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日記

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#詩

来夏に食べる氷菓のこと

来夏に食べる氷菓のこと

 今年の夏、ヘビロテしたのがhàlの『all kinds of crayon』だった。このEPでもっとも好きな曲は「望遠鏡の向こう側で」だ。音楽が気分を決定することはよくあるが、このEPは蒸し暑い夏を穏やかでご機嫌にしてくれる。

 ところで、今夏はたしかに暑かったが、以前経験した暑かった夏の京都とさほど変わらないような気がする。しかしどうやらニュースで見聞きする限りでは、京都以外の土地では経験し

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2020.5.14(尾花仙朔にくらった)

 ツイッターに疲れてしまって主戦場をnoteにしようかといい感じのひとらをフォローしたり、頭がおかしくなって現代詩文庫などを60冊ほど馬鹿買いしてしまったのをときおりぱらぱらめくっている。そのうちに目がとまったのが尾花仙朔だった。やばいでこりゃ。
 とくに『春靈』はくらった。個人的な死とその虚しさと、歴史的にくり返されてきた(記録的な)死の虚しさが重ね合わされ、最終的に溶け合い、詩的・神的な地点に

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SENTIMENTALISM

 萩原朔太郎の「SENTIMENTALISM」を読んでくれ。
 朔太郎はここで神秘主義的なことを書いている。

 神とは詩である。多くの場合、感傷には理性がともなう。哲学者はその思想において、ときに詩のようなものを書くが、形骸ばかりで死んでいる。ここには生命も感動もない。理性が理性として在る場合、それは哲学であって、詩ではない。詩は感傷の涅槃においてのみ生まれる。そこには観念も、思想も、概念も、象

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