冬の快晴、六本木ヒルズ。
この案内に心惹かれて
安井鷹之介「HOE」へ。
彫刻? 絵画?
でこぼこした波が立ったような、立体的な表面が特徴的な絵画。そしてこのように印刷物となったとき、作品の特徴はより強調される。
絵画、いやもしかして彫刻なのだろうか? という疑問がわく。
遠目&間近、両方で楽しめるペインティング
遠目には、まるで点描画のように見えるペインティング。凹凸のある表面は、近寄ってみるとより迫力がある。
防波堤の様子を連想
これらの長方形をしたプレートは、防波堤などの表面を覆っているものだと思うので、海辺に延々と続いていく防波堤の様子を想像したりもした。
やわらかな彫刻作品
「石膏」と「布」で造形した彫刻、と種明かしされると、なるほど、このやわらかさとやさしさはそこからくるのか、と納得する彫刻作品。
「弱い彫刻」という呼称が、しっくりとくる。
海岸線の美術館
作家の活動について紹介した、雑誌記事が展示されていた。
ところでさきほどの引用は、作家の言葉で締めくくられている。