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オミクロンの死亡率0.2%はインフルエンザと同程度:オミクロンは他の変異株より遥かに致死率が低く異次元の感染力でワクチンよりも持続的な集団免疫を築き多数の人命を救うかもしれない

本文:

オミクロン株は命を救うことになるかもしれない。以前の変異株よりもはるかに致死率が低く、その急速な広がりは最終的に私たちを集団免疫へと導くかもしれない。

ロバート・アーノット
2022年1月2日 午後5時4分 米国東部時間

集団免疫を推進するために、中共ウイルス(COVID-19)のオミクロン変異株に対してどのように試みるべきでしょうか?

私は中共ウイルスに感染して回復し、リジェネロン社のモノクローナル抗体の点滴を受け、2回目のワクチンを接種しており、私の抗体は異常なほどです。三重の防御で、おそらくオミクロンに感染することはないでしょう。しかし、オミクロンは山火事のように広がっています。十分な抗体を持つ多くの人が、この変異株に感染しているのです。重要なことは、入院や死亡に至ることはほとんどないということです。

オミクロンへの慎重な対応は、ワクチン接種者やワクチン未接種の若年層にも発症を促し、一方でリスクのある人々を保護することかもしれません。病原体の致死性を示す指標のひとつに、症例致死率(既知の症例数に対する死者数の割合)があります。オミクロンの起源と思われる南アフリカでは、28日間の平均症例致死率が過去6週間で8%から0.2%に低下し、インフルエンザよりわずかに高い程度になりました。オミクロンは感染者に新たな抗体を与え、より致死的な中共ウイルスの変異株に対する免疫力をさらに高めることは確実です。

オミクロンは命を奪います。インフルエンザもそうです。もしオミクロンで得た抗体が、より致死性の高い変異株による死亡リスクを50%でも減らす効果があれば、その抗体は別の変異株によって犠牲となるよりもはるかに多くの命を救うことができるでしょう。個人的な見解ですが、オミクロン株に感染して死ぬのと、オミクロン株に感染して抗体を持たないために、別の致死的な中共ウイルスの変異株に感染して死ぬのと、どちらが可能性が高いでしょうか?その答えは、政策担当のエリートが言うほど単純ではありません。

このようなコスト・ベネフィット(費用対効果分析)を政治家は行わないでしょう。ヨーロッパとラテンアメリカでは、様々な段階で新たなロックダウンが行われています。いつものように、彼らはすでに患者が急増してから始めたのです。先週のオランダのように、1日の患者数や死者数がすでに減少した後にロックダウンが開始されることもあります。EU、米国、ラテンアメリカでは、最新の患者死亡率はそれぞれ0.5%、0.4%、0.3%で、6月のデルタ波の最高値である4%から7%と高かったのが減少しています。無症状、軽症、未検査の患者を加えると、オミクロンの本当の死亡率は0.2%程度と思われ、季節性インフルエンザとほぼ同程度です。

ヨーロッパ、ラテンアメリカ、そして米国の一部の州の官僚たちは、「感染者が急増するのを待ち、危機が落ち着くまでもう少し待ち、人命を救うには遅すぎた後で、経済を爆発させよう」と言っているように思えます。

ロックダウンは人命も奪います。これは中共ウイルスによる、過小評価された巻き添え被害です。私と同僚は、リーズン財団(米国のシンクタンク)の10月の調査で、米国では2020年3月から2021年8月までの間に、殺人、自殺、薬物の過剰摂取、事故による超過死亡(過去の標準を上回る死亡数)が約8万2000人に達していることを発見しました。この間、殺人率はおよそ2倍に、薬物の過剰摂取による死亡は50%以上増加しました。事故死も増加しており、結局、職場よりも家庭で多くの致命的な事故が発生しています。一方、サプライチェーンの混乱、病院への不安、診断の遅れなどを総合すると、癌、心臓・肺疾患、脳卒中による死亡がさらに86,000人超過していることがわかりました。12月18日までの15週間で、中共ウイルスによるものではないものの、これらの超過死亡はさらに56,000人増加しました。

すべての死は悲劇です。しかし、私たち全員が最終的にはいずれ死ぬのだから、コスト・ベネフィットの観点から死を考察するのは賢明なことです。「科学に従う」という言葉をよく耳にします。真の科学的方法とは、議論を封じ込めることではなく、意見を述べ、仮説を検証することです。また、難しい科学に限らず、意図しない結果を予測しながら、コスト・ベネフィットの観点から厳しい問いを投げかけることも重要です。

この長引く悪夢を終わらせるために、型にはまらない答えを探りましょう。私はオミクロンを止めようとは思っていません。オミクロンを止めないことで、将来の中共ウイルスの変異株に感染して死ぬリスクを減らすことができるかもしれないからです。


アーノット氏は、カリフォルニア州ニューポートビーチに本社を置く資産管理会社リサーチアフィリエイトの創立会長です。

表紙の写真:caroline brehman/Shutterstock ロサンゼルス国際空港でチェックインを待つ旅行者(2021年12月28日)。

原文:


積極護国情報より:

はじめに

アーノット氏のポジティブな考え方、むっちゃ好きやわぁ〜♪

いや、好きかどうかは別にしても、ファウチやゲイツ、日本でも一部でオミクロンとか呼ばれている"何かの専門家"が勧めている感染症対策では、人命を中長期的に捉えた観点からのコスト・ベネフィットとは乖離があるとしか思わざる負えません。


米国国立衛生研究所 (NIH)での研究結果

中共ウイルス(COVID-19)の感染者が獲得免疫(抗体)を得られ、その抗体はワクチンで得られる抗体よりも長期間にわたり持続していることは、ワクチン開発を行う上でファウチが所長を務める国立アレルギー感染症研究所(NIAID)から資金提供を受けて国立衛生研究所(NIH)で行われた研究(2021年1月26日に研究結果の発表)にて、中共ウイルスに感染した患者は、回復後に持続的な免疫力持っていることが公式に発表されています。

そして、中共ウイルスの変異株はオミクロンが最後ではないことは確実です。
基本的にウイルスは、変異しながら弱毒化をしていきます。その理由は、感染した宿主が死んでしまうとウイルス自体も存在できなくなってしまうからで、強毒化した変異株は感染拡大しづらいのです。そのために中共ウイルスも基本的には弱毒化の流れを辿っていきます。

しかし、万が一にも致死的な変異株が発生した場合には、一度でも過去に中共ウイルスに感染し免疫を得ていれば、致死的な変異株に感染したとしても獲得免疫により、重症化や死亡する人々の比率が下がることは、NIHの研究結果の発表記事でも述べられています。

以下が、その研究結果の概要です。

研究者らは、中共ウイルスの感染から回復した調査対象者の大半で耐久性のある免疫反応を確認しました。ウイルスが細胞内に侵入する際に使用する中共ウイルスのスパイクタンパク質に対する抗体は、症状発現から1カ月後に参加者の98%で確認され、中共ウイルスから回復した人々には、さまざまな種類のT細胞やB細胞の免疫系の構成要素がすべて見つかっています。

ウイルス特異的B細胞は時間とともに増加しました。発症から6ヵ月後の方が、1ヵ月後よりもメモリーB細胞の数が多かったのです。この細胞の数は数ヵ月後に安定状態に達したように見えましたが、調査期間中レベルは低下していませんでした。

ウイルスに対するT細胞のレベルも、感染後高いままでした。症状発現の6カ月後、参加者の92%がウイルスを認識するCD4+ T細胞を持っていました。これらの細胞は、免疫反応の調整を助けます。参加者の約半数は、ウイルスに感染した細胞を殺すCD8+ T細胞を持っていました。
そのレベルは時間とともにかなり安定し、感染後6〜8カ月でわずかに減少した程度でした。

この長期的な免疫防御には、いくつかの要素があります。血液中に存在するタンパク質である抗体は、ウイルスなどの異物を認識し中和します。さまざまな種類のT細胞は、病原体を認識し、殺傷するのに役立ちます。B細胞は体が必要とするときに新しい抗体をつくります。
体内を循環している免疫細胞やタンパク質は、再び病原体に遭遇した場合、それを認識して殺すことができ、病気から身体を守り、病気の重症度を軽減することができます。

感染から回復した人の95%の人が、感染後8ヶ月までの間に、中共ウイルスの抗体を認識できる免疫系5要素のうち、少なくとも3要素を備えており、ウイルスに対する耐久性のある記憶を持っていました。


今後のワクチンやブースター接種の動向予測

そのため、感染力が強いオミクロンは世界中の感染者に対して、より致死的な中共ウイルスの変異株が発生してしまった場合に、死亡や重症化を防ぐ免疫力を与えていくことは確実でしょう。


また、中共ウイルスに感染したことによって得られる獲得免疫に比べて、ワクチンやブースター接種によって得られる免疫の持続期間が短いことは、ファウチやファイザーのCEOが発表しているように、既に明確になっています。


つまり、6ヶ月ほどしか免疫効果が持続しないワクチンやブースター接種者に対しても、オミクロンによる感染は新たに長期的に持続する免疫力を与え、より致死的な中共ウイルスの変異株に対する免疫力をさらに高めることは確実ではないでしょうか。

今後のワクチンやブースター接種の動向予測については、オミクロンの死亡率が0.2%程度で季節性インフルエンザとほぼ同程度であれば、毎年インフルエンザのワクチン接種を行っている人々などは中共ウイルスのワクチンやブースター接種を望むままなのでしょうが、それ以外の人々は疲労、頭痛、筋肉や関節の痛み、寒気、下痢、発熱等の副反応重篤化、死亡などの有害事象を含めて何らかの副反応の被害が多いワクチンやブースター接種から卒業していくようになっていくのでしょう。

そして、ワクチンやブースター接種による副反応の被害者が増加していく様なことがあれば、4回目、5回目とワクチンやブースター接種を繰り返すごとに、ワクチンやブースター接種を拒否する人々が増えていき、並行して弱毒化を続ける中共ウイルスの新たな変異株に感染し長期的な免疫力を獲得していく人々も増えていくことで、ワクチンやブースター接種の不要論が広まっていくものだと考えます。

その時が、本当のプランデミックが終演する時でしょう。


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