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健康的?or 健康の敵? 食品の『仮面』をはがし正体を暴く③
こんにちは!動ける&健康なカラダをつくるトレーナー、坂下です。
今回がラスト。引きつづき、『健康の敵』について。
量が少ないから問題ないのか?
世の中の人工甘味料をすすめている意見は、
『砂糖を使うより少量ですむから安全』
『体に入れる量が少ないので危険性とは言えない』
などです。
しかし、
●多くの世界的に有力な機関が危険性を指摘している
●有害性がないというのは動物実験の結果が中心
●実験が短期間であるなど、基準が曖昧で未知の部分が多すぎる
など、信用・安心といえる条件がそろっているわけではありません。
実は、カロリーゼロではない。
また、『カロリーゼロ』とはいっても、法律では、
食品100gあたり(100mlあたり)5kcal未満であれば「カロリーゼロ」と表示できます。
100mlで売ってることはほぼありませんので、500mlなら25kcal未満(24.9kcal)であればゼロと表示できます。
また『カロリーオフ』という表示は、
食品100gあたり40kcal未満(飲料の場合は100ml あたり20kcal 未満)であれば表示できるので、
500 mlを1本99.9kcalならカロリーオフと表示できることになります。
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健康的か?健康の敵か?
以下、『健康の敵』となりやすいものの一部です。
●チョコレート
原材料名のいちばん最初に名前がきているものが、その食品でいちばん多い成分になりますが、
たとえばチョコレートなどは商品によってカカオの量がまったくちがいます。
【某有名ミルクチョコレート】
原材料名➜砂糖(外国製造)、全粉乳、カカオマス、ココアバター、植物油脂、脱脂粉乳/レシチン、香料、(一部に乳成分・大豆を含む)
あまいチョコレートはカカオの割合が微量であり、砂糖や全粉乳が原材料名のはじめに来ているので、大部分がそれで出来ているということ。
カカオには『カカオポリフェノール』による抗酸化作用があり、アンチエイジングにはよい栄養素ですが、あまりに微量で他のわるいもが多いので、健康効果は期待できません。
『GABA(ギャバ)』も同じで、
カカオにギャバという有効な栄養素が含まれるのは事実ですが、これも同じ。
GABA目的なら、発芽玄米・十割蕎麦・トマトなどから摂り、チョコレートならカカオ含有量の多いチョコから摂取し、甘いものはあくまで嗜好品として楽しみましょう。
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●チューインガム
某有名メーカーのガムなどは、虫歯になりにくいとされるキシリトールという甘味料が入っていて、虫歯によいものだと噛んでおられる方もいるかもしれません。
しかしこれにも発がんの危険性指摘の人工甘味料『アスパルテーム』や、
その危険性から他の食品には禁止されているにもかかわらず、なぜかガムだけに許されている
『サッカリン』が入っている可能性がたかいです。
また、カロリーも砂糖ほどではないにしても、そこそこあり、某有名商品を例にすると砂糖の75%だとアピールされていましたw。
ということで、キシリトールの効果をねらうなら、歯医者さんでキシリトール100%のものを買うのが、かしこい選択です。
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仮面をはがしても、正体はわからない??
ここまでさんざん原材料名をチェックするよう書いてきましたが、、、
実は、原材料名をしっかりみても食品の正体が全てわかるわけではありませんm(_ _)m
表示されている原材料は、さらにいろんな原材料でできていることが多いからです(-_-;)
食パンを例にすると、
原材料名➜小麦粉、糖類、マーガリン、バター、パン酵母、食塩、脱脂粉乳、植物油脂、、、
など、これだけでも十分ヤバいのですが、
さらにマーガリンを構成する原材料は、
悪いアブラ➜コーン油、大豆油、パーム油、なたね油、、、その他もろもろ(しかもヤバいもの)で出来ています。
マーガリン以外の原材料も同様なので、原材料のすべてを知ることなどそもそも無理なのですm(_ _)m
日本は1,500種類もの食品添加物の使用が認められている、世界有数の添加物大国。
とりあえず代表的なヤバいものだけおぼえて、なるべくそれを避けるクセをつけましょう。
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最後に
PART①でもお伝えしたとおり、これら『健康の敵』を売るためのテクニックはたくさんあります。
それを消費者が『健康的♡』と買いつづけると、
そのような商品もどんどん増えつづけます。
日本のテレビやネット情報では、健康に関する公平な情報入手は決して望めないので、
そういうものだとあきらめて、原材料に関する知識をできるだけつけて、商品のチェックをしていただければとおもいます。
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