【詩】音
浅い眠り
眠りの海は
遠浅
潮騒が静かに聞こえた
はにかんだ月
波頭を照らしていた
目を瞑ったほんの少しの時間
月は消えていた
代わりに
朝日が波頭を照らした
鳥の声が爽やかに
街の音が動き出した
どうやら
“朝”が目を覚ましたようだ
夢の出口を探して
私は歩き出した
浅い眠り
眠りの海は
遠浅
潮騒が静かに聞こえた
はにかんだ月
波頭を照らしていた
目を瞑ったほんの少しの時間
月は消えていた
代わりに
朝日が波頭を照らした
鳥の声が爽やかに
街の音が動き出した
どうやら
“朝”が目を覚ましたようだ
夢の出口を探して
私は歩き出した