科学的アプローチで子どもたちを支える-今村智子の自己紹介
はじめまして
こんにちは、今村智子と申します。私はADHD当事者として、幼少期から多くの困難を経験してきました。しかし、その辛い経験があったからこそ、子どもたちが適切な支援を受けられるよう、科学的な根拠に基づいた支援方法を学び続けたいという原動力となってきました。
教育分野における20年以上の経験と専門性
教育現場での経験: 中学校の教員として勤務し、教育現場での実践を積みました。発達障害への理解が進んでいないことにショックを受け、米国で特別支援教育を学ぶ決心をしました。
海外での研究: アメリカの大学院でインクルーシブ教育を研究し、発達障害を抱える子どもたちが通常学級で活躍できる教育科学を学びました。この知識を日本で活かすべく帰国後、教育委員会に入り、巡回指導員として公立小中学校でのコンサル業務に従事しました。
専門資格の取得: 日本で教育に携わる中で、さらなる自身の専門性の向上が必要だと感じ、米国の大学院で応用行動分析学(ABA)を学び、米国の資格である、公認行動分析士(BCBA)の資格を取得しました。
現在の活動内容-科学的知識を保育現場に活かして
現在、米国に滞在しながら、私が理事を務める日本の保育園での活動に注力しています。
保育士への指導とサポート: ABA(応用行動分析)に基づいた保育法の指導やサポートをオンラインで行い、保育士たちが効果的な支援を実践できるよう支援しています。
早期発見・早期介入の実践: ビデオで保育園の様子を確認し、行動に難しさがある子どもや発達に遅れが見られる子どもに対し、医療的な診断を待たずにすぐにABA介入を開始します。
個別支援計画の作成: 子ども一人ひとりのニーズに合わせたABA行動介入計画を作成し、保育士と連携して実践しています。
インクルーシブ保育の推進: ABAを取り入れたインクルーシブな保育を実践し、すべての子どもが最大限の可能性を引き出せる環境づくりに努めています。
このブログを読むメリット
このブログでは、応用行動分析(ABA)という科学的手法を使って、子どもたちの成長をサポートする具体的な方法をお伝えしています。
子どもの行動を理解し、効果的にサポートする方法がわかる
日常生活に取り入れやすい具体的なヒントやアイデアを学べる
ASDやADHDなど特性を持つ子どもへのサポートに自信が持てる
アメリカでの子育てにおける具体的なアドバイスが得られる
異なる文化や教育環境での子育ての課題に対し、実際に役立つヒントやアドバイスを提供します。子どもの成長や発達に役立つ内容を、親しみやすく、わかりやすくお届けしています。
ブログを続ける思い:貴重な時間とお金を無駄にしないで!
子どもの未来を大切にしたいから、脳の成長が最も著しい時期に、質の低い療育で時間とお金を無駄にして欲しくない
幼少期は脳の発達が著しく、この時期の療育は特に効果的です。
3歳までに脳の約80%のサイズに達するこの時期に、早期発見・早期療育は非常に重要であり、効果的です。この大切な時期に、信頼性、専門性の低い療育に時間とお金を無駄にして欲しくないのです。
ABAの専門家が少ない
しかし、日本ではABAを専門的に学べる機関がほとんど存在しないため、ABA専門家が非常に少なく、適切な支援を見つけるのは至難の業です。
信頼のできるABA療育施設の選び方
療育施設を選ぶ際には、ホームページなどでBCBA(認定行動分析士)が在籍しているかを確認することが望ましいです。
しかし、日本にはBCBAが約20人弱しかおらず、地域によっては見つけることが難しく、見つかったとしても高額な場合がほとんどです。
家庭でできるABA療育法
そこで、私は多くの方々に家庭で実践できるABAを紹介しています。専門的な知識をわかりやすくお伝えし、ご家庭でも取り入れやすい方法を提供することで、子どもたちの未来を一緒に支えていきたいと考えています。
子育てが難しい理由:親の「良かれ」が逆効果になるから
時に、「良かれ」と思ってする親の行動が、望ましい結果をもたらさないことがあります。特に、発達障害児の対応では、親の「良かれ」のほとんどが逆効果になることが多いのです。これが、発達障害児の育児が難しい理由です。
この場合、ABA(応用行動分析学)などの科学的手法で行動を分析しなければ、一般の方はなかなか気づくことができません。
ですからABAの専門知識は非常に重要です。科学的な行動分析学を用いることで、子どもの行動を正しく理解し、効果的な支援を行うことができます。
このブログでは、専門的な知識をわかりやすくお伝えし、家庭で実践できる具体的な手法や、日常生活に取り入れやすいヒントを提供しています。一人でも多くの子どもたちが持つ可能性を最大限に引き出せるよう、そして親御さんや教育者が自信を持ってサポートできるよう、これからも情報を発信していきます。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?