500円の可能性は無限大
早速ですが500円って、高いですか?
それとも、安いでしょうか。
私は、どちらでもないのだと思います。
例えば道端でたった今すれ違った人に突然
"私が使っていたペンです。500円で買ってください"
当然あなたは買いませんね。
もっと言えば怒りの感情すら湧くのではないでしょうか。
では、あなたが何かしらの熱狂的なオタクだとして
あなたの推しが同じ物を差し出してきたとしたら?
…買いませんか?むしろ安すぎませんか。
だって!推しが使っていた物ですよ。
あなたにしか分かり得ない、目には見えない価値がついているわけですね。
どちらも同じ500円です。
もう一度お聞きしますが500円って、高いですか?
それとも、安いでしょうか。
完全に持論ですが、これが物の価値です。
私は買い物をする時はそんなふうな自分にとっての価値を基準に考えています。
定価より安かったとしても世間一般的にでなく、自分にとってその金額が商品に対して高いのか安いのか。
我ながら自分って理屈っぽくてめんどくさいなと思ったりするのですが、
これが見る人から見れば才能だったりもするし、違う人から見ればただのめんどくさい人として一瞬で切り捨てられるわけなんですよね。
今回はお金に例えましたが、何にでも言えることですよね。
他人の宝物なんて他人からすれば無価値です。
だって当人にしか見えない物だから。
目に見えるとは限らなくて、それは思い出だったり傷だったりするわけです。
自分の持つ物の価値は、自分で決めて良いのです。
例え心無い誰かに何を言われたとしても、ね。
大切に思うなら、その大切を守り続けても良いのです。
インスタントな時代に、手のかかる自分を愛したい。
ではでは、この辺で。最後までお読みいただきありがとうございました。