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だってその人、経験したことないんだもん。
こんにちは、生きづらさ専門カウンセラーのしのぶかつのりです。
今日あなたにお届けする「生きづらさから脱け出す言葉」は、
どんなに説明しても理解してもらえないよ。
だってその人、経験したことないんだもん。
です。
これは理解してもらいたい、でも理解してもらえない、っていうふうに悩んだときに効く言葉です。
私もそうですけれど、生きづらい人っていうのは、
「理解してもらいたい」
「共感してもらいたい」
っていうこう気もちがすごく強いですよね。
それは「悩みの階層」が深いから。
「悩みの階層」が深いほど、その悩みは、深く複雑で人にわかりにくくなっていきます。
だからなんとかわかってもらいたいと思って、自分の苦しみを精一杯、正確に、人に伝えたくなる。
共感してもらいたくなるわけです。
そこで、
「昨日、こんな思いをしたんだ」
「子供の頃に、こんな目にあったんだ」
「学生時代に、こんな苦しい経験があったんだ」
と、いろんなこと話してみる。
でも・・・。
どんなに切実に話しても、相手からの反応はだいたい、
「へえ~」
みたいな感じで終わっちゃう。
その結果、ガッカリして余計傷ついてしまうっていうことが、けっこうくり返されるわけです。
私もね、それをくり返してきた訳ですけど、なんでこうなるのかっていうと・・・。
話を聴いてもらった相手が、生きづらさを経験したことないからなんですよね。
だからこちらが話した内容に「臨場感」を感じられないんです。
切り傷とかならわかるわけですよ。
「うわぁ、痛そう~!」っていうふうに。
誰だって切り傷ぐらいは経験してるから共感してもらえるんだけど、生きづらさっていうのは、そうはいかない。
ほとんどの人は、生きづらいとまで感じる苦しみを経験したことがないから、臨場感が感じられないっていうことなんです。
だから、言うだけ無駄になってしまうことが多い。
さらに、聴かされた相手もやっぱり困っちゃうわけですよね。
どう反応していいかわからない訳ですから。
だから、私たち生きづらい人間っていうのは、どうしても「理解を諦めること」っていうのが必要になってくるんですね。
断腸の思いですけどね。
なので、もしあなたが理解してもらいたい、でも理解してもらえないっていうふうに悩んだときには、この言葉を思い出してみてください。
どんなに説明しても理解してもらえないよ。
だってその人、経験したことないんだもん。
今日もあなたに、心地よい人生が訪れますように。
生きづらさ専門カウンセラー
脱世間起業塾Adic塾長
しのぶかつのり
※コミュニケーションが苦手なため、コメントへの返信は控えております。すみませんです。