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2/16。そして、僕らは旅に出た。

5:30起床。

天気は雨。





……。
……。
……。


「君は、魔法が使えるかい?」


魔法?
それは、人を幸せにするため?
それは、人を不幸にするため?


……。
……。
……。


「君は、魔法が使えるかい?」


そうだね。
魔法なら、使えるよ。


隣にいる人を、とびっきりの笑顔にする魔法なら。





さて、何から話そう。話したいことは山ほどあるし、話せないことなんて何一つないけれど、何せ、1000字程度しか書けないからね、ここには……。じゃあ、順を追って。


昨日、僕とパートナーは、東京に旅立った。スガノヨシカさん主催の「ひらめきトラノマキ」に参加するため。(とっても愉快なワークショップです。)


「ワークショップに参加するために、東京まで来たんですか。ひええ」といわれることはあったけど……僕らにとっては、それほど参加したかった(そして、参加してよかった)ワークショップだった。


参加者は、僕らを含めて8人。僕らにとっては、全員初対面だ。でも、どうしてだろう……。すぐに、打ち解けてしまったんだ。


僕は、(自称)ライター。他の方々は、イラストレーター、お笑い芸人、プロデューサー……。全員、クリエイターだ。そして、このワークショップに参加しなければ、関わらなかった人達だ。僕は、わくわくしてしょうがなかった。


ワークショップは、二部構成だった。第一部は、デザインの分解。「ひらめきトラノマキ」客員教授・宮河さんによる、「考えるを考える」ための時間だ。主役は、一見謎の(もしくは、何の変哲もない)文房具。けれど、これらのデザインには、ある理由があって……。さあ、その「ある理由」とは、何なのか? 何のための、誰のための、デザインなのか? 


第二部は、ファシリテーター・スガノヨシカさんによる、オリジナルカードゲーム。このワークショップの名前は、「ひらめきトラノマキ」。カードには、ひらめきのためのヒントが書かれている。さあ、このカードを使って、ひらめいてみよ! ゲームなので、最も早くひらめいた人が優勝だ! ちなみに、今回の優勝者は僕でした。いえい。


……ううん、1000字程度じゃ、なかなか魅力を伝えきれないな。(ただの力量不足? 全くもってその通りです、はい。)とにかく、ものすごく楽しかった。ワークショップはもちろん、色んなクリエイターの方々に会えたから、また色んな扉が開きそうだ。


思い切って、東京に行ってよかったな。本当に……。そんな僕らは、当日中にうちに帰った後、買い置きのジョアで乾杯したのだった。





「僕だけが、鳴いている」

これは、僕とドッペルさんの話。もしくは、何か(を生む/が死ぬ)話。

連載中。


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相地
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