【詩 ぼやけた朝】
時計の針は
“朝”を告げている
まだ
真っ暗な寝室
ベットの上で
朝と夜の
微妙な壁に
戸惑いながら
起き上がる
窓の外はまだ“夜”だ
ねぼすけな空
起きている
目は開いている
あかりをつける
明るくなる部屋
一日の始まりのスイッチが入る
電気ポットから出る煙が
ゆらゆら揺れて
ぼやけた朝が揺れている
足踏みして
鬱血した血を流す頃
空も目を覚ます
薄明かりの下で
鳥が歌い出す
街が目を覚ました
白白と明ける朝
あくびを深呼吸に変えて
朝を着る
時計の針は
“朝”を告げている
まだ
真っ暗な寝室
ベットの上で
朝と夜の
微妙な壁に
戸惑いながら
起き上がる
窓の外はまだ“夜”だ
ねぼすけな空
起きている
目は開いている
あかりをつける
明るくなる部屋
一日の始まりのスイッチが入る
電気ポットから出る煙が
ゆらゆら揺れて
ぼやけた朝が揺れている
足踏みして
鬱血した血を流す頃
空も目を覚ます
薄明かりの下で
鳥が歌い出す
街が目を覚ました
白白と明ける朝
あくびを深呼吸に変えて
朝を着る