寺越隆喜

俳優、パフォーマンス、展示、駄菓子屋などなど様々な表現活動している。 いろんな土地に行…

寺越隆喜

俳優、パフォーマンス、展示、駄菓子屋などなど様々な表現活動している。 いろんな土地に行き、そこに住んでる人たちと一緒になって作る企画「出会った人と作っていくぜ」を決行中。

マガジン

  • 中谷計氏のレポート

    以前は戯画リンピックを中心に記事を書いていた中谷計さんが寺越の活動のレポートを頼まれたことにより寺越の活動のレポートを度々書くことに。

  • 第十一弾 岩手編(二戸市)

    初の東北!自殺率全国一位(寺越調べ)の二戸市とはどんなところなのか。ここでどんなんができるのか?

  • 第十四弾 壱岐編

    「出会った人と作っていくぜ」も14回目。 長崎県の五島列島などの近くにある壱岐島へ。 ikibase(イキベース)にてアーティストインレジデンスで2週間滞在制作。

  • 第五弾 新潟編

    第五弾は新潟の佐渡ヶ島で3日間。 はんぎり〜仙人との出会い〜どろリンピックと充実した3日間。

  • 第四弾 伊豆大島編

    伊豆大島在住の舞踏家青木さんの家に宿泊させてもらい一週間共同生活をして「大島のボレロ」を作る

最近の記事

体験型アトラクション「Feelinling」レポート

まずい、寝坊した。 急いで身支度をしてタクシーを拾い、東京駅に向かう。 昨晩は飲みを断れず、気が乗らないまま酒をつきあわされた。接待飲みというものだ。これはフリーの辛いところ。タバコ臭いスナック全体に響き渡るカラオケの大音量を聞きながら酒を流しこみ、相槌をうつ。一体家に着いのは何時だろうか? ノロノロ走っているタクシーに急いでいる旨を伝えると口調が荒くなっている事に気づく。ゴン(ゴン田中)に連絡をして遅れると伝えるとLINEのスタンプがなかやまきんに君の笑顔で腕を曲げてい

    • イキベース祭り当日!!

      壱岐15日目 最終日 壱岐に来てフィールドワークして古墳という名の墓に着目(小さな面積なのに壱岐には長崎の6割もの古墳が存在‥多すぎる‥) 過去、現在そして未来の″墓の概念″の変質のパフォーマンス「イカシスハカ」を滞在アーティストで画家の古賀研太さんと一緒に考える日々だった。 ジャグラーでありパフォーマーでもある小辻太一さんと鈴木仁さんも同時期にいたので、彼らの作ったものとおれらの「イカシスハカ」で時間をわけてアートフェスみたいにしようと話し「イキベース祭り」と銘打って開

      • 祭りの前の日

        壱岐14日目 また雨か…まぁ梅雨だからしょうがないとはいえ、おれがここきてから雨多いなぁ。でも前回の鳥取県の湯梨浜町に比べたらましかな。あん時はほぼ雨だった気がする。 古賀さんと通しをしてから映像みて再度チェック。 クリエーションやるたびにペンキが下に引いてるシート、服、おれの身体にまで重ねられていく。 どんどん積み重なっていく空間との調和。 ついに明日がパフォーマンス本番。 アトリエの外側も異様で雑多なイメージを出したかったので古賀さんと話しながら作っていく。 夜は

        • 後悔はあまりしないが…

          壱岐13日目 アトリエ籠もって準備、準備〜♪ 前日に壱岐に到着した、滞在アーティストの鹿野結菜さんがいたから通しを観てもらう。彼女には前日も到着早々見てもらいフィードバックを沢山もらっていた。まさかこの日も見てくれるとは…断りきれなかったのかなぁ。 終わって鹿野さんにまたフィードバックをもらう。鹿野さんはちゃんと見てくれているのでフィードバックも的確。イカシスハカは彼女が一番見たんじゃないかなぁ。フィードバック後に鹿野さんが 「私もイキベース祭りのために絵かきます」 と言

        体験型アトラクション「Feelinling」レポート

        マガジン

        • 第十一弾 岩手編(二戸市)
          16本
        • 中谷計氏のレポート
          23本
        • 第十四弾 壱岐編
          15本
        • 第五弾 新潟編
          3本
        • 第四弾 伊豆大島編
          9本
        • 第三弾 東京編
          19本

        記事

          イキベース祭りだ、ワッショイ〜!

          壱岐12日目 古賀さんと少し前から日曜のアートフェスを盛り上げるために食べ物が必要じゃないかと話していた。古賀さんオススメのパン屋Chadoだったらもしかしたら協力してくれるかもとのことなので早速向かう。 「日曜のアートフェスの時にパンをうってくれませんか?一緒に盛り上げて欲しいです」 「フェスですか?はい、いいですよ。あ!日曜は娘の運動会だ!あ、だったら朝にパン、焼き菓子何個か見繕ってそちらに持っていきますよ。」 やった〜!! めちゃくちゃ協力的な人達で有り難い。Ch

          イキベース祭りだ、ワッショイ〜!

          予告動画作っていくぜ!

          壱岐11日目 古賀さんと郷ノ浦まで買い出しと宣伝へ。 ホームセンターで必要なものを選んでて横をみると古賀さんが握手を求められていた。どうやら古賀さんの絵のファンらしい。すげぇな。 まさか壱岐で繋がるとは‥いい瞬間みれたなぁと思うと同時に、そこ入口だからどいてくれない!というガサついた心も顔を出す‥まぁ羨ましいんだろう(笑 その後、古賀さんオススメのmorinocafeいって宣伝しつつパフォーマンスの事話していると 「しつこい位SNSあげないと意外と気づかれないもんよ。私

          予告動画作っていくぜ!

          プチアートフェス?

          壱岐10日目 ikibaseのアトリエでずっと創作。 時間関係なしに場所をつかえるのは有り難い。この空間をどういう風にするかのイメージはなんとなくできてきた。 古賀さんには墓の概念の変質を色によって表現してもらおうと思っていて、おれはそこでどうやって身体を存在させようか? 身体を動かしながらそんな事を考えていた。 古賀さんの予定が終わり二人で何度かやってみる。まだまだなんか足りないなぁ。でも誰かとこうやって作っていくのが、改めておれは好きなんだなぁと実感。 夕方位に滞在

          プチアートフェス?

          ガンガン作っていく

          壱岐9日目 来週末のパフォーマンスに必要なものを買い出しに。途中芦辺町のチリトリ自由食堂でカレーを食べたがめちゃくちゃうまかった!食べ過ぎちゃったもんなぁ。ここやゲストハウスみなとや、壱岐島ファクトリーとかにチラシを置いてもらう。 ikibaseに戻り、空間作りをざっくりして、今回一緒にやる古賀さんと話しながら作っていく。やっぱりこうやって話しながら作っていくのが面白いよなぁ。前回は一人だったからなぁ。 今回古墳という墓に出会ってから墓の歴史を調べて、墓の概念が時代によ

          ガンガン作っていく

          「身体で遊ぼう」

          壱岐8日目 WS?遊び?の「身体で遊ぼう」が行われる日。 たくさん集まったら近くの浜でやろうと思っていたが、あいにくの雨‥まぁ梅雨だからなぁ。 準備万端で、さぁ何人くるかぁ〜と楽しみにして時間ちょい前に外で待つが…あれ?…少し待って時間になるも来る気配がない。 そこから暫く待ったけど誰もこねぇ。いや〜これはこなそうだなとテンション下がり室内へ。 マジか〜。ダリアさんの時、めちゃくちゃ人集まってたけどなぁ。前日までは今ごろ人で溢れてるイメージだったわ。 こうなったら、じっ

          「身体で遊ぼう」

          明日の楽しみ

          壱岐7日目 いつもの喫茶店に行きパフォーマンスの事を一旦置いとき、明日のWS?遊び?の「身体で遊ぼう」の事を考える。脳みそフル回転してばっかだな。なんかここ2.3日自分のリズムが乱れてる、もしくは変わってきてる気がする。なんだろう。壱岐のリズムなのか、これが。 しかしここのマスターはいつ来てもメジャーリーグ見てるな。そりゃそうか、客はおれだけだもんな。 「身体で遊ぼう」の流れは身体をつかって自分の名前を書いてもらったり、ストップして相手を動かして一枚の絵を完成させたりして

          明日の楽しみ

          予測できないから面白い

          壱岐6日目 スローペースな1日。ちょっと疲れてきてるな。 いつもの喫茶店に行き、いろいろ考え、もう考えてばかりじゃんよ〜まぁいつもそうか。作る事に集中し始めると喫茶店とパフォーマンスやる場所の往復になっちゃうんだよなぁ。 本当にその土地を堪能しているのか?もうちょっと期間が長ければなぁとか考えていると、あっという間に約束の時間に。 一支国博物館3階の喫茶スペースで未来座壱岐の演出堀川さんと話す。壱岐唯一の市民劇団未来座は壱岐の民話や遺跡など壱岐にまつわるものをとりあげてほ

          予測できないから面白い

          古賀さんとパフォーマンスをやる事に決定!!

          壱岐5日目 この日は籠もってパフォーマンスの事を考えようと思い、少し離れた喫茶店で延々と。ikibaseで籠もれば金もかからなくていいんだけど少しでも壱岐の人と絡みたいじゃん。まぁどうせ来週はパフォーマンスでikibaseに籠もらざるえないからね。 たまたま平山1号墳という超絶心躍らせる古墳に出会ってから壱岐に大量に存在する古墳探索に出たが、観光地になってない多くの古墳は草や木が伸び放題で整備されておらず、どこにあるのかさえもわからん何百年前の古墳という名の墓。 そこか

          古賀さんとパフォーマンスをやる事に決定!!

          陽のエネルギーに溢れてる

          壱岐4日目 前日の古墳探索のため、つかいまくった壱岐チャリ(電動レンタルサイクル)バッテリー交換のため、印通寺港近くのマリンパルという産地直売所、観光協会、図書館などがある施設へ。 え、休館日?聞いてねぇ〜今日返却日なんだけど、どこに返せばいいの〜? とりあえずパンフレットに乗ってある観光協会に連絡して事情を説明。   「あ〜そうなんですね。ちょっと待ってください。え〜近くの印通寺港に返却できます。バッテリーも港の方にあると思います」 思います? ここが気になったが、ま

          陽のエネルギーに溢れてる

          壱岐の古墳探索へ

          壱岐3日目 前日の平山1号墳との出会いから、墓の事を考え始め、墓はこの先どうなっていくんだろうという漠然としたものが前日の夜にうかんできた。今回は墓なのかもしれない。 ということで、この日は長崎県全体の古墳の6割がある壱岐(面積の割に多すぎる)の古墳探索にレンタルサイクルでレッツゴー!  前日のダリアさんのWSみて、おれも1週間後に宣伝の意味も込めてWS?遊び?をやろうと考えチラシを作っていたので、そのチラシをコンビニに印刷する事情もあり芦辺町の古墳を探索。 スマホを

          壱岐の古墳探索へ

          フィールドワークしてWS突入

          壱岐2日目 壱岐は郷ノ浦町、勝本町、芦辺町、そしてikibaseがある石田町にわけられている。まずは石田町をフィールドワーク。 民宿多いけど、けっこう潰れている。 お、海だ!筒城浜! いいねぇ海は!石田町は海水浴場が多い。 あ、牧場だ。牛に興味を抱き近づいて見つめう。始めは牛もおれの事に興味をもってお互い見合っていたが、徐々に牛が興味をなくしてるのがわかる。 悔しい!おれは牛に注目してもらいたくて牛と視線合わせながら牛のように足で地面を何度も何度も引っ掻く。これが効果的面

          フィールドワークしてWS突入

          壱岐のikibase

          壱岐1日目 はい!始まりました〜壱岐です!壱岐! 14回目は長崎県の島、壱岐島です。 ikibaseというゲストハウスでアーティストインレジデンスの申請が通ったので、今回はコチラで2週間滞在制作してパフォーマンスを作る事に決定! まず飛行機で博多空港いって空港から地下鉄とバスつかって博多港へ、そこからフェリーで壱岐の郷ノ浦港へ、そんで郷ノ浦からikibaseまではバスで40分位かなぁ。まぁ1日がかりの移動です。 フェリーまで少し時間あったから現在福岡在住の大学時代の友達

          壱岐のikibase