お金の話
子どもと関わる仕事をしていたって、我が子の子育てはわからないことだらけ。
我が子が少し大きくなったいま、発達について学ぶと、それ昔知りたかったー。と思うことがたくさんありました。
このメッセージが、どなたかの心に届き、その方の子育てが、より温かいものとなるヒントとなれたら嬉しいです(* ´ ▽ ` *)
『お金の話』
SNSや、YouTubeといった配信の中で、高額なものを爆買いするといった動画がたくさん溢れています。
ゲームの中でしかないような、非現実的に感じる金額で爆買いする大人を、金銭感覚がある大人は、笑いながら見ることができます。
しかし、子どもは同じように笑って見ていても、本当に買い物として成立しているその動画は、その金額が非現実的な金額であると感じることが、出来ているのだろうか?
と、以前、あるニュースを見ながらふと感じたことがありました。
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小学校の算数の授業。文章題で『Aくんは、お店で80円のお菓子を買うために、100円を出しました。おつりはいくらでしょう?』そんな問題が出題されることがあります。
しかし、このキャッシュレス決済の進んだ世の中。「おつりってなに?」「何ももらわないよね?」そんな会話があるそうです。
概念が違うのです。
我が子がとても小さかった頃、「あれ買って」と言われ、「いまお買い物してお金つかっちゃったから、もうお金はないよ」と言ったら、
「あそこ(ATM)行ったらもらえるでしょ?」と言われたことがあります。
そこで気付けたので、あれはお金を作ってくれるんじゃないんだよ。と伝えることが出来ました。
カード払いや、スマホ決済、またネット注文がとても浸透している現代。
現代の子どもたちのお金の価値観はどう育つのだろうか?
ちゃんと育つのは、まだまだ先です。
しかし、ぼんやり見ています。
そしてぼんやり学んでいます。
感覚は、
ぼんやりその子なりに、育っています。
この急速に便利になっていく世の中。
便利さは、目に見えないように進んでいて、子どもに理解してもらうのは、とても困難です。
お金に限らず、大人が常識だと思っていることが、子どもには全く通用していないこと(概念)が、知らぬ間に急速に増え続けています。
分かっているように見えて、分かっていないことが、おそらくいまは想像できない程、本当にたくさんあり、また大人も、子どもが分かっていないことに気付けるのは、まだまだ先です。
目に見えないことで困るのは、いまではありません。
もっと大きくなった時です。
いまは見ている時期です。
丁寧に、出来るだけアナログなお金の使い方を見せてあげたり、1日につかえる金額には限りがある経験をしていくことは、
とても重要だと思うのです。
その他、子育ての応援メッセージがこちらに↓↓↓
限りある子育ての時期。ぼちぼちと、一緒に子育て楽しみましょう♬( ´∀` )b