【人生のほんの1日】20230824 黙々と、少しずつでも駒を進める
昨日はいろいろ精神的に疲労がキて、強制的に難しいことは考えないで、園芸店業の中でもあまり頭を使わない作業に没頭集中したのが奏功したのか、今日は比較的脳のコンディションも復活して、植栽デザイン案件のアイデアなども落ち着いて考えられるようになりました。
単純作業への没頭集中は、結構脳の状態としてはデフォルトモードというか、瞑想に近いような状態に入れるので意外と脳が休まるんですよね。私の場合は、黙々と続けるポット苗の植え替え作業やジムのプールで1500〜2000m黙々と泳ぎ続けるのも、結構マインドフルネスな境地に入れてお気に入りの時間です。動作をしながらマインドフルな精神状態を作る、いわゆる「ムーブメント瞑想」ですね。
瞑想はもう5年以上毎朝続けている毎朝の習慣で、自分の1日の脳の準備を整えるのに欠かせないものになっています。
それまでは、植栽案件や植物に関する執筆など、常にいろいろなアイデアを考え続ける生活で寝ても覚めても慢性的に脳疲労してるなという感じだったのですが、当時発売された久賀谷 亮さん著『世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる』でマインドフルネス瞑想を知ってから、1日に数回の短い瞑想をすることで脳の疲労をかなりリセットできるようになりました。
これを知ってるのと知らないのでは大違いくらいに私の人生における気の持ち様が変わったので、「脳が疲れているな」と感じる方にはぜひ、毎日少しの瞑想タイムを取ることをオススメしたいです。
下記の本以降にも、マインドフルネスに関する本はたくさん出版されていますが、私的には今も入門書としてはこれがいいなと思っていて、たまにリマインドするために再読しています。
そんなこんなで、今日は比較的、案件疲れな脳も回復してきたので、各案件に対して少しづつ考えを進め、使用植物のリサーチや調べごとなどもして、全体的に「少し駒を進めた」という感じの1日でした。
ピアノの練習もそうなんですが、「無理」と最初から諦めないで、毎日少しずつでも目標に向かって作業を進めていると結果的には大きな成果を上げられるんですよね。
今日の読書
昨日からの続き、マイケル・サンデル著「これからの「正義」の話をしよう ──いまを生き延びるための哲学 」。
その他、読書中の本
【今日のピアノ練習覚え書き】
ウォーミングアップ
スケール #系全調 ハノンの通り ♩=120 で。
そういえば2年前はスケールもどれひとつとしてまともに弾けなかったので、毎日日課にして弾いていると進歩があるものですね。
ツェルニー 30番-14、15
ツェルニー苦手なので、時間多めに割いて頑張りました。
初見練習
【スクリャービン エチュード op.8-12 】
かなりビビりも入りながら、この「憧れの難曲」譜読みしてみました。
個人差はあると思いますが、私の体感的には8-11よりは音符自体は読みやすいように感じました。4ページ中最初の2ページちょっとを読みました。
【ドビュッシー グラナダの夕べ】
コンクールの一次に向けて、集中度を高めておさらい。
この曲は終始続く和音の音数が多いので、今の私の能力では私のノーミスで弾き通せません。一次予選に向けてできる限りキズを減らしていきたいですね😅
グラナダの夕べは、最近、福間洸太郎さんによるギターを模したような表現や特徴的な歯切れのよいハバネラのリズムの刻み方が気になっていて、参考によく聴いています。
【スクリャービン エチュードop.2-1】
コンクールの2次で弾く予定。暗譜で本気通しを数回。2次では小品3曲弾く予定なので、その演奏順での全曲通しも。
【コンクールの新曲2曲 モンポウ「前奏曲第7番」、 ドビュッシー「燃える炭火に照らされた夕べ」】
今まで二次で弾く新曲は明かしていなかったのですが、note開始1周年記念も兼ねて明かしちゃいます。
前出のスクリャービンをメインに、大人っぽく、多彩で、かつまとまりのあるプログラムにしたくて熟慮して選曲しました。
モンポウの「前奏曲 第7番」は、モンポウというよりはメシアンのような現代っぽさが神秘的な1曲です。
ドビュッシーの「燃える炭火に照らされた夕べ」は2001年に発見された遺作で、ドビュッシーが亡くなる前年の1917年に作曲されたとされ、史実的にはドビュッシーが生前最後に書いた作品です。
前奏曲集第1巻「夕べの空気に漂う音と香り」や第2巻「カノープ」などの断片的な引用と思われるフレーズもあり、あまり知られていないけれども味わいの深い曲だなと思っています。
決して暗くはないくれど人の魂が昇天するような、ドビュッシーなりのレクイエム感が漂う小品ですね。
【ラフマニノフ 楽興の時 第3、4番】
3番の暗譜通しと、4番はゆっくりメトロノームで苦手箇所も含めて全体のテンポ感を整える練習。暗譜が難しかった中間部も覚えられていない範囲が狭まってきて、徐々に弾けるようになってきている手応えを感じています。
【パスカル・ヒメノ 演奏会用リズムエチュード
1-1 ファンキー、1-3 ボレロ】
ファンキーはあくまで自分比で結構弾けるようになってきたので、ゆっくり間違えないように練習
ボレロは、超絶ゆっくりのテンポで間違えないように通す練習。
【ベートーヴェン
創作主題による32の変奏曲】
今日はテーマから第19変奏、第32変奏を練習しました。