20代は、“幸せの予感の時代”らしい
今日は、先輩の修論発表会の日だった。
来年には私があそこで発表するのかと思うと、今から怖くて震える…(笑)。
私は、指導教授の研究に共感して院に来たのだが、そのデメリットは、自分の研究テーマが他人の研究から派生している分、自分なりのリサーチクエスチョンを立てるのが、とてもとても難しいこと。
昨年の春からここまで考え続けて、やっと「自分のリサーチクエスチョンはきっとこれだ」と、少し見えてきた感があったのだが、客観的にみるとまだ先生の研究に引っ張られてるっぽい。
孤独だからか、最近は心の持ちように波があって、また負のスパイラルに陥りかけている。
自分は研究を通して何が言いたいんだろう?
この問いに対する答えがずーっと出てこなくて。
すると次に出てくるのが、
そもそも私、研究したいのかな?
という、そんなの今更考えてもという問いだ。
こんなこと考え始めたら、そもそも院進してきてよかったのか?という、根本的なところから疑うことになってしまう。
ーー今朝、大学へ向かう電車のなかで、『20代をどう生きるか?』というこちらの本を読んでいた。
この本によると、20代は “幸せの予感の時代” らしい。めっちゃワクワクする言い方やんと思った。
20代の私からみた20代は、ぶっちゃけ悩みが多くてしんどい。迷いすぎて大変。ライフイベント多くて焦る。
まず就職しなきゃと焦る。
次は結婚しなきゃと焦る。
そして次は子ども産まなきゃ。
だったらそのためにお金を貯めないと。
てことは収入大事だよな、転職しようかな。
みたいな感じで、もう無限大に迷うことと、選択するべきことがあると感じる。
だから純粋に、20代って心が安定せず、忙しくて、大変な時代だと思う。
だけどこの本の中には、20代をポジティブに捉えた言葉がたくさんあった。
「自分の考え方はみんなと違うんだ」と、面白がることが大切。ヘンを肯定した時に、それを「個性」と呼びます。
調子のいい時は、変われない。 逆境は、生まれ変わるチャンス。20代ですることは、生まれ変わりです。
「失敗」の特典は、気づきがもらえることです。 「こういうところが自分は苦手なんだな」と、気づけるのです。
研究をする過程で、上手く前に進めなくなる度、自信がなくなっていくような気がする。
研究をしにここに来たのに、先生に研究の相談をしているときが一番、自分が暗くなってしまう感じがする。
永遠に定まらないリサーチクエスチョン。
意外と見つかるまでの過程が “幸せの予感” だったりするのかな。がんばろう…🥹
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