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#005 韓国で大型マートの格安チキンが問題に。第2次チキン大戦勃発!

“당당치킨 6990원에 팔아도 남는다니”… 점주들 분노

「ダンダンチキン 6,990ウォンで売っても利益が残るなんて」…
店主たちの怒り
原文記事公開日:2022年8月11日

このnoteでは、気になる韓国の最新ニュースを翻訳し、簡単なコメントを添えて公開しています。筆者の韓国語勉強(速読)を目的としており、基本直訳です。至らない点もあるかと思いますが、ご了承ください。記事の最後に引用元を記載しておりますので、気になる方は原文の方の確認をお願いいたします!


홈플러스에서 파격적인 가격 6990원에 판매하는 ‘당당치킨’을 두고 치킨 자영업자들 사이에서 원가 논쟁벌어졌다.

ホームプラス(韓国の大型マート)で破格の安さ 6,990ウォン(=700円)で販売する「ダンダンチキン」をめぐって、チキンの自営業者たちの間で原価に関する論争が繰り広げられた。

발단이 된 건 홈플러스 관계자가 해당 가격에 팔아도 남는다고 밝히면서다. 지난 9일 한 유튜브 채널 영상에서 한상인 홈플러스 메뉴 개발총괄은 “(치킨을 팔아도) 안 남는다는 말이 이해가 안 된다. 6990원에 팔아도 남는다”고 말했다.

発端となったのは、ホームプラスの関係者が該当価格(6,900ウォン)で売っても儲かると明らかにしたことそうだ。先日9日、あるYouTubeチャンネルの映像で、ホームプラスのメニュー開発の総括は「(チキンを売っても)利益が残らないという話は理解できない。6,990ウォンで売っても儲かる」と話した。

해당 발언을 두고 자영업자 커뮤니티를 중심으로 반론이 쏟아졌다. 프랜차이즈 치킨집 점주로 보이는 한 작성자는 10일 온라인 커뮤니티에 “6990원이 남는다고? 어디서 약을 팔아”라며 “내가 토요일에 받은 생닭이 마리 4500원이고 지난주 받은 식용유 한 통이 6만7000원”이라고 했다.

その発言をめぐって、自営業者コミュニティを中心に反論が溢れた。フランチャイズのチキンレストランの店主らしきある書き込み主は、10日にオンラインコミュニティで「6,990ウォン(=700円)が儲かるって?私を馬鹿にするな」「私が土曜日にもらった生鳥(調理前の鶏肉)が1匹当たり4,500ウォン(=450円)で、先週もらった食用油1本が6万7,000ウォン(=6,700円)だよ」と言った。

그는 “나는 거래명세서 그대로 사진 찍어서 올릴 수 있으니까 너도 그럼 명세서 한번 제대로 까보라”며 “누구한텐 목숨이 걸린 생업이니 제발 정의로운 척하지 말라”고 분노했다.

彼は「私は取引明細書をそのまま写真に撮ってアップできるので、あなたも明細書を一度しっかり見せろ」「この仕事に命がかかっている人もいるのだから、どうか(自分が)正しいというふりをしないで」と怒った。

소상공인·자영업자 커뮤니티 ‘아프니까 사장이다’에도 비슷한 글들이 올라왔다. 한 자영업자는 “1마리 6990원에 팔아도 남는다? 물론 1원이라도 남으면 남긴 하는 것”이라며 “그러나 대형마트가 가진 자본 인프라와 일반 치킨집이 가진 인프라는 다르다”고 지적했다.

小商工人・自営業者コミュニティ「아프니까 사장이다(アップニカ サジャニダ/痛いから社長だ)」にも同じような書き込みがアップされた。ある自営業者は「1匹6,990円で売っても売れ残る?もちろん1ウォンでも利益が残るものは残る」「でも、大型マートが持つ資本インフラと、普通のチキン屋が持っているインフラは違う」と指摘した。

홈플러스에서 6990원에 판매하는 ‘당당치킨’.
ホームプラスで6,990ウォンで売っている「ダンダンチキン」。

그는 치킨 원가를 두고 “닭 한 마리 5000원에 파우더, 치킨 무, 콜라, 포장 용기, 대량으로 구입해도 1000~1500원이 추가된다. 기름 2통 부어서 100마리 튀긴다고 해도 1마리당 1000원 이상 들어간다”며 “여기에 배달 대행비, 수수료, 카드수수료, 부가세, 월세, 인건비 등 합치면 일반 치킨집은 이미 마이너스”라고 주장했다.

彼はチキンの原価をめぐって「鶏1匹5,000ウォン(=500円)にパウダー、大根の漬物、コーラ、包装容器、大量で購入しても1,000~5,000ウォン(=100~500円)が追加される。油2本注いで100匹揚げたと言っても、1匹当たり1,000ウォン(=100円)以上かかる」「ここにデリバリーの配達費用、手数料、カード手数料、消費税、月々の家賃、人件費などを合わせると、普通のチキン屋はすでに赤字だ」と主張した。

또 다른 자영업자도 “육계 시세가 1㎏당 3900원이다. 반죽, 기름, 가스비, 전기세, 포장비, 염지 비용에 부가세 빼면 300원 정도 남나 보다”라고 토로했다.

また、別の自営業者も「食用鶏の相場が1kg当たり3,900ウォン(=390円)だ。揚げる前につける粉、油、ガス代、電気代、包装費、下味処理の費用に消費税を引くと、300ウォン(=30円)程度利益が残る」と訴えた。

마트 방문을 유도해 다른 상품 구매를 끌어내는 ‘미끼 상품’이라는 의견도 있었다. 한 네티즌은 “마트에서 저 치킨만 사가는 사람 거의 없을 거다. 1만~2만원 더 지출하면 마트는 무조건 남는 장사”라며 “대기업들이 소상공인과 경쟁하는 마인드는 바뀌어야 한다. 상도가 없어도 너무 없다”고 했다.

マートへの訪問を誘導して、別の商品販売を引き出す「おとり商品」だという意見もあった。あるネチズンは「マートであのチキンだけ買っていく人はほとんどいないだろう。あと1万〜2万ウォン(=1000~2000円)支出したら、マートにとっては無条件に儲かる商売だ」「大企業が小商工人と競争するというマインドは変えなければいけない。商道(商業活動で守るべき道徳)がなさすぎる」と言った。

치킨 가격 논란은 교촌·BHC·BBQ 등 국내 치킨 프랜차이즈 3사가 가격을 꾸준히 올리며 촉발됐다. 거듭되는 가격 인상에 ‘치킨 한 마리 3만원 시대’가 현실화할 수 있다는 우려도 나온다. 이에 반발한 일부 네티즌은 프랜차이즈 치킨 불매 운동을 벌이기도 했다.

チキンの価格に関する議論は、キョチョン・BHC・BBQなど、国内のチキンフランチャイズ3社が価格を絶え間なく引き上げたことで火がついた。繰り返される価格の引き上げに「チキン1匹3万ウォン時代」が現実になるかもしれないという懸念も出てきた。これに反発したネチズンは、フランチャイズチキン不買運動を繰り広げたりしていた。


コメント

ネットユーザーの反応:"参考になった"

元々、韓国国民にとって安くて美味しいコスパ最高のご馳走であったチキンが、物価急騰の影響で「1羽当たり3万ウォン」に迫るほど高騰し、"高価な食べ物" になってしまいました。

旦那(韓国人)によると、前まではチキン1羽1,200~1,500円程度だったのが、今では2,000~2,800円らしく、元々タダだった配達費用も今は300-500円ほど取られるので、実質3,000円以上かかるらしい。

そんな状況の中、ホームプラス(韓国サムスングループと、英国に本社を置くテスコが共同で運営する韓国屈指の大型マート)が6,990ウォン(=700円)という激安フライドチキンを発売したことで、フランチャイズ店(小規模店)から客足が遠ざかり問題になっているという話。

10年前にも、「半額チキン」として発売されたロッテマートの「トンクンチキン」をめぐってフランチャイズ店や世論からの抗議が殺到し、販売取りやめになったという過去があるらしく、今回は "第2次チキン大戦" として、揉めているんだとか。

ただ、今回の場合、一般市民は大型マートの方を応援しているようです。なぜなら、最近のフランチャイズ店のチキンの値段が高すぎて、チキンを気軽に買えないから。

この論争はどのような結末を迎えるのか、今後も注目していきたいと思います。


単語メモ

ㄴ/는다니:~だなんて
-을 두고:〜を巡って
붓다:注ぐ、密に種をまく、掛け金などを払い込む、腫れる、浮腫む
벌이다:取り掛かる、着手する、手をつける、始める、繰り広げる


ソース

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