後悔はあまりしないが…
壱岐13日目
アトリエ籠もって準備、準備〜♪
前日に壱岐に到着した、滞在アーティストの鹿野結菜さんがいたから通しを観てもらう。彼女には前日も到着早々見てもらいフィードバックを沢山もらっていた。まさかこの日も見てくれるとは…断りきれなかったのかなぁ。
終わって鹿野さんにまたフィードバックをもらう。鹿野さんはちゃんと見てくれているのでフィードバックも的確。イカシスハカは彼女が一番見たんじゃないかなぁ。フィードバック後に鹿野さんが
「私もイキベース祭りのために絵かきます」
と言っていた。嬉しいね。祭りはどんどん盛り上げなきゃね。
古賀さんと映像チェックしようと思ったら…と、撮れてない。まぁしょうがない、古賀さんとフィードバックしながらこの日の準備を終える。
壱岐の地元のテレビが小辻さんの取材に来たので、どうにか「イカシスハカ」も宣伝しようと思い、古賀さん作成のチラシ服をきて隙を伺う。
外から大回りして窓から映る作戦をしたけど、どうやら放送日はだいぶ先らしい。一体なんのためにやったんだ〜。
夜に近くのDEEPBLUEという面白そうなバーに宣伝も兼ねて行き、そこのママ、ひろさんと話していると、ピエール瀧似で車椅子のセンチョウと名乗る人物が登場。
元イカ釣り漁師のセンチョウは車椅子になり(事故かな?)そこからもともとやっていた音楽活動に全フリしているスケベな音楽家だった。センチョウの話しは面白くパンチがある。センチョウにパフォーマンスの宣伝をすると
「ikibaseって確か段差多いよね。厳しいかな」
この時咄嗟に″なんとかするんできて下さい″って言葉が出なかった。おれは怯んだ。おれらがパフォーマンスをやるアトリエは足場が悪い。
でもなんとかできたはず。これは今だに後悔している。
「ひろちゃん、DJやろうか?」
DJブースのところでセンチョウがDJをやりセンチョウナイトの幕が上がる。センチョウはなれた手つきで皿を回し、おれらは気づいたら立ち上がり踊りながら声をだしていた。
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