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当たり前のことが書いてある本にがっかりしたことはありませんか?

「またこのセリフかぁ…」

私は、今月20冊の本を読んだ。

はじめは、「なるほど!」「そうきたか!」などと新しい気付きにかなり感動した。

やっぱり読書は最高だ!と知識を得ることに喜び満足していた。

しかし、10冊目に入ったあたりから少し違和感を感じた。

例えば…

■言い方が違うだけで、内容は同じ。
■簡単に説明できるような単純なことを、やけに難しい言葉を使いまくって書いている。
■「またか…」と落胆するような、お決まりのセリフのオンパレード。

なぜ、そんなことになったのか?

よく考えてみると、私が読んでいたのは自己啓発系の本ばかりだった。

思いつくままに、目をひくタイトルを決め手にして本を購入しているうちに自己啓発本に偏っていた!

自己啓発本は、こころをグッとわしづかみされるような印象的なタイトルが多い。

タイトルだけを見て買ってしまうと、自己啓発ばかりになり、内容も偏っていた。

本の選び方を考えていなかった

フィーリングで本を決めるのも素敵ですよね。

私は大抵そのように本を選んでいました。

哲学や思想書などは、自己啓発よりも答えがいくつも考えられて複雑。

理論的なものが好みな方は、哲学的なものがおすすめです!

しかし、ありきたりな内容は無駄?

「よく見るフレーズ、知っている考え方」

なぜみんな知っている当たり前のことを、わざわざ本にするのだろうか?

それは、

■いわれてみれば当たり前、「いわれてみれば」というところに価値がある。いわれるまでわからないということ。

無意識のうちに見過ごされている本質を、目の前に思い起こさせてくれる。

いつも無意識に、なんとなく通り過ぎる大切なこと。

大切なことと分かっていても、見てみぬふりをして済ましてしまうこと。

いつの間にか忘れてしまう大切なこと。

そのようなことを、もう一度意識させてくれるのが読書の良いところだなぁ と思う。

当たり前のことこそ、当たり前に大事なこと。

だから、何度も形をかえて、どの本にも出てくる。

読書の秋!
まだまだ読みたい本がたくさんある。

すてきな本に出会えることが、最高に幸せだ。

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コーチカウンセラー大村明子
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