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アメリカの映画に憧れて、絶対やってやる!という妄想を

#02,愛食家:中村秀一さん
今回、インタビューをさせていただいたのは、本屋 店主の中村秀一さん。彼の人生を変えた「食」との出会いとは?世界にたった1つのストーリーのはじまりです。

質問1:食のターニングポイント

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アメリカの映画に憧れて、食事のシーンやダイナーのシーンなどで知らない料理が出てくるたびに「どんな味なんだろう」と妄想してました。マッケンチーズやクラムチャウダー、もちろんハンバーガーやサンドウィッチも、美味しそうなものばかりではないのだけれど、いつか一人暮らしをしたら絶対やってやる!という妄想を10代の前半から持っていました。

質問2:食に目覚めて、自分の中で何が変わりましたか?

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楽しいことが1日に3回も訪れるという事実。言い換えるならば、食のチョイスを間違えると1日3回もヤな気分にもなるということ。そうすると、いわゆるクオリティ・オブ・ライフへ直結する行為であり、食べることの満足度を上げることで、明らかに「人生が豊かになる」という現実を知りました。

質問3:あなたにとって「食」とは?一言で言うと何ですか?

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食べることは、生きる栄養にもなり、希望にもなります。何を食べたかで躰が構成され、どう食べたか、誰と食べたかでも、その効果は様々だと思います。できれば1日3回、心身に良いものを食べたいものです。

愛食家:中村さんの愛する●●とは

🍽 中村さんの愛おしいお店とは
長野県の諏訪にある、普通の食堂のようで普通じゃない「あゆみ食堂」です。店主はなんでもない料理の天才だと思います。まるで素材と会話でもしてるのかのように、そして素材、調理、器えらび、その組み合わせを本人が楽しんでいる状況がダイナミックに口の中で拡がります。日常を最高の日常にしてくれる”ごはん”です。

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🍽 中村さんの愛おしい人にあげたい手土産とは
その昔、西麻布にあったドゥリエールのミルクレープです。派手さはありませんが、上質なクレープ生地と生クリームのアンサンブル。季節でアレンジ商品も出るので、悩むことしばし。誕生会ではホールで、愛おしい人に会いに行く時は、何種類かをカットで。「どれにする?」なんて言いながら、アルミ箔を剥がすその時が至福の瞬間。*現在は通販で購入できるようです。

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次回は、#03,愛食家:豊洲市場在住・食のプロデューサー 井上真一さん


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