2/24。取るに足らない僕の、取るに足る途中経過。
5:30起床。
天気は晴れ。
*
……。
……。
……。
「好き、嫌い、好き、嫌い……」
どっちか、選ばないの?
どっちか、選べないの?
僕には、よくわからないな。
……。
……。
……。
「嫌い、好き、嫌い、好き……」
どっちでもいいよ。
君が、どっちを選んでも。
好き。
*
休職して、一週間になる。あと一週間で、復職する。一週間前と比べて、元気になったような気もするし、あんまり変わっていないような気もする。それでも、時間は待ってくれない。あと一週間で、元気にならないといけないんだ。僕としても、職場としても。
けれど、まだまだ不安だ。見て見ぬフリをしても、不安はきっちり、僕のあとに付いている。何度も何度もひっぺがしても、すぐに戻ってくる。こんなに、厄介なやつだったっけ。その内いなくなると思うけど、『その内』がいつになるのか、わからない。
いったん出来事のうずの中に
身をおいてしまえば
人はおびえないものだ。
人を不安にさせるのは
未知のことだけだ。
――サン=テグジュペリ『人間の土地』より
仕事が始まったら、こんな不安もなくなるのかな。でも、仕事だったときも、不安だらけだったよな……。まあ、考えてもしょうがないよな。ついつい、考えすぎちゃうんだけどさ。
僕にできること……。まあ、再発防止だよな。職場で、うつにならないための。一応、それっぽい本は借りてきたけど……。まだまだ、考えなきゃいけないことは、たくさんある。マイナスの方で考えすぎるのは良くないけど、プラスの方で考えるのは良いことだよね、たぶん。
これでも、僕も少しずつ進んでいる。朝は、なかなか起きれなかったけど、10時、9時、8時……徐々に早起きできるようになってきた。(目はとっくに覚めているんだけどね。それまで、この日記は布団の中で書いていた。)一週間前は、家事もままならなかったけど、だんだんできることが増えてきた。僕は、認めなきゃいけない。できない自分じゃなくて、できる自分を。
もしかしたら、この日記も一役買っているかもしれない。自分のことを、こんな風に書くことで、見えてくるものがあるからね。この日記がなかったら、自分なんか、自分なんか……って、思いつづけていたんじゃないかな。日記、万歳。
……そんなわけで。相も変わらず、まっとうに生きられない僕ですが、今後ともよろしくお願いします。……いまいち、締まらないな。
*
「僕だけが、鳴いている」
これは、僕とドッペルさんの話。もしくは、何か(を生む/が死ぬ)話。
連載中。