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【人生のほんの1日】20230618 農場に行ったりピアノの練習頑張ったりとか

5月から休日もいろいろ予定が詰まっていたりして、ゆっくり休めた気がしなかったのですが、来週放送の「趣味の園芸」の編集校正作業も概ね終わり、ひさしぶりにゆったり気分になれる日曜日でした。

お休みとはいえ、農場の水やりや見回りなどはルーティンなので、マイペースで仕事とプライベートをバランスよく過ごせました。

朝食は休日の定番、ご近所のスタバで夏仕様でアイスドリップコーヒーのベンティサイズを。

その足で農場へ直行。今年は人員が不足気味にもかかわらず、スタッフの意識とスキルが全体的にとても向上しているので、伸びすぎた茎の刈り戻しなどのケアも行き届いていて、宿根草の苗もとてもいい感じです。季節がら開花しているものも多くて、農場で過ごす時間は(暑かったけど😅)とても和みますね。

今日は挿木用の枝切りなどもして帰宅。挿し穂を発根促進剤に浸けてからピアノ練習開始。現在取り組んでいる曲は大曲難曲が多いので、夕方までかなり時間を割いて弾きました。

【今日のピアノ練習覚え書き】

ウォーミングアップ
スケール #系全調

初見練習 
ドビュッシー
「燃える炭火に照らされた夕べ (Les soirs illuminés par l'ardeur du charbon) 」

ドビュッシーの最晩年 1917年の作曲されたとされる遺作。2001年に発見された曲だそうで、私も最近知りました。

前奏曲集第1巻4番「夕べの空気に漂う音と香り」に似た感じの雰囲気と、前奏曲集第2巻にも特徴的に見られる3段譜の書法が後期ドビュッシーを感じさせますね。
見開き2ページの曲なので、初見練習の規模感にはぴったりでした。


以下、楽曲練習

坂本龍一 「andata」

私の場合、慎重に弾いても間違えた鍵を弾いてしまうことが多く、今年はミスタッチを減らすことも目標のひとつで、この曲も楽譜をガン読みで激慎重に間違えずにに通すという練習をしました。


スカルラッティ ソナタ K.466

この曲は成功率が低くて弾いてて自信なさそうになってしまう箇所がいくつか絞れてきているので、そこを運指の確認も含めて部分練習をしてから、間違えないように、そして大切に音を出す意識で通し練習を数回。

スクリャービン エチュードop.2-1

この曲は右手も左手も複数の声部が含まれるので、特に左手の声部がベース、サブメロディ、リズムと独立して聴こえるように片手ずつ練習をしてから、通し練習を数回。少しずつですが複層的で立体感のある演奏になってきたように思います。


パスカル・ヒメノ 演奏会用リズムエチュード 
1-1 ファンキー、1-3 ボレロ

今日の午前中は1番のファンキーに多く時間を割きました。速度を上げるとミスを連発してしまうので、今日は確実性を増すための練習を。
リズムを安定させて、かつ間違えないように楽曲を身体に入れたいので、いったんまたとてもゆっくりの速度に下げて、かつ音の間違いをなくすためにスタッカートで確実に音に当てる練習を入念に行いました。

3番ボレロは、ゆっくりだけれども停滞せずに曲が前に進んで聴こえるように曲の流れを意識して通し練習しました。


バッハ 平均律 第1巻 2番 BWV847、6番 BWV851

2番は完成メンテモード。今日も1回でプレリュード&フーガ通してほぼノーミスノンストップで弾けたので、そのいい記憶を残したままで苦手な6番を重点練習。
6番は特にプレリュードのミスが多いので、今日はリズム練習、スタッカート練習、片手ずつ練習などやや執念深く地味練習を頑張ったところ、昨日までよりもかなり流れて弾けるようになってきました(あくまで自分比)。
フーガもゆっくりだけど、重厚感のある演奏になるように意識して練習しました。

ベートーヴェン 
創作主題による32の変奏曲

今日はテーマから第18変奏までを各変奏ごとに間違えないように慎重に弾く練習をしました。
いくつか苦手な変奏があり、それらは片手ずつや部分練習などもしたので、かなり時間がかかりました😅

ショパン バラード第2番 op.38

今、練習を進めている3ページめまでを、昨日よりも速くキレイに弾けるように意識して練習。
あと、コーダの部分は難しくて後からはじめるとそこだけ弾けなくて仕上がらない原因になりそうなので、前半とは別立てで練習することにしました。
今日は最後の2ページちょっとあるコーダの前半を譜読みもかねてゆっくり弾きました。

ベートーヴェン ソナタ第17番「テンペスト」

緩徐楽章の第2楽章のリズム取りが私には難しいので、よく楽譜を確認しながら少しずつ弾き進めて通しました。


ラフマニノフ 楽興の時 第3、4番

3番はほぼ完成メンテ、数カ所ある苦手な音域の広い和音掴みを落ち着いて弾き切れるように本番モード集中通し。
4番は、一番苦手な中間部の6小節を片手づつ、激ゆっくり音と指のポジションを確認しながら弾く練習、1小節ずつ間違えないように弾く練習などをやや執念深くやってから、崩壊しないゆっくり速度で表現とエモーションを込めて通し練習しました。

ここまでやって夕方になってしまったので、ジムに行って水泳をして、夕食以降はくつろぎモードで過ごしました。


【メディア掲載・出演のお知らせ】
「趣味の園芸 テキスト 2023年6月号」の番組連動ページ「稲垣吾郎 グリーンサムへの12か月③ ほしい風景を植物でつくる」にて私 太田敦雄が講師として執筆、6ページにわたり掲載されています。

2023年6月25、28日放送のNHK Eテレ「趣味の園芸」にもフルで出演します!





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