【吉田一也の鎖骨ほぐし(鎖骨つまみ)】メディアで取り上げられた鎖骨のほぐし方まとめ(画像と動画で解説)
理学療法士で医学博士の吉田 一也(よしだ かずや)です。
2019年2月1日に発売しました
「肩こり、首痛、頭痛は鎖骨を5秒ほぐすだけでなくなる!(主婦の友社)」
ですが、書籍で紹介している「鎖骨ほぐし®︎」が発売から2ヶ月にしてメディアで取り上げられました。
※ 鎖骨ほぐし®︎は、商標登録(登録番号:第6249072号)です。
いずれも「肩こり」対策のコーナーです。
2019年4月21日(月)に日本テレビ「ヒルナンデス!」
2019年4月22日(火)にテレビ東京「なないろ日和!」
撮影でバタバタしていて収録が一緒だった方々と写真も撮りたかったのですが、なかなか難しかったです。
唯一撮影させていただけたのが、ハマカーンの浜谷さんです!
気さくな方で、色々とお気遣いいただき、大変助かりました。浜谷さん、ありがとうございました!!
このnoteでは、テレビでは伝えきれなかった「鎖骨ほぐし®︎」の理論とやり方について解説したいと思います。
<肩こりチェック>
まずは自分の肩こりがどのタイプなのか知ることが大切です。
意外と多いのが、「隠れ肩こり」
肩こり度をチェックする5つの項目をご紹介します。
また、テレ東プラス様が「なないろ日和!」の放送内容を記事にしてくださいました。
上記の記事で、ご自身の肩こりがどのタイプなのか?チェックしてみてください。
<なぜ鎖骨が重要なのか?>
鎖骨は、胴体と腕をつなぐ唯一の骨です。
鎖骨は腕を支えている骨とも言えます。
鎖骨は、肩関節の運動の中心といっても過言ではありません。
そんな鎖骨を自由にしてあげることによって肩が軽くなることを体感していただけると思います。
鎖骨は上記の画像のように、本来であれば色々な方向に動きます。
しかし、肩まわりが凝り固まった人では、鎖骨の動きが制限されてしまっているのです。
動画では、鎖骨の動きがなくなった状態を作り、その肩の動かしづらさを体感していただける方法を紹介しています。
<肩こりと鎖骨の意外な関係>
肩こり解消と鎖骨にはどんな関係があるのでしょうか?
上記の動画でその意外な関係性について紹介しています。
<鎖骨ほぐし®︎とは?!>
テレビで注目された「鎖骨ほぐし®︎」
その方法について動画でご紹介いたします。
鎖骨ほぐし®︎は、鎖骨はほぐしません(笑)
鎖骨の上の皮膚と脂肪をつまんで引き剥がします。
つまんで引き剥がすことで筋肉が自由に動くようになり、ほぐれていくのです。
筋肉をグリグリ押してほぐす方法もあるのですが、吉田一也の鎖骨ほぐし®︎ではグリグリ押すことはしません。
皮膚(と脂肪)と筋肉の間には、隙間があり、滑走するようになっています。
その空間が狭くなった状態だと、皮膚と筋肉が張り付いてしまい、うまく動かすことができなくなります。
それが肩こりの原因のひとつになります。
皮膚と筋肉とを引き剥がすことで滑走性を増されるのが、「鎖骨ほぐし®︎」の本来の目的なのです。
<鎖骨ほぐし®︎のやり方>
実際の鎖骨ほぐし®︎の方法について動画で解説しています。
予想よりもちょっと強めにつまむのがコツです。
痛気持ちいい場所を見つけてほぐしていきましょう!
1箇所の所要時間は5秒が目安です。少しずつ場所を変えながら鎖骨まわりの皮膚をつまんでほぐしていきます。
<対象となる筋肉は全部で4つの筋肉>
鎖骨にくっついている筋肉は全部で、5つあります。
そのい5つのうちで、皮膚の近くにある筋肉が4つあります。
鎖骨ほぐしでは、この4つの筋肉の上の皮膚をつまんでほぐしていきます。
動画でも解説していますので、ぜひご覧ください。
<鎖骨ほぐし®︎のやり方(初級編・中級編)>
鎖骨ほぐし®︎には、初級・中級・上級的なやり方があります。
凝っている人ほど痛みが出てしまう場合もありますので、注意が必要です。
× 痛い=効いている
というわけではありませんので、注意してください。痛気持ちいいくらいの場所を見つけて行ったり、つまめない人は、さすることも有効です。
下記に、手順をお示しします。
まずは、鎖骨を意識して肩の運動を行ってみることをオススメします。
それだけでも、肩が軽くなるはずです。
さらに、凝っている肩を柔らかくしていきましょう。
鎖骨まわりの皮膚を手でさすってみてください。
皮膚には神経やリンパ、血管などが近くを通過しています。
そういった脈管系へのアプローチとして「さする」という行為は大切です。
気持ちの良い程度で構いませんので、満遍なくさすってみましょう。
次にいよいよ皮膚をつまんでいきます。
痛みがない程度、気持ちいい!!痛気持ちい!!場所を見つけてほぐしていきます。
つまむ場所を少しずつ移動しながら行うことがポイントです。
動画でもやり方を紹介しています。
<胸鎖乳突筋のほぐし方>
鎖骨の上側の筋肉として胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)と僧帽筋上部線維(そうぼうきんじょうぶせんい)があります。
こちらの筋肉が凝っていることが多いので、そのストレッチ方法、ほぐし方を解説します。
まずは、胸鎖乳突筋のストレッチ方法です。
胸の上の方の皮膚を手で押さえます。そのまま、アゴを天井に突き出すように持ち上げます。
首の前側が伸びるのを感じるはずです。少し右や左を向くことで、首の横側もストレッチすることができます。
胸鎖乳突筋のほぐし方は下記の動画を参考にしてみてください。
<僧帽筋上部線維のほぐし方>
僧帽筋上部線維のストレッチ方法は、下記のように頭を反対側に倒して行います。
ほぐし方は、下記の動画を参照ください。
<鎖骨ほぐし®︎のやり方(上級編)>
皮膚をつまめるようになってくると、つまむだけでは物足りなくなってきます。
慣れてきた方は、つまみながら動かす方法をぜひお試しください。
筋肉に張り付いた皮膚をより剥がすことができます。
方法は、上記の動画を参照ください。
いかがだったでしょうか!?
鎖骨ほぐし®︎のやり方について理解いただけましたでしょうか?
どなたにも行っていただきたい方法ではありますが、鎖骨まわりを怪我されている方(骨折など)や、皮膚のトラブルのある方、痛すぎて皮膚がつまめない方、鎖骨ほぐしをやると調子が悪くなる方は、行わないようにしてください。
また、医師やセラピストの指導を受けている方は、その指示に従うようにしてください。
<終わりに>
書籍を読んでいただけるとより理解が深まります。
「肩こり、首痛、頭痛は鎖骨を5秒ほぐすだけでなくなる!(主婦の友社)」
書籍は電子書籍もあります。ぜひ、ご一読いただけましたら幸いです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
理学療法士 医学博士 吉田 一也
肩の不調でお悩みの方を対象に、高田馬場(東京都新宿区)にて
肩コンディショニング専門店も運営しています。
お気軽にお問い合わせください。
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