで分析推進室長をしている、酒井と申します。
早速ですが、LTVってご存知ですか? SaaSやアプリビジネス、広告に詳しい方には愚問かもしれません。『ライフ・タイム・バリュー』=『顧客生涯価値』の略称です。
でも『ライフ・タイム・バリュー』とはなにか、本当に理解して説明できますか?
本記事では、知っているようで知らないLTVの本当の意味について、どこよりも丁寧に、
freeeの評価が断トツ?!PSRで日本の主要なSaaS上場企業を比較してみた
足元では少し落ち着いてきた感もありますが、近年は未上場企業でもSaaS企業を中心に高いバリュエーションで資金調達をする例も多く、”SaaS” や ”サブスクリプション”は、ビジネスモデルとしても一般的なものになりました。
今回の記事では、SaaS企業価値評価の中でよく用いられるPSRという指標を基に、日本の上場企業の比較をしてみたいと思います。
SaaSは投資家にとっても投資がしやすい?!比較
世界トップクラスのSaaS企業はお金を何に使っているのか?
先日参加したカスタマーサクセス勉強会では、リテンションや費用などの具体的なベンチマーク数字に関心が集まりました。皆さん、これらの数字と日々格闘しながらも、他社の数字はどうなのか?という視点で考える機会や情報が、日本語だとあまりないようです。
一方、海外(英語)では、VCや投資銀行はじめ、様々な組織がアンケート調査や独自大規模調査を実施し「今」の実態を、時に定点観測的に分析・公表しています。これら
SaaSメトリクス解説
SaaSのメトリクス(経営指標・KPI)を分かりやすく・詳しく解説します。
・21個の重要なSaaSメトリクスを解説
・92枚のスライドと22,000文字の説明
・84の参考情報をメトリクスごとに整理
・27の厳選リソース集(統計・レポート・SaaS Playbook)
想定する読者
1. SaaS企業の経営者(自社の現状分析、競合分析、経営指標として)
2. SaaS企業で働く方(事業への理解
国内上場SaaS企業のマルチプル評価について
今回は、日本の上場BtoB SaaS企業のマルチプル評価について、主に売上高マルチプル(EV/Revenue)に焦点を当てて考察したいと思います。
最初に本記事のサマリーを以下に記載しておきます。
1. EV/Revenueに最も影響を与えている要素は予想売上高成長率
2. EV/Revenue はFCFマージンの大小に依存するため、異なるマージンの企業に対して同じEV/Revenueを適用し
SaaS関連の記事まとめ
SaaS企業のサポートをする機会が多いので基礎的な情報を整理しました。0から探すの大変だったりするから事業運営上、大切なことは体系化して整理しておこうという思いこのnoteを書いてます。高度すぎると理解が進まないことが多いのであまり内容的に難しくない物をなるべくチョイスしています。
適宜、いろんな情報をアップデートして僕の脳内整理にも役立てることを目的としています。この記事も良い記事!みたいな共
【データが使える!】上場企業 SaaSマルチプルデータ
「企業データが使えるノート」では、様々な企業データを構築し、データが使えるコンテンツの提供を行っていきます。
今回、第二弾のβ版として「SaaS マルチプルデータ」をリリースします。
国内SaaSプロダクトを提供する22社の決算短信・有価証券報告書・東証HPから公表ベースの財務数値等を収集し、各社の最新のマルチプルデータを提供していきます。
上場SaaS企業の方だけでなく、未上場企業でファイ
日本に「SaaS銘柄」はどのくらいあるのかざっくり調べてみた件
こんにちは、SaaSマニアの三好(@saas_penguin)です
(5/17 追記)SaaS銘柄をまとめたスプレッドシートを公開しました。本記事の最下部をご覧ください。
SaaS銘柄といえば、UZABASE(3966)やSansan(4443)などが有名ですが、「いったいSaaS銘柄はどのくらいあるんだろう」という疑問からこの企画をやってみました。ただの自己満足かもしれませんが、お付き合いい
SaaSスタートアップのためのCOVID-19クライシス対策:現状分析と今後の対応
はじめに
2020年初めから始まった、 COVID-19(新型コロナウィルス)によるパンデミックとエコノミック・クライシス。世界各地で国外への渡航禁止やロックダウンが拡大し、今年予定されていたオリンピックも延期が決定しました。我々DNXも、日米の投資先の方々から今回のクライシスによる影響や変化を毎日見聞きする中で、世界的な実体経済の減速を感じています。それと共に、スタートアップの皆さんの未来への
SaaS特化事業伴走会社としてdeflagの2020年
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
新年を迎えて、しかもオリンピックが開催される2020年という20年代の幕開けに期待と今後のマーケットや国際情勢への警戒と、様々な思いを持って迎えたかたも多いのではないでしょうか。
今年から景気が減退すると言われております。市場に負けない価値を提供し続け、進化をし続けるSaaS企業に関しては、不景気こそチャンスも生まれると思います。