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ロックバンドとオーケストラが奏でたノンストップでクレッシェンドな"すごすぎる"一夜

2024/7/25@日本武道館
UNISON SQUARE GARDEN 20th Anniversary LIVE
「オーケストラを観にいこう」

座席:1階東

「いつかユニゾンがホーンやストリングスと共演するところを見てみたい」と願っていたファンはけっこう多いと思うのだけど、20周年の記念ライブという大舞台で叶うとは思わず。
「やるならビルボードとか着席系でしっとりかなー」なんてぼんやり妄想していたのに、武道館でオーケストラという想像を遥かに超える規模で実現されることに驚きました。

だから武道館3Daysが発表された時、FC先行でまず25日一択で申し込みました。絶対に絶対に行きたかったからね!
実際に体験したら、想像を遥かに超えるどころか、宇宙の果てまで行っちゃった!?というようなとんでもない爆発力に満ちたイベントで、たった一夜限りのために尽力してくれた全ての人に「素晴らしいエンターテインメントを本当にありがとうございます!」と感謝が溢れて来たのでした。

ロックバンドは爆音から得られる高揚があるけれど、オーケストラが加わるとクレッシェンドで揺さぶられる高揚がありました。初めての音楽体験です。巨大な音の波に飲み込まれてぶん投げられるような快感。

客席も、今までのユニゾンのライブでは味わったことのない雰囲気が漂っていました。目の前で起こっているにわかに信じがたい未知の歓びを、今みんなで共有している幸福、決して大げさではなく歴史の証人になっているのだ、という興奮と確信に満ち溢れていた。

宏介が曲の合間に「すごすぎるな」と言葉をもらしていました。ラジオで貴雄も宏介も「リスナーとしても楽しみの日」と話していたけれど、ステージに立つ側も未知の歓びを感じていたのだと想像できます。

今日もカメラが入っていると知って大喜び。映像作品を売らないとペイできないのでは…大所帯だしリハも大変だろう、と余計なことを思うなど。


🔹編成

・UNISON SQUARE GARDEN
・USGフィルハーモニック(34名)
・オーケストレーター/指揮者:伊藤翼
・Piano/Key:成田ハネダ(パスピエ)

<Guest>
・Piano:イズミカワソラ
・Dr:Bucket Banquet Bis(BIGMAMA)
・Gt:ukicaster(ハンブレッダーズ)
・東京スカパラダイスオーケストラ ホーンセクション
 Bsx:谷中敦, Tsx:GAMO, Trb:北原雅彦, Tp:NARGO

🔹ライブの感想

🔸1部

・まずステージの様子がいつもと違うことが新鮮。この日のために集まったオーケストラのメンバー(「USGフィルハーモニック」と命名されていた)は総勢34名だと宏介が話していました。
すげえ。普段クラシックに触れる機会がないので疎いのですが、やっぱりオーケストラっていうと30人ぐらい必要なのね。今まで見たことがあるのは、ロックバンドに数人が加わるビッグバンド編成。オーケストラの迫力を実感しました。

・開演前にクラシックが流れている。ユニゾンのライブでは普段あり得ない光景で不思議です。開演時間を少し過ぎてアナウンスがあり、雄大なラヴェルのボレロが流れ始めます。気高く上品なメロディーに高鳴る。
そしてオーケストラのメンバー、ナリハネさんが入場。ボリュームがどんどん大きくなりラストで暗転、高揚がMAXに。

音楽が鳴りやんだところで、指揮者の翼さん、そして宏介だけが登場しました。まずはボーカルとオーケストラの共演と言うことか。

・宏介はギターを装着してマイクに両手を添えて構えている。何が始まるか会場が固唾を飲んで見守っている。これだけの人数がいるのに静寂が支配している。オーケストラの音合わせから、もしかして「オーケストラを観にいこう」かしらとなんとなく思ったのですが、ボーカル始まりの「アンドロメダ」でした。
うわあ、やられる。小さなミラーボールがいくつも回っていて、武道館がまるで小宇宙になったかのような幻想的な空間になりました。

私がユニゾンのファンになり立ての頃、食い入るように見ていたQueのライブ映像(「アンドロメダ」収録)と共に、その頃に感じていた冴えない気持ちも一緒に思い出して胸がいっぱいになる。

宏介の柔らかく澄んだ歌声が、オーケストラの美しい音色と共に降ってくる。ねぇちょっとこんな贅沢、ある? あの頃「アンドロメダ」をオーケストラで聞く日が来るなんて思わなかった。決して大げさではなく、生きてきたご褒美なのだと心から思って喉がきゅっとして涙がこぼれました。

特にサビの迫力たるや、鳥肌ものです。頭がぐわんぐわんした。包容力に溢れており、宇宙に飲み込まれたようでした。

オーケストラ候補曲の筆頭に上がるのでセトリ入りは予想はしていたけれど、感動の度合いまでは予想なんてできるはずがないのです。

・終盤で貴雄と田淵が入場して来て(2人も正装だ!)、曲が終わってすぐに「フルカラープログラム」へ。宏介が始めからギターを装着していたのは2曲目にスムーズに入るためか。

「フルカラー」の選曲を想像していなかったのもあるし、想像していたとしても、ここまで多幸感に溢れるとは、絶対に予想ができなかっただろう。あまりにも眩しくて圧倒されてしまいました。「完全無欠のロックンロール」がこんなに華やかに変身するなんて。「フルカラーカラーカラーカラーカラープログラム」ぐらいの彩り。いつも聞いている曲が、カジュアル着からドレスアップして大変身!という感覚。

・宏介から、今日は前後半に分かれていること、前半はストリングスセクションと一緒にやることが告げられ、その他のメンバーはここでいったん退場。

・ストリングセクションの最初は「さわれない歌」でした。大好きな曲だから最高。歌の裏で流れる弦楽器の音がエモ。ロックバンドだけで演奏する時と比べて情報量がとんでもないから、「大丈夫」ってより多くの人に背中を押されているように気分になりました。
あと「hoo-hoo-」のコーラスもストリングスとマッチしていて美しかったです。そんな相性の良さがあるなんて知らなかった。

・「君はともだち」も予想できずでしたが、隙間多めの曲だから、その隙間に流麗な弦楽器が軽やかに滑り込んで来て胸キュン。貴雄と田淵はいったん退場し、宏介のみでギターレスでした。ボーカルとストリングスの絡み合いがメインとなり、ハーモニーが超絶に心地良かったです。

XIIXでハンドマイクで歌っている姿は見ているけれど、しっとり曲をハンドマイクで歌いきる姿はレアです。歌に込められたパワーをひしひしと感じる。ラジオで「オーケストラの日は上手に歌いたい」と言っていたけど、その気持ちわかり過ぎた。めちゃくちゃ上手だったよ。

・お次はナリハネさんのソロ。何かの曲に繋がるのかと思ったけど完全にソロでした。メロディーがすごく素敵だった、陽のような陰のような不思議で魅惑のメロディーに心が弾みました。

・田淵と貴雄が戻って来て「harmonized finale」へ。やるであろう筆頭曲に入っていましたが、やっぱり良かった、サビメロの泣き度が加速された。大サビでボーカルの裏に流れる弦楽器がエモーショナル(涙)

・「kaleido proud fiesta」は最も楽しみにしていた曲です。初めて聞いた時に、予測不能なストリングスのメロディーライン(田淵作)に強烈に食らって大好きになった曲。その時に初めて翼さん(ストリングスアレンジ担当)のことを知りました。だから、その翼さんの指揮とチームで、生で聞くのが楽しみで。

やっぱりサビでどっちに転がるかよくわからない、ジェットコースターみたいに振り回されてドキドキする感じがたまらないなと思う。心をもてあそばれているような。

指揮を振る翼さんの背中が、とってもリズミカルで背中が笑ってるみたいに楽しそうでした。「アニソン派!」のイベントで軽快に語る陽気なお兄さんのイメージしか知らないので、指揮者の姿を初めて見てかっこいい!と感動。

・続けて、私の愛するいかしたドンツクSEが爆音で鳴り響いたので、リアルに「うわあああああああああ!!!」と大声が出たのでした。もちろん周囲も叫んでいた。多くの人の予想の端にも引っかからなかったであろう「カオスが極まる」がセトリ入りしているだなんて!

マイナー調で速い曲はストリングスがめちゃくちゃ映える。この後にゲストで登場したハンブレッダーズのukiくんが「ラスボス戦のBGMみたいで最高だったな」とXで言っていたけど、まさにそう。
人気ゲーム(ドラクエやFFなど)のクラシックコンサートがありますが、あの雰囲気を思い出したし、こりゃ合うに決まってるわ!と腑に落ちました。
ただでさえいつもカオスはテンションがおかしくなるのに、いつもの20倍ぐらい感情が揺さぶられまくって極まってしまった。

次が「オリオンをなぞる」だったのだけど、「kaleido」と「オリオン」の間に「カオス」を挟むのもおもろい流れだなと思う。振り幅がすごい。私なら「オリオン」「kaleido」「カオス」の流れにしそう(ど素人考え)。個人的なハイライトは「kaleido」「カオス」「オリオン」の流れでした。夢見心地パート。

・前半最後の曲は「春が来てぼくら」。予想のトップに入る曲。昨夜の田淵の素敵MCの後にうるうるしながら聞いた曲ですが、今日は全然違う気持ちで。2日連続で、こんなにも違う編成と違う心持ちで聞くことができるなんて贅沢です。間奏で美しく鳴るストリングスが生であることの喜び。

・宏介が「来年以降ユニゾンは30人編成になってギャラは30分割に(笑)」とふざけ、翼さんが正面を向いてぴょこぴょこ跳ねてガッツポーズしてたのが面白かった。
そして15分の休憩を挟むことが告げられました。(休憩の間にXで感動をツイートしていいよw、と宏介が言うと会場が爆笑)
「また後ほど」というセリフが新鮮です。

・ストリングスはメロディーの美しさが強調されるので、そういう選曲が多かった印象です。しっとり曲はストリングスが優しく美しく寄り添ってくれ、ハッピーな曲は力強く華やかに盛り上げてくれる。

「カオス」だけは異端児。原曲にストリングスが入っている場合と、そうでない曲をオーケストラで聞いた時に、受ける衝撃の差は確実にありました。なんて楽しいのでしょう。「カオス」を選んだ人、天才(笑)

田淵がラジオで「ユニゾンとオーケストラは意外性があるからカタルシスが大きいよね」と話していましたが、まさに意外性。欲を言えば「リニアブルーを聴きながら」もオケで聞いてみたかったです(欲張りめ)。

🔸2部

2部はホーンセクションと共に。最初の曲は「like coffeeのおまじない」です。やった!オーケストラで聞きたかった曲No.2です!「やっぱり!武道館ー!!!」というフレーズが華々しい。

ホーンの音は、煌びやかで賑やかでパーティー感があり、どこかコミカルな雰囲気もあります。ただでさえいつもテンションが上がる曲なのに、たくさんの音が絡み合って豪勢の極み。少年ラビットもいつもよりはしゃいでいたと思われます。マジでビッグバンが起こったよ。

「フライデイノベルス」も想像外の選曲でした。客席から歓喜の悲鳴。「like coffee」と同様に明るくスピーディーで楽しくわちゃわちゃが似合う曲なので、ホーンの演出がぴったり。

・20周年をもっとお祝いしてもらおうと思って友達を連れて来た、と話す宏介。ここからゲストコーナーがありました。オーケストラという大物ゲストがいるから、さらにゲストが登場するとは全く考えていなかった。贅沢オブ贅沢!

・まずはSE「絵の具」でおなじみ、今年FCライブで一緒にツアーを回ってくれたイズミカワソラさんがピアノで参加。「like coffee」が終わってすぐにナリハネさんがはけていたのはそういうことか。
FCツアー良かったよなぁ。1か所しか参加できなかったので、できればもう1か所行きたかったなと思うぐらいに、ピアノと一緒にキラキラと煌めくユニゾンが好きでした。

ツアーでもやったし、MVとRecにも参加してくれている「mix juiceのいうとおり」を。生ピアノが加わるだけでもキラキラなのに、ホーンが一体となって音の厚みがすごい。色んな美味しいエキスがみっちりとまさにミックスジュースのようにぐるぐる渦巻いているみたいな。
「ソラさん!(宏介)」からの間奏ピアノソロ→ギターソロも、いつも以上にゴージャスに聞こえました。

FCツアーの時と同様に、ちょこちょこ走ってピアノにスタンバイして、終わったらちょこちょこ素早く走りさるソラさん、本当に妖精のようにキュート。

・さらにゲストのお友達がいることが告げられました。宏介が「BIGMAMA…」と言ったので「仲良しの金井くん?」「ホーンセクションだから真緒ちゃんではないよな?」って思ったら、ビスたんだった。
これは面白い展開。常日頃から貴雄やユニゾンへのリスペクトを惜しみなく表現してくれているビスたん、先日もスぺシャ特番で熱く語っている姿を見て嬉しいと思っていましたが、そんなビスたんが一体どんなコラボを繰り広げてくれるのだろうと期待が高まります。

鼓笛隊の大太鼓みたいに、お腹に太鼓を装着して叩きながら登場したビスたん。大道芸人のように語りが流暢です。ビスたんがドラムを担当し、その大太鼓を貴雄が担当するというアイディアが語られ、会場は大歓声に包まれる。

いつかのトリビュートライブにて、スカパラとのコラボステージで、貴雄がキメで前に出るという最高の遊びをしたことがありましたが、まさかまるまる1曲分ステージを練り歩くことになろうとは(笑)

選曲は「ドンドン!」というインパクトのある太鼓からスタートする「恋する惑星」です。大太鼓を装着した貴雄は、ここぞとばかりステージ裏、左右、中央の際まで大サービス。さらには宏介と田淵、それぞれのマイクに寄り添って一緒にコーラスをするなど、今までもこの先もきっと見ることはないと思われるパフォーマンスを見せてくれました。見慣れなさすぎる光景に笑った。

普段は間奏で大好きなベースソロに聞き入るけれど、情報量が多すぎてどこ見て良いかわからずあたふた。貴雄は歩き回っているし、ドラムにはバケツ被った人が座ってるし、ホーンセクションが豪華だし。

・お次は「友達というかファン?」と宏介。FCにも入っており、昨日もチケットを買って見に来てくれたというハンブレッダーズのukicasterくんです。「ファン」と聞いた時点でukiくんかなと予想がついた人は多いかもしれません。

ファンとして「桜のあと」のMVにも出演しているエピソードを語るukiくん。高校卒業後にバンド組みユニゾンをカバーしたことで好きになり、メンバーが当時のFC会員でMV出演に応募し、当たったから参加したそうです。モニターをチェックしていて、田淵が「監督、この子抜いて下さい!」と指名したほど当時からキラキラしていたというukiくん(笑)

「UNICITY」発足前にSMAの携帯FCがありましたね。私がファンになったばかりの頃に、情報が欲しくて課金してインタビューなど読んでいたのが懐かしい。ukiくん本当に筋金入りのファンだなぁ。

そのエピソード絡みで「桜のあと」を一緒に。ukiくんはギターで。メンバーと絡みあいながら元気いっぱい披露してくれました。大サビ前のパートは案の定手拍子祭りになりましたが、田淵は抵抗すら見せないというテンション。お祝いの日だし。

・今日はないだろうと思っていたドラムソロがありました。貴雄の気合いの入れようが伝わってくる。ドラマーっていうか表現者でありアスリートだね、と見る度に思う。

・続けて始まったのが「君の瞳に恋してない」のイントロ。やった!これもすごく楽しみにしていた1曲です。
…ですが、イントロのワンフレーズを奏でた後に、待ったをかけるかのようなドラムの刻みが入ったのでつんのめりました。引っ張っているのは何故だ、何が起こるのだ?会場中が「?」に包まれたところ、さらなるゲストの紹介が。
宏介「東京スカパラダイスオーケストラー!!!」
私「うわあああああ!!!!」

めちゃくちゃ嬉しくて大声が出てしまった。と言うのも、最初にゲストがいると聞いた時、真っ先に思い浮かんだのがスカパラでした。可愛がってもらっており共演も多いSMAの大先輩だし、なんと言ってもオーケストラですから。これ以上ふさわしいゲスト、いる?

そもそもゲストコーナーが発表される前から、ライブを見ながら「ああ、スカパラとやっても楽しいだろうよ」という思いもよぎっていたので。ゲストコーナーはこれで終わりかな、と諦めていたところでのサプライズは余計に喜びが大きかったです。

登場したのは谷中さん(バリトンサックス)、GAMOさん(テナーサックス)、北原さん(トロンボーン)、NARGOさん(トランペット)のホーン隊4人です。すごい!豪勢!めっちゃ良い絵!
「君の瞳」を聞く度に、間奏で「ラッパは?ラッパの人はどこですか?(いません)」と、わかっちゃいるのに目が泳ぎがちな私なので、生音でしかもスカパラメンバーも一緒の演奏を聞くことができて感無量。

さらに「徹頭徹尾夜な夜なドライブ」という、予想の斜め上をいくような選曲に会場が沸きに沸きました。1部での飛び道具が「カオスが極まる」だとしたら、2部は「徹頭徹尾夜な夜なドライブ」ではないか。
スカパラ先輩のお陰で、渋さと深みと任侠が加わるような、「夜な夜な」ってイケオジの顔も持ってたの!? と知らない一面を見てドギマギするような。

去り際、谷中兄貴が「スカパラは9人だけど、ユニゾンはそれぞれ3人分の働きをしているよ!」と称えてくれ、宏介が「スカパラは今年35周年、これからもかっこいい背中を見せて下さい!」とエールの交換を。素晴らしい先輩から称賛の言葉をもらって、ファンとしても大変嬉しく思います。

・ここからはまたフルメンバー34人と、ナリハネさん、ユニゾンの合計38人で。
満を持して「いけないfool logic」が披露されました。最新SGなのに昨夜披露されなかったのは、この日を晴れ舞台にしたかったからかな。編曲は翼さんなので、翼さんも気合が入ったのではないか。

初めて曲を聞いた時は展開が多くて全貌を掴みにくかった曲(個人的感想)が、だんだん身体に馴染んで来て、ここ一番でフルオーケストラ披露されたのは、記念日を見据えて翼さんと制作したのだろうか?と思ってしまうほどの晴れ姿でした。

・さらに終盤に向け盛り上がるべく「シュガーソングとビターステップ」が続きました。最もライブで聞いている曲ですが、こんなにも華々しい輝きを放っているシュガーは初めてだと思うほどの眩しさ。メロディーの裏で走ってる弦の音色にグッとくるんだよな。ボーカルとぶつからないよう、曲を盛り立てるアレンジを考えるのって大変そう(ど素人考え)、でもそれがやりがいなのかな、などとつい思うなど。

そうそう、ラストスパートで貴雄が立ち上がって叩きますが、気づくと後ろのオーケストラの皆さんも一緒に立ち上がって演奏していました。思わず笑顔になっちゃう良い光景。

・最後はイベントタイトルにもなっている「オーケストラを観にいこう」でした。締めにふさわし過ぎた。連日東京は30度を超えています。この日もまさに「30度を超えた」木曜でした。
暑い中、全国津々浦々から色んな思いを抱えてファンがオーケストラを観にきたのだと思うと余計に感激が増します。大サビで、ステージ下から白やオレンジの紙吹雪が噴出されました。

曲を聞かせることが重視なので、昨日に比べると照明はシンプルだった印象です。それもとても良かった。

・最後はユニゾン3人とナリハネさん、翼さんが横一列に並び、マイクオフで「ありがとうございました!」とご挨拶。宏介はいつも正装っぽい衣装ですが、今日は田淵も貴雄もジャケットで特別感があったな。田淵の新しいベースのオレンジが衣装にとても似合っていました。

確かに歌ってるみたい(笑)
翼さん心からありがとうございましたー!

終演後、「なんてものを目撃してしまったのだろう!」という興奮と高揚で会場がざわめいていた。いつもはライブ中に極端に大声を出したりしないのだけれど、今日はつい「わあああああ!!!」と遠慮せず叫ぶこと数回だったなぁ。それはきっと他のお客さんも同じだろう。
それだけ超天変地異みたいな狂騒でした(←言いたいだけ)。

🔹セットリスト

🔹1部
【w/USGフィル、成田】
01. アンドロメダ(斎藤のみ)
02. フルカラープログラム

【w/USGフィル ストリングスセクション、成田】

03. さわれない歌
04. 君はともだち(斎藤のみ)
成田ソロ
05. harmonized finale
06. kaleido proud fiesta
07. カオスが極まる
08. オリオンをなぞる
09. 春が来てぼくら

<15分休憩>

🔹2部
【w/USGフィル  ホーンセクション、成田】
10. like coffeeのおまじない
11. フライデイノベルス

【w/USGフィル ホーンセクション、イズミカワソラ】
12. mix juiceのいうとおり

【w/USGフィル ホーンセクション、成田、Bucket Banquet Bis】
13. 恋する惑星

【w/USGフィル ホーンセクション、成田、ukicaster】
14. 桜のあと(all quartets lead to the?)

鈴木ドラムソロ

【w/USGフィル ホーンセクション、成田、スカパラホーンズ】
15. 君の瞳に恋してない
16. 徹頭徹尾夜な夜なドライブ

【w/USGフィル 、成田】
17. いけないfool logic
18. シュガーソングとビターステップ
19. オーケストラを観にいこう

🔹関係者の皆様のポスト

田淵がインタビューで、友達からは「2日目を見たい」という声が多いと話していましたが、音楽関係者はそうだろうな。それだけとんでもなく豪華で特別な公演でした。立ち会えて嬉しかったです。


ナタリーの記事。




Day1の記録。

Day3の記録。


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