しずみ

普段は堅苦しい文章を書く仕事をしています。ウェブニュースサイトにちょこちょこ掲載もあり…

しずみ

普段は堅苦しい文章を書く仕事をしています。ウェブニュースサイトにちょこちょこ掲載もあります。 趣味の酒の話を中心に、映画やドラマの話に、たまに愚痴を添えて。ヘッダーとアイコンは私?のような動物。

最近の記事

神田ひっそりマウント酒

大手町の端の方で仕事を終えたので、 近くにある神田・稲荷湯へ行く。 ここ1年ほど銭湯が好きで、 さまざまなところに行っている。 ただ、サウナは苦手なので、 湯舟だけを楽しんでいる。 割と少数派だと思う。 すべての湯舟を楽しみ、スーツから私服に着替える。 楽しく酒を飲みたいときは私服でなければ落ち着かないため、 「今日は飲む日!」と定めたときは、 リュックの中に着替えを忍ばせることが習慣になっている。 銭湯から5分ほど歩く。 東京最古の居酒屋と言われている「みますや」に着く

    • 五反田ひとりゴーアラウンド(夜)

      4件目の店は、「料理屋染川」さん。 こちらは香川の川鶴酒造さんの日本酒が提供されていた。 「讃岐くらうでぃ」という低アルコールの甘い酒を飲んだことはあったが、 通常の日本酒は初めて。 普段創作料理などを提供しているらしく、 付き出しからとんでもなくも美味しい。 写真を撮る前につまんでしまった。 思わず追加でカレーも頼む。 店主の方は「ただ牛と鶏を炒めただけ」と言っていたが、 一口食べると出汁の香る優しい味わいのカレーで、 日本酒の風味を邪魔しない、とてもおいしい味だった。 日

      • 五反田ひとりゴーアラウンド(夕方)

        いつものように蒲田の立ち飲み屋で飲んでいた時、 10月1日は日本酒の日であることと、 「日本酒ゴーアラウンド」というイベントを、 店の常連の方から教えてもらう。 「日本酒ゴーアラウンド」は、日本酒の認知拡大を目的に行われているイベント。 都内では50店舗以上の飲食店が参加しており、 実施エリアは神田や恵比寿、渋谷、中野などさまざまだ。 また、店舗ごとに異なる酒蔵とコラボレーションしており、 参加証の「さかずきんバッチ」を参加店舗で見せると、 付き出しを必ず1品頼む代わりに

        • 北千住で人見知り酒、高円寺では怖い酒

          東京・北千住の近くで仕事があり、 東京都足立区内に本店がある酒屋「かき沼」が運営する 角打ちで帰宅前に軽く飲む。以前から気になっていた店だ。 注文したのは、「二兎 純米 萬歳 70 火入れ」と「美丈夫 純米吟醸 cel-24」。 「二兎 純米 萬歳 70 火入れ」は甘みを感じさせながらも後味はさっぱり。「美丈夫 純米吟醸 cel-24」は、パイナップルのようなフレッシュな果実味のある日本酒で、どちらも美味しかった。 「美丈夫 純米吟醸 cel-24」は、たまたまいたスタッフの

        神田ひっそりマウント酒

          若手の夜明けを味わう

          約束までの空き時間、東京・丸の内で行われていた「若手の夜明け」という日本酒イベントに行く。 5日間で64の酒蔵が参加するイベントだ。 参加している酒蔵は「“醸造家”であること」、「他の蔵元/酒販店の代表者から推薦を受けていること」、「蔵元/杜氏による主体的な参加であること」――の3点を満たしていること、らしい。 事前の審査によって参加日程なども異なっているという。 出店している酒蔵の一覧を見ると、居酒屋や酒屋で人気の銘柄も多くあり、 ほんの1時間ほど飲み歩いた。 1500円

          若手の夜明けを味わう

          30代、ひとり酒を飲む

          酒を飲むことが好きだ。 友人とはもちろん、一人で飲むことも好きだ。細かいことはあまり考えず、適当な店に行き、時には驚くほど楽しい夜、時にはいらだちが収まらないほど最悪の夜を何度も過ごしている。 酔って話すと、普段よりも遠慮が薄れると思う。時には言葉が荒くなってしまうこともあるが、いつもよりも少しだけ本音に近いことを話しているのではないだろうか。 幼いころからひどい人見知りの私だが、酒を呑んでいるときは怯えが薄れ、普段やらないことをついやってしまい呑み過ぎることもある。 何度

          30代、ひとり酒を飲む