食べ過ぎから抜け出す、考え方のコツ
こんにちは。akiです。新しい年が始まりましたね。
いろいろなニュースが連日飛びこんできて、胸が痛みますが、できることを1日1日行っていくのが大切なのかなと考えさせられる日々です。
みなさんは、どんなお正月を過ごされていますか?
さて、年末年始とイベントごとが続き、食事を楽しまれている方も多いと思います。その一方で、「食べ過ぎてしまった」「また太ったらどうしよう」と悩んでいませんか?
私はもはや1年中、食事のことで悩んでいます(笑)
甘党なので、甘い物の誘惑にとても弱いです。
例えば、クッキーがどうしても食べたくて、
2~3枚なら大丈夫!と思ったら最後、
1袋開けてしまったり
ご飯を炊いた日には、気づいたら1人で
1合近く食べていることもあります。
こんなことが、日常茶飯事です。
そして、「あぁ、また食べ過ぎちゃったな」と
後悔すると共に「なんで食べ過ぎてしまうの?」と考えるようになりました。
今回は、「食べすぎちゃダメって思うのに、
つい、食べすぎちゃう」という方にとって、
少しでも参考になるような、心の仕組みや
考え方についてお伝えします。
*
ダイエット中に、食べ物を目の前にすると、
こんな声が聞こえてきますか?
「夜に炭水化物は食べちゃダメ」
「お菓子は太るから良くない」
「苦しくなるまで、食べてはならぬ・・・」
もしかすると、ダイエットを頑張ろうとするあまり、「~してはいけない」「~しちゃダメ」という言葉で、頭の中がいっぱいになっていないでしょうか。
私も食事の時はいつも、こんな言葉が、たくさん聞こえてきて、食事を楽しめなかったんですよね。
しかし、実は「~してはいけない」と禁じれば禁じるほど、「食べたい」気持ちって高まってしまうのです。
なぜかというと、人には「~してはいけない」と禁止すると、やってみたくなる欲求がうまれるからです。
これを、タブーの心理・禁止の心理ともいいます。
なぜ、やってみたくなるのかというと、
禁止することによって
・「もし、それをやったらどうなるの?」という
スリルを味わってみたくなるから
・ストレスがたまるので、発散したくなるから
このように感じやすいからといわれています。
例えば、友達に秘密の話をされて
「誰にも言わないでね」と言われると
なんだか言いたくなったり、
「絶対みないでね」と言われると
なぜか見たくなったりしませんか?
このように、私達は何かを禁止すると
「お酒を飲んではいけない」→「お酒を飲みたい」
「甘い物を食べてはいけない」→「甘い物を食べたい」
と勝手に脳内で変換されてしまうんです。
だから、「食べてはいけない」と思えば思うほど
食べたい気持ちが高まるんですね。
そして、その食べたい気持ちをなかったことにしようと、必死に押さえつけようとするので、
ストレスもたまって、ある時、我慢の限界を迎えて
爆発する。
こんな仕組みになるんですね。
*
とはいえ、「食べてはいけない」と思うのをやめて、
本能のまま食べたり、飲んだりしていては
今までと食事が変わらず、ダイエットが成功しないのでは?と思うかもしれません。
そうですよね。少し食べるものを工夫したり、お酒を控えたりすることは必要かもしれません。
でも、食べたり飲んだりする前に、
「~してはいけない」と禁止するのではなく、
自分に「食べてもいいし、食べなくてもいいけど、どうする?」と聞いてみてください。
すると、「食べる」「食べない」という選択肢がうまれるので、自分の気持ちにあわせて選ぶことができ、
無理して我慢することもなくなります。
例えば、目の前にチョコレートがあるとします。
自分に「このチョコレート、食べてもいいし、食べなくてもいいよ。どっちにする?」
と聞いてみます。
すると、その日の体調にあわせて
「今日は食べなくても大丈夫そう!」と思ったり、
「今日は嫌なことがあって、落ち込んでるから、食べたいな」
と自分の気持ちに素直になることができます。
そして、「食べる」「食べない」どちらの選択をしても
「ダイエットのために、こんなに食事のことを考えられている自分はえらい!」
「自分の気持ちに素直になって、休憩をしていることも素晴らしい」と思ってみてください。
ダイエット中は、食事を制限している自分だけしか認めず、どか食いしてる自分は悪みたいに思いがちですが
どちらも大切な自分であり、大事な存在なんだと
ちょっと意識してみてください。
休憩するときは、「いつも頑張ってくれてありがとう」と声かけしてあげれたら良いですね。
*
しかし、私もいざ食べ物を前にして、自分に問いかけても、なかなか答えがでず悩むこともありますし、
食べたら、「また明日運動しなきゃいけないじゃん」と
自分に文句をいってしまうこともあります。
なかなか難しいかもしれませんが、
毎日の食事に悩むということは、それだけ
あなたがダイエットを一生懸命に頑張っている証拠だと思います。
それに、ダイエットを頑張るということは、それだけ
自分の体に向き合っているということでもありますよね。
どうか、目標に向かって頑張っているご自身を、
ぜひほめてあげてくださいね。
いかがでしたか?
今、ダイエットをしていて、食事のことで悩んでいて
苦しい方がいたら、少しでも楽になったら幸いです。
みなさんのダイエットのエピソードも教えていただけたら嬉しいです。