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二十歳で白粉 京都で舞妓

京都で舞妓さんになった。
舞妓さんになったとはいっても1日限りの舞妓体験。

当時、大学1年生。なんの構想もなく舞妓さんになってみたいと無鉄砲に話をしていたら、大学の先輩が「舞妓はだいたい20歳までらしいよ」と教えてくれました。

これはやるしかないと思い、「舞妓さんやってみたいな」と話をしたらそこからとんとん拍子に話が進みました。そこで、実家から離れて大学に通っていたわたしは帰省の途中で京都に立ち寄ることにしました。とんとん拍子に話が進んだのも、舞妓ハタチ説を唱えていた先輩と同じ方面に帰省する先輩が「じゃあ、一緒にやろうかな!」と話に乗ってくれたからでした。

京都の観光客向けの着物着付けサイトをみていると、いくつものサイトで舞妓さんになれる体験が行われていると知りました。今考えればどう考えても後輩の私が予約すべきところを先輩が快く予約してくださいました。

京都に着き、舞妓体験開始。
着付けやメイク、ヘアセットを行い、舞妓になるのに約1時間くらいかかりました。頭がとてつもなく重く、慣れない白塗りで肌がピキピキする感じ…
それでも赤い紅が引かれた時や、華やかな簪を身につけた時、『舞妓さんになっている!』という高揚感でいっぱいでした。

写真撮影の後に、京都の街を散策。
舞妓姿で歩く程に、京都観光をしていた海外からの観光客や修学旅行生から写真撮影を頼まれました。
「偽物ですが…」と、虚しい枕詞を繰り返しながらも一緒に写真を撮ったりして京都の街並みを楽しみました。

憧れの舞妓さん。
頭も腰も重く、慣れない着付けが苦しいものの、特別な和装で歩く京都散策は格別なものでした。

白塗りして、本格的に着付けして、舞妓さんになる。
そんなぼんやり描いていた憧れが叶ったのも、自分のやりたいことに正直に、ただただいい放っただけの言葉を先輩が拾ってくださったからこそ。後先考えて行動できずにいるよりも、自分の思いや願いをどんどん口にするような無鉄砲さがあるのもいいのかもしれません。

人生は短い。やりたいことに貪欲に、これからも野望をもって突き進みたいと思います。


そんなわたしの #野望100 リスト
もしよければご覧になってください👇
野望100LIST〈101〜200〉|みほこ #note 
https://note.com/aaany23/n/n8842aa812e66

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