【自分の足で】day60_2024/3/16
今日は心情的な部分。
昨日の通院で、ようやく装具なしの歩行リハビリが始まった。
記事の”Day”は、アキレス腱を断裂した日から数えた日数。
ちょうど60日。丸々2ヶ月間。
この2ヶ月、身体的にも精神的にも正直かなりキツかった。
そこそこ忙しい仕事の環境下でもあるので、ゆっくりできるわけでもなく。
まあ、それとこれとは別なので、自分が怪我をしたからといって、仕事を休ませてください。というのもまた別だというのが自分の感覚なのであるのは前提だが。
一番の自分のコンディションをコントロールする時間である
『運動』が日常から遠ざかり、歩行すらままならなくなてしまった。
今思えばあっという間だが、当たり前が当たり前でなくなる。
そんな2ヶ月間だった。
今日は朝からリハビリとして早くから近所を歩行リハビリで歩いたりしたが、
まあまともに歩けない。
以前は、前を歩く人を追い越すような早歩きタイプだったが、
今は、抜かれる抜かれる。
けれど、そんなことを気にすることもできなくらい、歩くのに必死だ。
左足はなんとか歩みを進めているというような状態。
歩行時の蹴り出しや着足でアキレス腱部分が硬く、うまく足を運べない。
なかなか辛いところではある。
けど、少しずつ慣らしていくしかないので、1時間ほど歩いた。
今の自分にとっては、そんな苦しい時間なのだが、
それでも
本当に嬉しい。
大袈裟だが、自分の足で歩いている瞬間は、
涙が出そうになるくらいの感覚だった。
アキレス腱の断裂から始まり、
自宅で患部を着足してしまったり、
自分で前向きにはいてもやはり、どこかで
「また前のように動けるかな?」とか、
「もし以前のように走れなくなったらどうしよう」とか、
そういった感情は何度も何度も頭をよぎった。
まあ、先のことなので考えてもどうしようもなく、
ただ目の前の日常を精一杯過ごして、リハビリを頑張るということしかできない日常。
もどかしい感情や時間が多かった。
ようやく、文字通り「一歩」進んだ印象だ。
まだまだこれから先は長いけれど、それでも本当に良かったと思ってる。
まあ、歩いていても上手く歩けるわけではないので、まだまだ不安ばかりだが、ただ本当によかったなと。
そんな気持ちだったので、記録しておこうと思った。
同時に、「当たり前」という言葉はもともと嫌いだが、
改めて、「当たり前」なんてないんだなと。
全てが「有難い」ということなんだと。
自分の人生に感謝することを忘れないようにしたいと思った。
そして、「できなかったことができるようになる」
この瞬間の喜びというものも改めて実感している。
子供だろうが大人だろうが、やっぱりそれは一緒なのではないかなとも。
こういった気持ちも忘れずに、
人の成長を支えたり、人の成長を促したり、自分が成長するということを
大切に、また歩んでいこう。
そのためにも、強く優しくありたいものだ。
人として、広く深く。
日進月歩
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