「他人に優しくした方が、美容にも健康にも良い」と科学的に証明してほしい理由。
今は、何の根拠もない話だけど、そんなこと↑を思うきっかけも存在する。
人のためにお金を使うと幸せになる
この実験の内容は、ぼんやりとした印象だけだけど、意外と広く知られているはずだった。
だけど、それが日常の行動として定着したり、その後に、さらに違う実験が行われているのかもしれないが、あまり聞くことはない。
それでも、この記事を掲載している「ニッセイ基礎研究所」では、「日本での寄付と幸福度の因果関係を捉えた実験」を行なっている。
このように利他的行動が幸福度を高めることが「科学的」に、もっと明らかになれば、確かに、少しでも社会が変わっていくような気がするので、こうした研究がもっと行われてほしいと思ったことがある。
「もの」より「こと」
消費行動については、すでに何かが欲しくて、何かを購入する、ということが消費の優先順位のトップではなくなっているのではないか、と言われている。
それは、何かを手に入れるよりも、経験を「購入」することに価値が置かれるようになったということで、このことについては、利他的行動と幸福度の関係よりも、より広く、常識になってきているようだ。
さらに、自分が知らないうちに、さらに変化しているのを知った。
「トキ消費」や「イミ消費」という言葉まで出てきている。
さらに「エモ消費」という言葉もあるのを知った。(どんどん新しい概念が生み出されている……)。
そして、若い世代ほど、消費行動が「モノ」から離れているという指摘もある。
このことに対して、その分析が真剣なのは、消費につながり、つまりは、それが経済的なことに直結するからだと思う。
そうであれば、冒頭の利他的であることが幸福感につながる、ということが、さらに掘り下げられ、利他的であることが最も消費行動に関係あるのがわかれば、利他的であることの意味も、変わってくると思う。
利他的が、企業にとっても、利益につながることになるからだ。
ビル・ゲイツ
例えば、ビル・ゲイツが自身の財団に寄付することも、もしかしたら、そうした精神的な充実感と関係あるのだろう。
美容と健康
こうしたビル・ゲイツのような行動に、「富裕層」と言われる人たちが続いてくれたら、それで社会は少しは変わるのかもしれないけれど、それでも、そうした変化が、豊かな層だけに限られてしまうかもしれない。
だけど、もっと分かりやすい利益、例えば「仲間だけではなく、それこそ、通りすがりの他人に優しくする。もしくは言動も、他の人に対して力になるようなことをした方が、健康になり寿命が伸び、さらには肌のツヤなど明らかに美容にプラス」といったことが「科学的」に証明されれば、社会の変化が加速されるのではないだろうか。
自分のためになることではないと、おそらくは、それほど広がることがない。
だから、「他人に優しくする」など、利他的な言動が、健康と美容をもたらすことが本当に科学的に証明されれば、やっと生きやすい社会へ移行する準備ができるのではないか。
とても無責任だと思うのだけど、自分では、その力がないので、その研究を、誰かがすすめてくれないのだろうか。
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