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イキベース祭り当日!!

壱岐15日目 最終日

壱岐に来てフィールドワークして古墳という名の墓に着目(小さな面積なのに壱岐には長崎の6割もの古墳が存在‥多すぎる‥)
過去、現在そして未来の″墓の概念″の変質のパフォーマンス「イカシスハカ」を滞在アーティストで画家の古賀研太さんと一緒に考える日々だった。

ジャグラーでありパフォーマーでもある小辻太一さんと鈴木仁さんも同時期にいたので、彼らの作ったものとおれらの「イカシスハカ」で時間をわけてアートフェスみたいにしようと話し「イキベース祭り」と銘打って開催することになった。
3日前ikibaseにきた鹿野結菜さんもその話しを聞いて展示作品を仕上げてくれた。更にパン屋Chadoさんに協力してもらいパンや焼き菓子を提供してもらいより盛り上がってきた。

そしてついに「イキベース祭り」当日がきた。

手書きの看板(右)チラシを貼り付けた怪しい看板(左)

お客さんはけっこうきてくれて、まずは14時から小辻太一さんと鈴木仁さんのWSから幕が上がった。
身の回りにあるもの(棒、ビニール袋、紐を、お手玉などなど)の新しい遊び方を大人、子供交えて体験。

左の白シャツ正座が鈴木さん、青いシャツが小辻さん、ドア付近の黄色いワンピが鹿野さん

少しして、それを発展させた二人のパフォーマンスを披露。おれには遊びを通して徐々に距離が縮まっていき、最終的に繋がっていくように感じ、すげぇ面白かった。様々な場所へWSで呼ばれ忙しい二人が短い時間の中、ストイックに作っているのも見ていたのでそういうのも相まってより感動した。

紐をもつ小辻さん(左)棒をもつ鈴木さん(右)

終わってお客さんをカウンターに誘導。鹿野結菜さんの作品をみながらパンや焼き菓子食べながら歓談タイム。今思えばここの時間が少し長すぎたかもしれない。
鹿野結菜さんは面白い人でマスコット的要素はあるけど作品は雄大かつ繊細。彼女の作ったものを実際にもっと見たくなった。

Chadoのパンや焼き菓子はすぐに売り切れ
カウンター真ん中に鹿野さん(左から二人目)の作品

そして我らが「イカシスハカ」へ。
古賀さんが様々なハカに色で概念をつけ徐々に変えていき、おれの身体がそれを空間に広げていく。

概念の変質が色で表され、こびりついていく寺越
写真 Jumpei
丁寧に墓の概念を彩っていく古賀さん
写真 Jumpei


子供はおれの動きをみて「気持ち悪い〜」「へんな動き〜」とか言いつつも椅子から飛び出して、おれに絡みついたり葉っぱを渡したりと予想外の事が色々起こり、めちゃくちゃ楽しかった。

テンション上がったもんなぁ。

終わって何人も残ってくれて、そこからフィードバックへ。「イカシスハカ」の意図を伝えたらお客さんのいろんな見方があり、どれも興味深く作った甲斐あったなぁと感じた。そもそもこんなに残ってくれたのが有り難い。

おれの中では「イキベース祭り」は大成功! 

勿論もっとこうやったらよかったなぁと思うところはあるけど、その時出来る事は全力でやり、その瞬間を生きていたと思う。

この壱岐でたまたま出会った古賀さんとガッツリ作れた事が本当に「出会った人と作っていくぜ」になったなぁと思い付き合ってくれた古賀さんには感謝しかない。

イキベース祭りに来てくれた人達も宣伝協力してくれた人達も好意的な人達ばかりで、いや〜壱岐いいよなぁ。

あ、唯一の残念な事はすぐ近くのみんなオススメの大浜という浜辺にいけなかった事かな(笑

「イカシスハカ」パフォーマンス前
「イカシスハカ」パフォーマンス後


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