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3/7。たまには、先のことを話そうか。

5:30起床。

天気は晴れ。





……。
……。
……。


「明るくなってきたね」


そうだね。


さよなら、夜。


なんだか、寂しいな。


……。
……。
……。


「また、会えるよ」


そうだね。


そんなに、悲しむことはないかもしれない。


おはよう、朝。





3歩進んでは、5歩下がっている気がする。……最近の僕は。それ、要はまったく進んでないじゃないか、とお思いになるかもしれないが……その通りかもしれない。でも、そのあとに5歩下がることになったとしても、その前に、4歩、もしくは5歩進んでいることもあるんだ。……んん、「4-5=1」だし、「5-5=0」だな。進んでねえ……。まあ、進もうとすることが大切なんだろう、たぶん。


僕とパートナー。最近の僕らは、未来について話している。……未来、なんていうと、大げさかな。……そうだね。将来のこと。将来のことについて、話している。


僕らは、30になる前に、県外に引っ越す予定だ。パートナーはともかく、僕が地元以外で生活したことがないから。そして、ここで生活したいと思える場所が見つかったから。


僕は、思う。今までは、1年後すら想像できなかった僕が、数年後について考え始めている。だって、目先のことを考えるだけで、精いっぱいだったから。(まあ、今でもそれは変わらないけど……。)パートナーが、僕に未来を見せてくれた。


それにしても。30って、実はもうすぐだったりするんだよな。なんだか、実感がない。ただでさえ、今の年齢に実感がわかないのに。未だに、年下の人に年下に見られがちだし。……それは、どうでもいいとして。30になってもならなくても、今の僕らは充分大人だ。世間的に見れば。昔は、大人になりたくなかったけど、大人になることで得られる自由を知ったから、今は、大人になってよかったと思える。……もちろん、年齢的にね。


そして、僕がやるべきことは……。どこに住んでも、生活できるようにしないとね。「生活できるように」っていうのは、たとえば、お金のこととか、お金のこととか……はあ。会社に向いてなさすぎる僕が、うちで仕事ができるように、色々と考え中です。


3歩進んでは5歩下がっている僕だけど、長い目で見ると、ちょっとずつ進んでいるんですよ。長い目で見れば、ね。……そう、思いたいね。





「僕だけが、鳴いている」

これは、僕とドッペルさんの話。もしくは、何か(を生む/が死ぬ)話。

連載中。


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相地
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