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なぜイタリアワインを勉強すべきなのか!!

みなさんCiao!!
イタリアワインの魔女です🦹‍♀️

今日は、世界中にワインが溢れている中で、今、
なぜ、イタリアワインを勉強すべきなのか、というお話をしたいと思います。

世界最大のワイン生産国とは・・・?


みなさん、世界で一番ワインを作っている国はどこだと思いますか?


ふっふっふ〜😎

もちろん、イタリアです!!🙌🇮🇹

かなり前はフランス🇫🇷が1位だったのですが、近年はダントツでイタリア!🎖️


©︎Italian Wine Central

多い方から順に、
1、イタリア

2、フランス
3、スペイン
4、アメリカ
5、オーストラリア
6、チリ
7、アルゼンチン
8、南アフリカ
9、ドイツ
10、ポルトガル
(※2023年のOIV国際ブドウ機構のデータ)

上位4位までは今のところ変わることがないですが、兎にも角にもイタリアが第1位なのです!!
ちなみに、イタリア全20州の中で生産量の多い、プーリア州、ヴェネト州の合計生産量だけでも世界4位に入るほどの生産量がありますよ!


ちなみに・・・ワインといえばどこの国?と聞くと、
フランス、アメリカ、チリ・・・というお声を耳にします。
それぞれの国に有名なワインがありますよね。
フランスならブルゴーニュ、シャンパーニュ、ボルドー
アメリカならナパ・ヴァレー
が有名でしょうか。
日本でワインといえば?とお伺いしてよく挙がるのがチリ
それもそのはず。
チリは日本にとって、最大のお取引先日本が1番輸入しているのはチリのワインなんです。(輸入量)
もしかすると一番見かけるのはチリのワインかもしれませんね。

で、私はイタリアワインの魔女🦹‍♀️🇮🇹なので、イタリア贔屓なお話をすると、
今、世界で最もワインを生産している国はイタリアなので、学ぶ価値があり、学ぶべきなのです!

ところが難しいイタリアワイン

イタリアワインって難しいんですよ。
大体、ワインの資格試験の受験では、勉強するのを諦め、捨てられることの多いイタリア😞🇮🇹
それはなぜか。
難しいからです。
では、どう言ったところが難しいのでしょうか。

特徴その1 全20州でワインが生産されている。

イタリアワインといえば、の1番はじめに挙がるイメージといえば、
「全20州でワインが生産されている」こと。

例えば先ほども名前の出たフランス、アメリカ、チリはワインを生産していない地域や県などがあるので、全20州でワインの生産できるイタリアはそれだけブドウにとって、良い環境に恵まれているということです。
日本で言うと全47都道府県でワインが作られているのと同じようなことですが、日本では沖縄など、ほんの少ししかワインを生産していない都道府県もあります。
それに比べると、イタリアではほぼ全州で、ある程度の量のワインが生産されているのです。(一番多い州と一番少ない州では大きな差がありますが😃)
すごいですよね!!
ところが、全20州でワインが生産されているということは、まず20州の場所を覚えるところから始まるわけですね・・・
「アブルッツオ州」はどこにあるかわかりますか?
と言われて、「ここ〜!」と言えるようになるまでには少し時間がかかってしまいますよね・・・
そしてそれぞれの州でそれぞれのワインがあるので、それも覚えるとなると・・・結構大変です😅


特徴その2 品種が多い

イタリアワインの特徴としてよく言われるが、土着品種の多さ!
魔女が2019年にイタリアンワインアンバサダー(日本人は2023年現在4人)に合格にした際、(ちなみに魔女は日本人唯一のイタリアンワインエデュケーターです🎖️↑なぜか消えている私の写真・・・虚偽の申告ではありません!確認中です)
567品種あると学びました。多い・・・😱🍇🇮🇹
それから4年以上経っているので、品種がもっと増えているかも知れませんが・・・
例えば、567人の人の名前と顔を全部覚えましょう!と言われて、覚えられますか?
なかなか難しいですよね・・・(^^;;
ここもイタリアワインがお勉強から投げ出されてしまう理由の一つです。

ただ、ここに興味深いデータがあります💡

イタリア、フランス、アメリカの土着品種の多さを比べてみましょう。
少し考えてみてください・・・

イタリア、フランス、アメリカ、それぞれの国で生産されているおよそ90%のワインが、何品種で構成されていると思いますか?

先にお伝えしておきますと、これも「イタリアすごいよ!」と言いたいだけなのでお付き合いくださいね!

一番少ないのはアメリカ🇺🇸
そうですよね。
この中だと一番最後にワイン造りが始まった国(大航海時代以降にワイン造りが始まった国を新世界と分類します)ですので、品種の数が少なそうだな・・・ということは想像できますよね😊
アメリカは90%のワインが9品種で構成されています。

さて、フランスは・・・・🇫🇷
歴史も長く、旧世界の代表産地(旧世界とは、大航海時代以前にワイン造りが伝わっていた国)。
でもブドウやワインが伝わったのはイタリアより後なんですよ〜😁
認知度も高いフランスですが、90%のワインが15品種で構成されています!
アメリカより多いのも納得ですよね!

ではイタリアは!?
ここまでお膳立てしてきたので、「イタリアすごい!」と言っていただけるでしょう!!

なんと・・・・



イタリアは90%が30品種で構成されているのです!!
バンザーイ🎉🙌🥳✨

つまり、とっても無茶苦茶な言い方をすると、
イタリアのワインは最低でも30種類は飲まないと語れない!んです!!

大変だ、、、🤯

特徴その3 多様性が複雑すぎる


というわけで、イタリアは、全20州でワイン造りが行われており、そのそれぞれの州に土着品種があります。
それが掛け算式のようになっていて、
20州✖︎567品種・・・は実際はなくて、でも実際に今もワイン造りに使われている品種は100種類以上あり、さらに、
同じブドウ品種でも、州や地域が変われば異なった特徴や味わいになるので、
掛け算の掛け算が続き・・・とにかくスタイルが幅広くなります。
これを整理して覚えるのは大変ですよね。。。😅

イタリアワインの勉強法

では、この多様性溢れるワインの国イタリアのワインはどのように勉強したらいいのか。

色々方法があるのですが、
まずは交通整理をして勉強した方がいいですね。
州ごとに勉強していく、品種ごとに勉強していく、DOC/DOCGごとに勉強していく・・・(DOC/DOCGはこちらの記事で触れています)
どの方法にしても、膨大な知識を蓄積していく必要があります。
魔女的には、飲んで覚える!これ有効です!!❤️‍🔥
しかし、飲むと酔っ払って忘れるので、大体3回ずつくらい飲んでいくとだんだん血となり肉となり・・・覚えていけることでしょう😁
素振りと同じです⚾️
繰り返し体に染み込ませていくのが一番有効だなぁと思っています。
冗談のような・・・でも少し本気です🤓キリッ‼️🦹‍♀️
それだけ時間がかかるのがイタリアワインの勉強なのです。
ワインの勉強は一生終わることのない、永遠の旅です🚢
焦って詰め込んでも、それはきっと体には残らない。
ゆっくり時間をかけて、丁寧にその品種やワインの良さを体感していっていただけたらな、と思います☺️🍷🇮🇹


でも、一人で1本ずつ飲んでいくと一生かかってしまうので、(一生でも終わらない😂)ワインスクールに通うのもよし。
魔女のように、交通整理をしてくれる人の教わるもよし👮👮‍♀️です。

おすすめのワイン


そんな今日飲みたいワインは・・・
日本では最も認知度の高い白ワインかも知れない・・・ソアーヴェ🥂
ソアーヴェというと、がぶ飲みワインのイメージが多いかも知れませんが、
本当に、ソアーヴェをナメないでほしい!!
魔女はよく、「〇〇ナメんなよ」、を多用してしまうのですが、(イタリアワインが過小評価されてしまうのが悔しくて・・・😞)
このワインは本当に上手に造られていて、私の中では冷蔵庫に置きたい常備薬💊

Soave Classico / INAMA ¥2,750

りんごやアプリコットなどの黄色い果実の香りに、甘いお花の香り、
ほんのりとハーブやアーモンドのニュアンスがあり、
飲んでみると酸が高く爽やかで、余韻には少しミネラル感があり、お口の中にほんのりと味わいを残してくれる・・・😋🥂
これこそ典型的なソアーヴェの代表

ライトボディ(軽やかなワイン)で、暖かい時期☀️にももちろんおすすめですが、このエアコンで乾燥する冬の時期にも、こたつでぬくぬくしながら爽やかさを味わっていただきたいワインです。
白身のお魚や温野菜にも合いますが、ペアリングを考えずに気軽に飲んでいただきたいワインです🥂

こちらからご購入いただけます🥂

ワインの情報



【ワイン名】Vin Soave(ヴィン・ソアーヴェ)
【生産者】INAMA(イナマ)
【州】ヴェネト州
【格付け】Soave Classico(ソアーヴェ・クラッシコ)DOC
【ブドウ品種】Garganega(ガルガーネガ)
【ヴィンテージ】2021年
【タイプ】すっきり・白

だいぶ前ですが、訪問したことがあるので、お写真をお見せしますね🎶🇮🇹

INAMAの入り口
INAMAの近代的なワイナリー【グラヴィティ(重力を使って電力を削減する)システム】
INAMAのワイナリーでのテイスティング

このワイナリーは白ワインだけでなく、赤ワインも本当に美味しい!!
カルメネーレという黒ブドウ🍇を使っているのですが、
これもまず一度飲んでいただきたいので、、またご紹介させていただきますね🍷

以上、今回も魔女のイタリアワイン愛が炸裂しました🦹‍♀️🔥
最後まで読んでいただきありがとうございました🙇‍♀️

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