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映画『マリー・アントワネットの生涯』を観て
(Spoiler Alert! ネタバレ注意です!)
みなさん、こんにちは!
今日は、1937年の映画『マリー・アントワネットの生涯』のご紹介と感想を書いていきたいと思います。
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私、実は昔のクラシック映画も好きで、若い頃から白黒映画も観ていたのですが、この映画の存在を知らず、昨年約30年ぶりにベルばら再燃した私は、この映画を見つけた時、思わずおおお!となりました。
ベルサイユのばらが好きな方、フランスの歴史が好きな方、マリー・アントワネットが好きな方にはお勧めの映画です。
私もベルばらファン&聖地巡礼が好きで、YouTubeを作っているので、よかったら私のYouTubeも観てください♡
(記事の一番最後にリンクを貼っておきます)
さて、映画タイトル通り、マリー・アントワネットの一生にフォーカスした映画で、彼女がフランスに嫁ぐことが決まった日から処刑されるまでを描いています。
そして、どの登場人物も配役がイメージにピッタリ!
特に、ルイ16世役の俳優さんが一番イメージに近かったと思います。
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そして!フェルゼン役はあのタイロン・パワーさんです!
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私は、タイロン・パワーさんは、『情婦』でしか拝見したことがなかったので、若い頃の彼のイケメンぶりに驚きました。
でも、この映画のフェルゼンは、期待していた程、出番が多くなくて、マリー・アントワネットとの出会いも史実とは異なっていました。
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「首飾り事件」もさらっと描かれていて、えっ!もう終わり⁉みたいな・・・。
ヴァレンヌ逃亡事件では、なんとランバル公妃が王室一家と共に逃亡するという展開に!
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民衆がベルサイユ宮殿になだれ込んできて、王家の人々と対峙するという展開にも、驚きました。
史実では、民衆がベルサイユ宮殿に侵入した時、マリー・アントワネットは秘密の扉を使って、間一髪で難を逃れています。
(この秘密の扉もYouTubeで紹介しているので、もし宜しければご覧ください)
民衆と王家の人たちが目と鼻の先でΣ(・□・;)対峙しています!↓
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そして、映画の後半で、ルイ16世が処刑されるのですが、彼の成長ぶりが描かれているのが印象的でした。
彼は、マリー・アントワネットと初めて出会った時、彼女のことが好きではない感じだったのですが、徐々に彼女に心を開いていく様子が描かれていて、改めてルイ16世役の俳優さんは素晴らしいなと思いました。
ルイ16世が処刑される前日に、(明日、父が処刑されることを知らない)王太子が人形が壊れたからなおしてと、ルイ16世に無邪気にお願いするんです。
そして、処刑の日、ちゃんと人形は元通りになおっていた。
恐らく、ルイ16世が一晩かけてなおしたのでしょう。
自分の死の間際でも、子供たちに対する愛情が描かれていて、このシーンは本当に切なかったです。
そして、マリー・アントワネットの処刑の日、彼女は荷車に後ろ向きに座って、処刑場まで行くシーンがあるのですが、私はこの場面を見た時、「実際の処刑の時もこんな感じだったのでは⁉」と、とても不思議なのですが、なぜか強くそう思いました。
実際、処刑場まで行くパリの道程には、多くの兵が待機していたでしょうし、このシーンが一番史実通りに描かれている気がしました。
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最後に、彼女がギロチンを見上げるシーンは、何とも言えない気持ちがこみ上げてきました。
ご興味ある方は、是非ごらんになってみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。