心が乱れたときの対処法
時々、激しいフラッシュバックに襲われる。
情けない。
笑顔で暮らしているのに、
深層心理は どうやら たいそう御立腹だ。
奥歯の浮きと歯茎の腫れ。
『 アンタ、ええかげんに しなはれ 』と
自身に呆(あき)れる。
💡三尺三寸箸
昔 ある所に、
地獄と極楽の見学に出掛けた男がいました。
最初に、地獄へ行ってみると
ちょうど食事の時間でした。
食卓の両側には、
地獄の住人達がズラリと並んでいます。
男は「 地獄やしなぁ、
絶対 粗末な食事に決まってる 」と
テーブルの上を見ると
えっらい豪華な料理が並んでいるでは
ないですか。
ですが、地獄の住人達は、
全員 ガリガリに痩せているのです💦
「 おかしいナァ 」と思い、よくよく見ると
罪人の手には、長さ三尺三寸(1m)はある
べらぼうに長い箸を握っていて
その長い箸を必死に動かして、
ご馳走を自分の口へ入れようとしますが、
うまく食べることが出来ません。
イライラしたり、
隣の人が箸でつまんだ料理を奪おうとして、
ケンカを始めるモノもいます。
次に男は、極楽へ向かいました。
こちらも食事の時間らしく、
極楽に住む人達が、
食卓に仲良く座っておられました。
もちろん料理も立派な御馳走。
「 さすが極楽の人達は、皆、色つやも良く、
ふくよかだなぁ 」と思いながら、
ふと箸に目をやると
それは地獄の餓鬼と同じ、
1メートルを越える長い箸。
「 いったい、極楽と地獄とでは
どこが違うのだろう?」と思い、
目をこらして見ると、
極楽の人達は、長い箸でご馳走をつまむと
「 はい、どうぞ 」と
自分の向い側の人に食べさせ始めたのです。
そして、その相手も
「ありがとう御座います。
あなたは何がお好きですか」と
今度は向いへ箸を向け合いました。
男は、
「なるほど。極楽の人らは心掛けが違うなぁ」
と感心したという話です。
💡美しい話しを聞く(読む)
私は未熟だ。
年々、自身の表層と深層の心が
解離してきているような気がする。
平気なつもりでも、深層心理が悲鳴をあげる。
そんな時は、心あらわれる話しを聞くのだ。
映画でも物語でも良い。
美しい人と その行いに自分を投影する。
💡予定を入れる
とにかく余計なことを考える時間をなくす。
ジムに行くのもヨシ。
友達と会うのもヨシ。
髪を切るのも 気分が変わる。
💡物語の感想
It's my pleasure.
相手から感謝された際に、
『 どういたしまして 』という意味で
使われるが、
直訳すると『 私の喜び 』
人様に役立てること、喜んで貰えることは、
自己肯定感を満たす。
It's my pleasure.
御礼を言うのは、私です。
💡おまけ
なんかさ『 我が、我が 』って相手って
キッツイねん。
ガッツクな。貧乏くさい。
そういう相手といる時って、
ものすごく後味が悪い。
逆に、時間を共有できたり、
気遣えたりし合える相手って、
呼吸が、ものすごく楽になる。
会ってくれた事、時間を作ってくれた事に
『 ありがとう 』と言いたくなる。
落ち着け、俺。
閃光( Flash )なんやから、すぐにおさまるさ。