第一印象の操作と痛み
もう面白いくらいにしんどい。笑 もう私だめだと何度思ったか、というような一週間だった。何やっても苦しい。火曜から金曜にかけて地獄のような一週間を過ごした。
私の専攻している心理学部では、この大学の心理学部を卒業された方が、その後どのような職業についたかお話ししてくれる授業がある。これがどうにもしんどいのだ。
やりたいことを見つけよう!心が動く瞬間を大切にしよう!というお話が特に苦しくて。。中学生の頃の自分なら(まだ将来の夢があった鬱になる前の自分)、目をキラキラさせて先生の発する言葉一字一句漏らさずに必死になってノートをとっていたと思う。しかし、いまの私はというと、夢やぶれ将来の夢や希望を持つ事が怖くて目を背けたくなる。何も考えたくない、何かに夢中になりたくない。そんな思いが込み上げてくる。耳を塞いでしまいたくなるような。そんな感覚だ。泣きながらリアクションペーパーを書いた。せっかく話してくれた先生(基 大学の先輩)に本当に申し訳ないが、「こんなの、成功者が言える事だ。私みたいな落ちこぼれには少しも響かない。」と本当に醜いことを考えていた。
(この夢破れた話は、今度内容を詳しくまとめたいとおもう。話しておきたい事がいっぱいあるの)
さて、題名にある第一印象の操作について、話したいとおもう。このことについて悩んだのが水曜日だった。
突然父親に、私と同じくらいの年齢の有名女優と、私の顔面を比較されて卑下されたのだ。これが本当に辛かった(n回目)
容姿について、私はというもの本当に悩んでいる事柄だった。学校に頼み込んで書類を書き、許可を得て化粧をして通うくらい、物凄い顔に執着していた。自分の見た目について常に悩み、ここがだめだ、ここが汚いという点を隠したり直したりするために、化粧品や基礎化粧品をたくさん買い揃えていた。
でも、私がなぜ今すぐ整形したい。や 顔面のコンプレックスのせいで鬱になった。などではないのは、単純に化粧する事が好きだからである。もちろん、化粧をしたところで顔が女優さんのようになるわけではないが、ぐんとすっぴんよりマシになる。自分でいうのもあれだが、驚くほどだとおもう。
そして何より化粧する事が好きだ。
チークの入れ方一つで印象が変わる。ローライトの入れ方でグッと彫り深くなる。アイシャドウの色使い一つで雰囲気までもが変わる。本当に楽しいんです。
だからたくさん化粧品を揃えたくなるし、試して見たくなる。気分がどんなに沈んでいても、化粧だけはしようと保健室登校の時でさえ、涙で顔がぐしゃぐしゃになるとしても、しっかりマスカラまで塗って行った。
お化粧は、私にとって魔法のようなものだった。
しかし、両親は化粧をとにかく嫌う人です。父親は特にひどいです。
「化粧なんかして、そんなことをしても、一生可愛くなれないんだから。」
この言葉がどれだけ私を傷つけたか。心の中がぐしゃぐしゃになり、この前後に何があったかももうあまり鮮明ではないのですが、
こんなこと言われて、なんて言い返せばいいのでしょう。?
遺伝子だから仕方ないよ。とでもいえばよかったのでしょうか。確かにね。と笑えばよかったのでしょうか。
父は何の目的でこのことを言ったのでしょうか。ずっと自分に問いかけては涙が溢れてきます。私が悪いのでしょか。楽しんでちゃいけなかったのでしょうか。
私が気持ち悪いですか?
何回も腕を切りつけてみます。血が滲んで後からくる痛みとミミズ腫れと。私の皮膚の内側くらい綺麗だと思いたいです。テレビに映る父親が可愛いと言ったあの女優も同じように皮膚があってその下には血が巡ってる。そんな、彼女たちと全く違う生物のような目で私を見ないで欲しかった。
あれから生きた心地がしないんです。父の顔をみると怖いと体がキュッとこわばる感覚。父も私を避けているようです。
母は私を庇ってか、化粧なんかしなくていいのにと言ってくれます。しかし母は父の味方です。あの時、(父が私にあの言葉を言った時)何も言わずにニコニコしていたじゃないですか。
私は一生可愛くなれない。
私が本当に伝えたいことは、こんな私の日記なんかじゃないんです。
それは、第一印象は顔だということです。
この顔というのは、不細工だ、可愛い顔だ。ではないんです。そうではなくて、自分の一番自身の持てる状態の心身があると、自然と顔は美しくなるとおもうんです。
持論ですが、誰にでも分け隔てなく優しい人は、お顔が柔らかく、優しいんです。どんなことにも一生懸命な人は、どんなカラコンをしても再現できないようなツヤツヤとした瞳なんです。誰かのことを想って涙する人のお顔は、どんなアイシャドウとも違うキラキラしたお目目なんです。そういう人たちに惹かれ、話して見たいな、仲良くなりたいな、信頼できるな。と思うのではないでしょうか。私はそう信じています。
それが、自身のない私だとどうでしょう。人の顔が怖くて見れなくなると、伏し目になります。勇気が出なくて発言できなければ、唇を強く噛んでしまいどす黒い色になります。
自信を持つための手段が、私はたまたま化粧だったのです。まずはコンプレックスを隠したい。そうすれば気にしないで人の目を見て話すことができます。相手の表情が見えれば話も弾みます。
しかし、世の中は父のように表面上の顔の良し悪しに囚われ、それだけしか見ない人ばかりがいると思います。
大学の人と繋がっているツイッターで、オンライン授業の担当先生が可愛いと、「この授業は頑張ろう」や「真面目に受けよう」など、態度が急変するんです。
可愛い顔に人は群がります。
私が化粧する理由は、自信を持つためと もう一つ。
可愛いと思われたいからです。中身を見て欲しいけど結局顔なんだなと最近改めて思わされました。非常に苦しいです。
顔面問題。本当はもっと思うことがあって、構想を練るときはもっとスマートに考えていて、まとまっていたのですが、ごちゃごちゃしてきました。またゆっくり書きたいと思います。
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