ザギザギ

普段はXで絵を公開しています。 こちらでは絵のメイキングや文章などを置いていきます。

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マガジン

  • 仮面ライダーエボル Phase: LEGEND

    仮面ライダーエボルのレジェンド形態を描くシリーズのメイキング。

  • 仮面ライダーのロゴを300個作ったので一つずつ紹介したい

    全仮面ライダーのイニシャルをガイアメモリ風のロゴにしたので、一つずつ紹介していきます。

  • 47都道府県の県章をモチーフに仮面ライダーを描いた話

    都道府県章をモチーフに47人の仮面ライダーを描いたので、1人ずつ紹介していきます。

最近の記事

【最終回記念】 全ケミー118体をロゴにした 【仮面ライダーガッチャード】

『仮面ライダーW』の変身アイテム「ガイアメモリ」には、 ・モチーフとなる事物の形状によって ・その事物のイニシャルを形作ったロゴ が刻まれている。 例えば「サイクロンメモリ」なら、 Cyclone=「渦巻く風」で「C」を形作っている👇 私はここ2年で500個以上のガイアメモリロゴをFAとして作成しているのだが、この度このようなマシュマロをいただいた。 そこで、 『仮面ライダーガッチャード』の人工生命体ケミー 全118体をガイアメモリ風のロゴにすることにした。 ケ

    • クウガとダブル、拳と涙

      ・『仮面ライダークウガ』48話 vsダグバ戦 ・『仮面ライダーダブル』48話 vsユートピア戦 この二つのシーンをふと重ねる時がある。 クウガとダブルには、以下のような共通点がある。 ・平成一期と平成二期、それぞれの第1作 ・48話で事実上の最終決戦を迎え、ライダー(五代/フィリップ)が相棒(一条/翔太郎)の前から姿を消す ・49話(最終回)で、消えたライダーの生存が判明する しかし、これらは本題ではない。 重要なのは48話で戦いが始まる瞬間、 両者が拳を交える1カ

      • ガッチャードデイブレイクという戦慄

        Xでガッチャード夏映画の話をした。 仮面ライダーが敗北したIFルートを妄想しまくって、 そのファンアートを描きまくっていた身として、 ついに公式が正面から叩きつけてきた絵面が ・右目を潰されて絶叫しながら流血する主人公  (ライダー歴僅か3ヶ月の17歳) ・地平線まで続くおびただしい数の墓標 なのは流石に白目剥いた。 誰がここまでしろと。 しかもこれ、Vシネ後日談じゃなくて普通に戦隊と同時上映の夏映画だからな。映画館を埋めつくす数のちびっ子たちにこの絵面ぶつ

        • 推し活とキャプ画

          Xで「推し活」について話した。 私は「推し活」を強迫的に押し付けられるのが大っ嫌いだ。 どんな推しコンテンツでも気分やタイミングや財布事情が合わなければ無理に追わなくていいと思っているし、その方が長期的に見ればコンテンツとの間によりいい関係を築けると信じている。 実際、今年に入ってからなんとな〜く視聴習慣とバイオリズムが合わなくて半年くらいニチアサ特撮を見てなかったのだけど、その間も別にそれでいいと思って過ごしてた。 人生が先、コンテンツは後。 逆はない。 もし、強

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        • 仮面ライダーエボル Phase: LEGEND
          8本
        • 仮面ライダーのロゴを300個作ったので一つずつ紹介したい
          12本
        • 47都道府県の県章をモチーフに仮面ライダーを描いた話
          3本

        記事

          「荒魂」としてのドゥームズギーツ解釈

          Xでドゥームズギーツについて話した。 英寿/ギーツが神ならば、 エース/ドゥームズギーツは「信仰を失った荒魂」といえる。 人の手で何もかもデザインできる未来世界で、わざわざ神に何かを願う者が果たしてどれだけ残っているのだろうか? 浮世の人々と神との繋がりはとうに絶たれた。 自らを信じて戦った仲間達もこの世を去った。 信じる者/信じられる者との繋がりをもたない、 孤高にして最強のエース。 それは、考えられる限り最低最悪の英寿でもある。 そんな思考実験IFとして、ドゥー

          「荒魂」としてのドゥームズギーツ解釈

          555とドンブラ:サイバーパンク世界の「自分らしさ」

          仮面ライダー555とドンブラザーズは、その雰囲気こそ真逆なれど、共に超テクノロジーが存在するサイバーパンクSFな世界観だといえる。 そしてここからが肝心なのだが、テクノロジーはアイデンティティを拡散させる。 仮面ライダーファイズに変身できるのは特定個人の特権ではなく、悪人でも怪物でもベルトさえ巻けばファイズになれる。 ドンブラザーズはメンバーが脱退するとすぐさま代打が補充され、無限に替えが効くシステムとして運営されている。 ベルトもアバターも乗り換え放題、本当の自分が分

          555とドンブラ:サイバーパンク世界の「自分らしさ」

          コンペ採用作品の制作プロセスを振り返る 【#KILLTUBE武器屋】

          劇場アニメ『KILLTUBE』の公募企画 #KILLTUBE武器屋 にて、私がデザインした 「インプレゾン無礼討(ブレード)」 が採用されました! ありがとうございます🙇‍♀️🙇‍♀️ この記事では、その制作プロセスを振り返ります。 そもそも #KILLTUBE武器屋 とは2026年公開予定の劇場アニメ『KILLTUBE』。 その世界観は「2026年まで江戸時代が続いている日本で、侍たちが決闘配信に挑む」というもの。 そして #KILLTUBE武器屋 とは、 その

          コンペ採用作品の制作プロセスを振り返る 【#KILLTUBE武器屋】

          記憶だけを頼りに仮面ライダー25人描いたので、答え合わせのために本物と比べてみる

          答え合わせします。 クウガ ・割と合っている気がする。 ・クウガのファンアートはよく描いていたので、大体の構造が頭に入っていた。 ・ただ、クラッシャーはもう少し角張った形状だったか…アルティメットの鋭い牙に寄ってしまった。アルティメットが好きすぎて、無意識に。 アギト ・これも割と合ってる。 ・クウガとアギトはセットで覚えているので、違うポイントも大体は頭に入っている。アギトはツノが内向きで、クウガよりもクワガタっぽい。 ・頭部の銀ライン、太さが途中で変わることに初め

          記憶だけを頼りに仮面ライダー25人描いたので、答え合わせのために本物と比べてみる

          五代雄介の「綺麗事」、その凄みについて

          『仮面ライダークウガ』の主人公、五代雄介(演:オダギリジョー)が好きだ。 彼はときに劇中人物から「綺麗事ばっかり」と評されながらも、実は誰よりもリアリズムに満ちた、ある種ドライな善 を行っている。 自衛のために振るう暴力でさえも憂う心の持ち主ながら、〈自らが拳を振るわなければ目の前で人が死ぬ〉という場面では即座に拳を振るえる。 ただし、大粒の涙を流しながら。 劇中で「五代さんの言っていることは綺麗事ばっかり」と反発された時、彼は以下のように返した。 「でも、だからこそ

          五代雄介の「綺麗事」、その凄みについて

          仮面ライダーエボル Phase: LEGEND 【完結編】

          いよいよ最終回! 前回記事はこちら👇👇👇 当初は、DXエボルドライバーに音声が収録されているエグゼイドまでしか描かないつもりだった。 しかし、エグゼイドフォームを完成させた後になって「せっかくここまで揃えたなら、もう2体作って平成を終わらせよう」と思い立ち、以下2つのフォームを追加で制作した。 仮面ライダーエボル ジーニアスフォーム 🔻「ビルドの力で変身したエボル」としてはラビットフォームが既にあること、そしてシリーズ全体の統一感を考えると最強形態モチーフが望ましいこ

          仮面ライダーエボル Phase: LEGEND 【完結編】

          仮面ライダーエボル Phase: LEGEND 【ドライブ〜エグゼイド編】

          前回記事はこちら👇👇👇 仮面ライダーエボル ドライブフォーム 🔻ファイヤーヘッジホッグの複眼(消防車部分)を参考に、横から見たトライドロンを複眼にした。三対のタイヤでトライドロンだと分かるようにしている。 ・頭部自体が正面から見たトライドロンの車体になっているタイプトライドロンは、フォーゼ コズミックステイツと同じく「頭部自体で一つのモチーフを表している」ライダーである。 ・そこで、フォーゼフォームと同様に「複眼と頭部で同じモチーフを用いつつ、複眼だけ独立させる」とい

          仮面ライダーエボル Phase: LEGEND 【ドライブ〜エグゼイド編】

          仮面ライダーエボル Phase: LEGEND 【フォーゼ〜鎧武編】

          前回記事はこちら👇👇👇 仮面ライダーエボル フォーゼフォーム 🔻ロケットパンダの複眼(ロケット部分)を参考に、〈2機のロケット(複眼部分) +  1機のロケット(頭部全体)〉でコズミックの頭部を表現した。 ・よく見るとロケット部分の形状がロケットパンダとは異なり、フォーゼのロケットモジュールと同型になっている。 🔻これはとにかく「いくらなんでも複眼のみでコズミックの頭部を再現するのは無理がある」という事実といかに格闘するかであった。 ・これまでの元ライダーたちとは違

          仮面ライダーエボル Phase: LEGEND 【フォーゼ〜鎧武編】

          仮面ライダーエボル Phase: LEGEND 【ディケイド〜オーズ編】

          前回記事はこちら👇👇👇 仮面ライダーエボル ディケイドフォーム 🔻ライダーカードフルボトルのレリーフから着想。これ以外のアレンジを思いつかなかった。 ・ディケイドの縦線を全てカードに置き換えている。カードの柄もパターンとして表面に載せた。額のカードの無限ループもポイント。 🔻反省点 ・ディケイド要素が残りすぎていて、エボル感がやや薄れている。 ・立体としてのウソが多すぎるので、もう少し練っても良かった。 仮面ライダーエボル ダブルフォーム 🔻ガンバライジング限定の

          仮面ライダーエボル Phase: LEGEND 【ディケイド〜オーズ編】

          仮面ライダーエボル Phase: LEGEND 【カブト〜キバ編】

          前回記事はこちら👇👇👇 仮面ライダーエボル カブトフォーム 🔻前回記事のブレイドと同じく、カブトムシモチーフのマスクを「縦向きにしたカブトムシ2匹」で再現することを試みた。 🔻今回はたまたまハイパーカブトの角が四又に分かれたデザインだった👇のが奇跡。 ・基本フォームの角は二又👇なので、これを「縦向きにしたカブトムシ2匹」で再現すると、複眼のカブトムシの角は枝分かれしない直線の棒になってしまう。これではカブトムシ感が薄れる。 ・すなわち、「先端が二又に分かれた角を持つ

          仮面ライダーエボル Phase: LEGEND 【カブト〜キバ編】

          仮面ライダーエボル Phase: LEGEND 【ファイズ〜響鬼編】

          前回記事はこちら👇👇👇 仮面ライダーエボル ファイズフォーム 🔻ファイズはとにかく、円形の複眼をどう表すか に尽きる。 ・ファイズフォンやファイズブラスターだけでは円形にはならないな……と悩んでいたところ、「ビルドとファイズの縁といえばスマホウルフ」と思い出し、その右目を見た瞬間に方針が決定。 ・電話アイコンで円形の丸みを表現し、空いた空間にファイズフォンをピタッとはめ込んだ。  🔻〈A×B〉の二次創作における要素の繋ぎ方は、 ・〈AからBなところを探す〉 ・〈Bか

          仮面ライダーエボル Phase: LEGEND 【ファイズ〜響鬼編】

          仮面ライダーエボル Phase: LEGEND 【クウガ〜龍騎編】

          前回記事はこちら👇👇👇 仮面ライダーエボル クウガフォーム 🔻前回、エボルのレジェンド形態のコンセプトを ・エボルのレジェンド形態は ・歴代ライダーのモチーフそのものを模した複眼によって ・マスク全体としては歴代最強フォームの姿を再現している と定めた。 ・これをクワガタモチーフのクウガに当てはめると、エボルクウガの複眼はクワガタになる。 ・クワガタ1匹を片目に配すと、左右の複眼でクワガタが合計2匹となり、クウガ アルティメットフォームと同じく4本の角が揃う。

          仮面ライダーエボル Phase: LEGEND 【クウガ〜龍騎編】