【吉田一也の鎖骨ほぐし(鎖骨つまみ)】細かい作業で起こる肩こり解消テクニック
理学療法士で医学博士の吉田一也です。
今回の記事では、
「鎖骨ほぐし®︎実践教室」の第三弾として、
手を使った細かい作業から起こる肩こり解消方法としての鎖骨ほぐしをご紹介します。
<細かい作業してますか?!>
腱鞘炎や肩こりでお悩みの人の中で多いのが、
手を使った細かい作業たくさんしてます!!という人です。
洋裁大好き!!
絵を描くのが好きなんです。
という人は、肩まわりの筋肉が固くなりやすいです。
職業としては、漫画家さんや作家さんは、腱鞘炎や肩こりになりやすいですね。
このように細かい作業をよく行う人は、
三角筋(さんかくきん)や大胸筋(だいきょうきん)という筋肉が緊張しやすいです。
とくに、腕の筋肉でもある「三角筋」のほぐし方についてこの記事でご紹介します。
<三角筋前部線維>
三角筋の中でも胸と肩の前側にあるのが、
三角筋前部線維(さんかくきんぜんぶせんい)です。
鎖骨の下面(外側)にある筋肉です。
この筋肉をストレッチするには、
① 胸を張る
② 腕を後ろに持ってくる
ことがオススメです。
鎖骨と肩甲骨を背骨の方に寄せるイメージで、腕を後ろに持って行きながら、胸を張りましょう!
<鎖骨下外側ほぐし>
手の使いすぎで起こる肩こりには、鎖骨ほぐしも有効です。
鎖骨の下面で、外側の部分の皮膚をつまんでほぐしましょう。
肩の前側から胸のあたりにかけて摘んでいきます。
こっているところ、痛気持ちいいところを見つけてつまんでほぐしましょう。
1箇所は、だいたい5秒程度で構いませんので行ってみてください。
<胸鎖乳突筋ストレッチもオススメ>
つらい肩こりで、なかなか鎖骨ほぐしでは、コリが取りきれない人には、
胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)のストレッチもオススメです。
洋裁や絵画で、こんな頭の位置になっていませんか?
頭が前に出ていると、胸鎖乳突筋が固くなってしまいます。
胸を押さえながらアゴを天井に突き出すようにしてストレッチしてみましょう!
継続は力なり!
ぜひ、続けてみてください。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
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ぜひ、参考にしてみてください。
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