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期待しない休日は、こんなもんだ。でも、それでいい。



少し遅く起きようと、布団の中でゴロゴロしていた。しかし、空に轟く謎の合図で休日にしては早起き。

noteで記事を読んで、寝ぼけた目を開く。

ちいさなおともだちが部屋へやってきた。
よく寝たようで、ご機嫌だ。おんぶして、ふざけながら階段を降りていき、ソファへ着陸。

※危険なので階段でふざけるのはやめましょう。

昨日食べすぎたから、控えめの朝ごはん。
「食べさせて〜」と食後の満腹のお腹の上に乗ってくるのは、甘えん坊のちいさなおともだち。

少し食べさせた所で、You Tubeの世界へ旅に出てしまった。

残ったごはんで小さいおにぎりを作って、大好物の海苔で包む。そっと、手に持たせた。これで自然と口に運ぶだろう。



午前中



昨日は出かけてしまったから、家事が渋滞中。頭の中で順序立てて、リストを作る。

そのリストをこなしていく。
大抵、その日の内に終わらないが、優先順位を決めておくことは大事だ。

おしゃれ着の手洗いお洗濯に取り掛かろうかとしたところ、ちいさなおともだちがTVに近付き過ぎているのが気に掛かった。

ソファに触り心地の良いブランケットを敷き、お気に入りのでかでかクッション、お人形をセット。最近お気に入りの、小さいおぼんにお飲み物を準備。

ちいさいおともだち専用「くつろぎスペース」の完成だ。うやうやしくご案内。


そうしている内に、気が付けば11時過ぎだ。そろそろお昼ごはんを作らなければ。




まだお腹は空いていない。
何か食べないとおやつの時間まで保たないだろう。規則正しく食事を摂ることは、健康を維持するために必要なことだ。

特にQさんは。

しかし、他の人は違う。不規則に起き、不規則に食事。そして、気の向くままにお菓子を食べる。

もうすぐお昼ごはんですよ。


午後



あぁ。まだリストは終わらない。
リストの2枚目「やりたいこと」を進めたい。

待っているんだ。リストに書かれたあの子達は。

Qさんに打ち消し線を引いてもらいたいと。打ち消し線を引いた時の、Qさんの満足そうな顔が見たいと。


ここで、ある人はいつものように眠りに付き、また、ある人は暇を持て余して騒ぎ始めた。

想定の範囲内。

動じはしないが、ややストレスを感じる。呼吸を整えるついでに心も整えて、応対する。

だが、1日の折り返し地点。Qさんもそろそろ限界を迎えるだろう。

Qさんだって、必死に人間の皮を被って、生きているんだから。



おやつ



好きなものを思いっきり食べたいところだが、そうも言ってられない。

すぐお腹を壊すからだ。

ちいさなおともだちは最近勝手に、お菓子の袋を開けて食べられるようになった。成長している。こちらは楽になったが、お菓子の食べ過ぎへの懸念がある。

まぁ、何でも食べられるものなら食べて欲しい。

何もかも拒否されていた頃から比べれば。それで充分である。



夕方



もう限界だ。

ちいさなおともだちに、冷たくしてしまうのは避けたい。なるべく温厚に伝えようと努力する。

しかし、伝わらない。

Qさんが眉間にシワを寄せ、少し大きめの声で、キツめの口調でないと、伝わらない。

「母は心身共に疲れていて動けない、そっとしておいて欲しい。」が伝わらない。


Qさんはもともと声が小さい(らしい)。

だから、がんばって伝えていても伝わらないことが多い。故に、伝わらないストレスが加わる。

Qさんは何回も言われるのも、言うのも嫌いだ。そのストレスも追加される。

そして、疲れている。もう限界だ。



せめてもの現実逃避にスマホを開く。それすら奪われる。


HP   0 / MP  0



いま、ここ。



そして、これから夕飯を作る。
期待しない休日。こんなもん。

それでいい。そんなもん。

寝る前に少しパソコンを開きたい。買って置いてある本を1行でも良いから読みたい。

待ってて。「やりたいことリスト」。



まったね〜(o^^o)ノシ

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Q_nine
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