宝塚歌劇団『1789-バスティーユの恋人たち-』
みなさん、こんにちは!
今日は、先日ライブ配信で観劇した『1789-バスティーユの恋人たち-』の感想について書きたいと思います。
(これから観劇される方やストーリーを知りたくない方は、ネタバレになる可能性があるので、ここから下の記事↓は読まないようご注意ください)
星組公演 『1789 -バスティーユの恋人たち-』 | 宝塚歌劇公式ホームページ (hankyu.co.jp)
以前の記事にも書いたように、私、約10年ぶりに宝塚にまた関心を持つようになりました。
映画や海外ドラマは大好きでしょっちゅういろいろ観ているのですが、舞台はほとんど観ないので、宝塚で2015年に『1789』が上演されていたことや、東宝でも過去に上演されていたことも知りませんでした。
今回、なぜ『1789』を観てみたい!と思ったかというと・・・昨年ベルばらが再燃して、フランス革命期のストーリーに興味を持っているからです。
残念ながら、チケットが取れなかったので、初めてライブ配信で観劇しました。
ライブ配信ってどんなもんかな?と思っていましたが、思っていたより全然良かったです。
今年の秋に上演予定の『パガド』も、ライブ配信で観ようかな・・・と思っているくらいです。
さて、私は『1789』のあらすじを全く知らずに観劇したのですが、フランス革命期の歴史上の人物がたくさん登場していました。
ロナン役の礼真琴さんを初めて拝見しましたが、とっても良かった!です。
歌もダンスも全て素敵でした♡
パリに出てきたばかりのロナンは、パレ・ロワイヤルで野宿していて、偶然ここで逢引きをしようとしていたフェルゼンとマリー・アントワネット(なんでパレロワイヤルで逢引き⁉反国王派が集まっている場所なのに?という疑問が浮上しつつ・・・観てました)、そしてマリー・アントワネットの侍女であるオランプと遭遇!
マリー・アントワネットを助けるため、オランプは嘘の証言をし、ロナンはバスティーユ牢獄へ入れられてしまう😲
でも、なんと!オランプのお父さんがバスティーユの火薬庫を管理する仕事をしていて、父に頼み込んでなんとかロナンを救出することに成功!
そして、アルトワ伯が悪役でびっくり!アルトワ伯って、マリー・アントワネットと仲が良いイメージがあるので、ちょっと意外な役回りでした。
アルトワ伯には3人の手下(スパイ)がいてマリー・アントワネットやオランプの身辺を探らせているんですが、この3人のスパイ達がちょっと間が抜けているというか、憎めない存在というか、ストーリーに笑いを与えてくれていました。
多分、仮装パーティー⁉か何かのシーンの時に、スパイたちがサイコロとトランプの仮装(?)をしていて、逆にめっちゃ目立っていました(笑)。
私、今回の舞台を観て、改めて気づいたんですが・・・フェルゼンってファースト・ネームがアクセルなんだということ。
マリー・アントワネットは、フェルゼンのことを、「フェルゼン」と呼ばずに「アクセル」って呼んでいて、それが新鮮というか、本来ならアクセルって呼ぶのが普通だよね・・・ということに今更ながらに気づきました。
状況が日に日に悪くなっていき、革命の足音が聞こえるような状況になって、アルトワ伯がルイ16世に「兄上の弱さが招いた結果です」と言うシーンがあって、思わず頷きました。
『1789』で一番印象に残ったセリフが、”魂は自由”という言葉。
本当にその通りだと思います。
激動の時代に、身分違いの恋を経て”ロナンとオランプが結ばれるのか”が、見どころの1つでもありますね。
最後に男役の皆さんのダンスがあるのですが、もうそれはかっこ良かったです。
なんであんなに素敵なの⁉と思わずにはいられません。
今年、私が観たい舞台は、宝塚の『パガド』とシャーロック・ホームズものの『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』、そして東宝の『アルセーヌ・ルパン』です!
全部観ることが出来たら良いなと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。