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ごまかさずに、娘に伝えると決めました。


落ち込みやすいこと、抑うつになりやすいこと、勉強の時間が欲しいこと。
ぜんぶ、娘にきちんと説明しよう。
そう思うようになったできごとについて書きたいと思います。


子どもはお母さんが不幸な原因が、自分の中にあると思ってしまう。



わたしは子育てで行き詰まるたびに、相談する友人がいます。

同級生だけれど娘さんが4人もいて、
毎日パワフルに動き回っている彼女。

いそがしいだろうに、私が相談すると必ず返事をくれます。

数週間前、彼女に最近また落ち込みがちで…という相談の電話をしていた時、ふと思い出しました。

彼女のお母さんも、心身症を患っていたことを。

彼女に、
「お母さんが病気だったことを、どう思った?」
と聞いてみました。

私が疲れやすかったり気分の波があることが
娘にどのような影響を与えるか、
とても不安だったからです。


彼女は言いました。
「しんどそうだなーと思ったよ。
私のせいでお母さん辛いのかなって、
思ったこともあったよ。

こどもって、お母さんが辛そうだと、
自分のせいなのかと思っちゃうんだよね。」

がーーんと衝撃を受けると同時に、
私自身とても身に覚えがあることを思い出しました。

幼い時、母が「はぁ…」とため息をつくたび、
「私が手伝いをしないから?」
「私がいい子にしていなかった?」
と、子供心に敏感に察知しようとしていたことを。




みりさんのこの記事にも、
お母さまがうつ病を患っていたときのことを振り返った当時の気持ちが綴られています。

当時私は、母がうつ病になったのは自分が原因なのではないかと思ってました。
自分がもっとお利口だったら母は元気になるんじゃないか。と思ったこともありました。

これは精神疾患の親を持つ子供にある傾向みたいで、どうしても親の病気の原因を自分と結びつけてしまうようです。


私は、抑うつ状態になりやすい私を母にもつ娘のこと気持ちを思い、胸がぎゅーっと苦しくなりました。

娘の前では極力笑って接するようにしているけれど、
こどもって本当に敏い。

ママ、元気ないな。
笑ってないな。
どうしてまた私だけ、
ばーばのうちに行くんだろう?
もしかして、ママが元気ないのは、私のせい?

まだ2歳半だけれど、
そんな風に感じ始めているかもしれない。

娘のせいではないのに。
娘のことは、心から愛しているのに。


愛していることと、落ち込みは別物なのだと伝える。



友人に、娘もそんなふうに感じているのかもしれない…と不安を漏らすと、彼女は言いました。

何歳とかいっさい関係なく、
必要なことは説明だと思うよ。

いま、お母さんはこういう状況なんだ。
だからこうなってしまうけど、
あなたのことは、だいすきだからね。
あいしているからね。
そう言ってあげれば、大丈夫。


こどもは、お母さんに愛されている
と感じられれば、
それだけで大丈夫だよ。


そうか。そうか。そうなんだ。

大きな気づきでした。


毎日大好きだと伝えているけど、
どこか娘の前では無理をしている私。

つらい時でも、ひとりっ子だから私が相手をしなくちゃと遊び相手をするし、
遊ぶ時も手を抜けず全力で相手をする。

それでまた疲れてしまうループだった。


でも、必要なのはそれじゃない。

娘に、
なにがあってもだいすきなんだと伝えることと、
つらいときはきちんと状況を説明すること。


落ち込みなんて分からないよと思わずに、
わかる言葉を使って伝えること。 

まだ何歳だからとか思わずに、
わたしはママなんだからとか思わずに、
しっかりと伝えること。

これまでも説明する癖はつけていたつもりだけど、
今まで以上に。



この週末もすこし頑張り過ぎてしまった私。

明日からまた忙しない1週間が始まる。

息つく間はなかなかない。

でも、次の週末はまた娘を実家にお願いできる。

その時、今までより更に意識して、
夢を叶えるためにお勉強する時間がほしいから、ばーばのうちへ行くこと、
でも娘を大好きなことは絶対に変わらない事を伝えたいと思います。


大好きな宝物の娘に、心を込めて伝えます。

ここまで読んでくださりありがとうございました🌸

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