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「助けたい」「手伝いたい」「届けたい」その大切な思いをお金にかえて。

熱海市伊豆山で発生した土石流から1週間弱。
現時点でも、被害者の救出活動が行われています。

安否の情報だけでなく、避難の話、支援金、支援物資、ボランティアに関する話がちらほら聞こえるようになりました。

今日の話のテーマはこれ。
「助けたい」「手伝いたい」「届けたい」こういう素晴らしい思いはぜひ、どのようにでも活用できていくらあっても困らないお金にに代えて!ということ。


困っているのが見てられない!助けたい!

こういった思いを持つ方、多いですよね。
そうするとたいていこれを思いつく方が多いと言います。

まず1つ目。現地でボランティア。
特に、1995年に発生した阪神大震災はボランティア元年と言われていました。それ以降、大規模な災害が発生した後には、多くの方がボランティアとして活躍されてきました。

特にここ数年で有名な方といえば、スーパーボランティアの尾畠さんというおじいさんでしょうか。

もう1つは救援物資を送ること。
あれは、大丈夫?これは大丈夫?と全国各地から物資が届きます。
トイレットペーパーは必要!、炊き出しに米や野菜は必須!やっぱり衣類も必要!と、全国から送られてきます。

熱海市伊豆山の土石流に関する今

その思いって本当に素晴らしいと思います。人間、困っている方をどうにかしたい!って思いを少なからず持っているのかなと思います。

そして、大切なのはその素晴らしい思いをどのように「発揮するか」です。

では、熱海市の状況をインターネットの記事を通じてまとめます。

1.避難所は観光ホテル
避難先は定番の学校の体育館ではなく、観光ホテルをメインに使用していました(一部、避難所を開設しているようです)。
コロナの状況もありますし暑くなる時期でもあるので、個室で区切られた空調が利用できる空間というのは少しでも肉体的なストレスが軽減できるのではないかと思います。ご飯も食べられているようです。

もちろん、避難が長期化すれば状況は変わると思うものの、今は避難先が確保できているとのことでした。

2.支援物資は受け付けていない
避難物資は受け付けていません。理由としては、設備が整ったホテルをメインで避難場所に使用していること、管理・保管する場所が足りないこと、物資を捌く余力がないためだそうです。

「食事の提供も、飲料の提供も、ホテルでしていただいております。今の段階で避難された方が必要としている物資は、ほとんどありません」(熱海市の担当者)


3.ボランティアは二次災害の恐れがあるので活動見通せず
今は、受け入れていません。

雨が降ったりやんだりする中です。
二次災害の発生があるということは、ボランティアの方々が被害にあってしまう可能性も十分にあるということ。そのため、2,400人以上の登録はありましたがまだ受け入れられていません。

現場は、危険と隣り合わせです。その場でのふるまいに関する知識、経験、装備がやはり大切です。今、一般の方が訪れてもありがた迷惑になってしまいます。また、感染症……の問題もあり、そう簡単には受け入れることが難しいはずです。


その素晴らしい思いの伝え方。今、現地で求められていること・モノに応える。お金は万能。

素晴らしい思いと、現地で今求められているものには乖離があるんです。
大切なのは、その素晴らしい思いの表現のしかた。

現地で今、必要なもの、求められているものを支援すること。

一般論として、「これ必要だよね!」と思って、トイレットペーパーや野菜を送ってきたと思います。ただし、これは過去の経験からの推測であり、今、求めれているものではありませんでした。

ボランティアであれば、今後必要になってくると思います。そのタイミングで求められているモノを届けることというのが現地にとって役立ちます。
現地では、ただでさえ疲労やストレスが蓄積される環境です。
少しでも、乖離によるストレスを発生させないという心使いが必要だと個人的に思います。


求められるものは提供できないけど支援したいならお金が一番。
現地の名産品をネットで購入して応援。
色々と時期が落ち着いたら、観光で行ってみるのも応援のカタチ。

物入りなとき、やっぱりお金は色んなものに形を変えられるので一番いい支援方法だと思います。「お金を送るのは……ちょっと」と思われる方もいるかもしれません。お金は、どのようにも形を変えることができるし、あっても困らないもの。だから、義援金という形は相手にとって受け入れやすい方法であると思います。


芸能人ですと、上白石萌音さんがいち早くクラウドファンディングを立ち上げました。

あとは、タレントの紗栄子さんが地震が代表を務める災害支援団体で義援金の募集をされています。

災害時、ジャニーズ事務所もいつも早くに行動を起こされています。
今回も熱海市に義援金を寄付されたようです。

後は、現地の応援!ということで、現地の名産品をインターネットで購入したり、ふるさと納税をしてみるでしょうか。やっぱり、干物とかかなぁ。
お魚美味しいですしね!

今は時期が時期だけに難しいですが、いずれ落ち着いたときに現地を旅するというのも「応援」の1つですね。


まとめ

まとめます。
今回お伝えしたかったのは次の3つ。
・「助けたい」「手伝いたい」「届けたい」その思いはとても素晴らしい大切なもの。思いを、「どのように届けるのか」、「どのように発揮するのか」が大切。

・現地で今、求められているものを支援しましょう。ボランティアはそのうち必要になります。ぜひ、その際に応援を!
また、ありがた迷惑になっていないか確認をしましょう。

・現地の応援で一番、万能なのはお金。お金は形を変えられる素晴らしい支援方法です。現地の名産品を購入する、いろいろと落ち着いてから現地を訪れるのも応援です。

最後までごらんいただきありがとうございました!

あじさい


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