3/5。もうだめだ、なんて、何度も思ってきたけど、
5:30起床。
天気は曇り。
*
……。
……。
……。
「痛い、痛い」
どこか、痛いの?
どこが、痛むの?
いわれないと、わからないけど。
わからないから、いえないのかな。
……。
……。
……。
「痛い、痛い」
じゃあ、
こうしよう。
Let me kiss it better!
痛いの痛いの、とんでいけ。
*
もう、だめかもしれない。そんなことを考えたのは、何度目だろう。けれど、大抵は、自分で思っているよりだめじゃなかったりするので、ここまで何とかやってこれた。
昨日は、職場復帰3日目だった。3っていうのは、魔の数字だ。それとも、天気が崩れていたから、だろうか。天気が崩れていると、僕の調子も崩れることが多いから。
午前は休暇を取って、午後から出勤したけど、僕の頭はまだ混乱していた。いつもと何一つ変わらないはずの職場が、うるさくてしょうがない。周りの人達が、僕に悪意を持っているように感じる……。僕は、いよいよだめになる寸前で、その場を逃げ出した。
僕の課のすぐ近くに、ワークライフバランスなんとかセンターっていう、公認心理士さんが常駐している部屋がある。僕はよくお世話になっていて、そのときも、そこに逃げこんだ。
心理士さんっていうのは、僕がどんな状態で来ても、冷静に対応してくれるので助かる。まあ、当たり前といえば当たり前なんだけど、僕は、波風立てられるのが嫌だから。
僕は、心理士さんと色々話し合った。色々と……。前々から考えていたことだけど、当面は、半日勤務をすることにした。上司にも、そう掛け合った。
半日なので、もともと少ない給与がさらに減ることになる。なので、パートナーにも、迷惑をかけることになる。……なんだけど、当の本人はこれっぽちも気にしてないらしい。「××さんが元気でいるのが、一番だから」。パートナーは、そういってくれた。この人と結婚してよかったな、なんて改めて思った。
今日の午前は、あらかじめ休暇をもらっている。主治医の先生に、半日勤務について相談するために。上司に、そういわれたのだ。本当、今までの職場じゃ考えられないくらい、恵まれているな僕は……。恵まれているからには、頑張らなきゃね。もちろん、ほどほどに。
もうだめだ、もうだめだ……そんなことを考えたのは、何度目だろう。でも、今日もなんとか生きている。まっとうに生きるのは大変だけど、とにかく生きている。
僕、今日も生きています。
*
「僕だけが、鳴いている」
これは、僕とドッペルさんの話。もしくは、何か(を生む/が死ぬ)話。
連載中。