マガジンのカバー画像

日記

78
創作じゃない
運営しているクリエイター

#小説

小説家になろうの「第9回ネット小説大賞」一次通過してた

 ずいぶん前に書いた小説『さよならを云って』が第9回ネット小説大賞の一次選考に通ったらしい。

 ガガガに送って二次で落ちたこともあったり、カクヨムのコンテストとかに応募して箸にも棒にもかからなかったりもしたやつで、もう擦り切れかけの作品なんだけど、よかったっちゃよかった。

 なろうのインプレッションは、2021年8月13日現在以下の画像の感じで約1500pvくらいしかないんだけど、それでも一次

もっとみる

カクヨムのあまりの読まれなさ

 カクヨムでコンテストがやっていて、それに応募している。
『さよならを云って』という作品だ。
 引きこもりの小学校高学年くらいの少女、ベルティーユのために、ひと回り年上の「僕」がベルが登場する小説を書き、読み聞かせる、という話である。
 枠としては『くまのプーさん』を使っている。『プーさん』は、クリストファー・ロビンに、父親が、クリストファー・ロビンと彼の持つテディベアであるWinnie-the-

もっとみる

リチャード・ブローティガン『愛のゆくえ』

 けがれのない愛は最初から最後まで物質的で、僕たちのキスのようにはいかない。愛は男の子の手によってトイレに流される。さよなら、さよなら。愛のゆくえは海。

『愛のゆくえ』
"The Abortion: An Historical Romance 1966"

 この小説を読んでも、60年代のカリフォルニアのことはわからない。わかるのは、容れ物を満たすのは物質ではなく精神であるということだ。
 金属

もっとみる