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空気の研究 山本七平 “コロナ禍の空気を読む”
「空気が読めない」ちょっと古い言葉でいえば「KY」
そもそも空気とはなになのだろうか。
新型コロナウイルスの影響で、これまでとは違う生活を求められている今こそ、「空気」について少し考えてみたいと思った。
「空気」とはなにか。
「空気」とはまことに大きな絶対権をもった妖怪
著者は、「空気」について考える具体例として、ある発掘調査をあげている。
日本人とユダヤ人が共同で、毎日のように人骨を運ぶ
1984年 ジョージ・オーウェルは現代への告発文か
これは、本当に70年も前に書かれた本なのだろうか。この物語は今の世界や日本の姿を映し出している。
舞台は1984年、世界が3つの国(オセアニア・ユーラシア・イースタシア)に分かれ、主人公ウィンストンは、「ビッグ・ブラザー」率いる党が支配する全体主義的な国家オセアニアで、歴史を改ざんする仕事についている。人々の行動はすべて監視され、党の思想に反するものは「思考警察」によって摘発。党は1人の人間