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第三滑走路(短歌)
2020年10月11日 17:05
第三滑走路の丸田です。10号(note版はこちらから)よりしばらく更新が空いてしまいましたが、10.5号として、個人の40首を掲載したいと思います。いずれ出る11号もお楽しみに!────────────────────────────── hymn/last dance 丸田洋渡超喜劇的なリズムが待っている 踊っていると忘れていられる♪︎生きていて生きていることが厄介 al
2021年6月20日 16:42
こんにちは! 第三滑走路です。2021年6月12日から19日にかけて、ネットプリント「第三滑走路 11号」を配信しました。1年2ヶ月ぶりの新号ということもあって、想定よりも多くの方に読んでいただくことができ、非常に嬉しかったです。ありがとうございました。さて今号は、ネットプリントを出力し損ねた方や、後から第三滑走路を見つけてくださった方のために、pdfのデータを有料公開(100円)します。
2020年7月10日 12:40
(この記事は、2020年4月23日に森の個人ブログに掲載したものを、掲載時の予告に従って転載したものです。内容には手を加えていません。)(文中に引用されている短歌は、記名のあるものを除き青松輝の作品です。)◇見たことのない星へ旅するために滑走路を 終わらない工事を/青松輝◇明日にも、青松輝は短歌に飽きてしまう。それは、仕方のないことだと思う。岐阜亮司のこの記事が世に出て、
2020年4月18日 18:04
こんにちは!第三滑走路です。約5か月ぶりの新号として「第三滑走路 10号」を配信します!昨今の #StayHome の情勢を踏まえまして、今回はネットプリントをやめてnoteでお届けします。この記事は公開から一週間後の4月26日以降、有料(100円)になりますので、無料期間にぜひたくさん読んでもらえたらと思います。記事の末尾にはいつも通りのレイアウトのPDF版も掲載してあります。そ
2020年4月11日 11:24
こんにちは。第三滑走路です!昨年11月に9号を出してから、かなり間があいてしまっていてすいません。現在、10号を制作中なのですが、青松が締め切りを守れず、まだお出しできない状況です。あんまり間隔をあけすぎるのはよくないということで、今回は9.5号と題しまして、noteで川柳を公開しようと思います。青松は3句、丸田と森は15句です。句の引用など歓迎です!何かあればTwitterで
2020年1月5日 13:01
死んだら〈粒子葬〉にしてほしい、と言われた。未来の存在に化石として発掘されたくない、らしい。そこまでしなくても、と言いかけて、それくらいしていいな、と思った。・夜、郵便のように /森慎太郎金髪を宙にほどけば繚乱のドッジボールに散る婚約者化石へと近づいてゆく肋骨の春のすがたに思いを馳せる通りすがりの小動物に引火してそのうち芽生える巨大な仲間意識夕景に和英辞典が埋め込まれ宣誓
2019年12月15日 17:10
天国には信号機がある。その信号機が、昨日誰かに盗られてしまった。とても困る問題である。 信号機がかつてあった場所を訪れると、そこはとても静かになっていた。足元には青色の花が所在無げに咲いている。 そもそも、あの信号機は、天国には必要なかった。天国に来て分かったが、死ぬときに肉体は置いていくから、魂のようなものだけがこちらで行動する。だから、外見というものが消滅する――正対した瞬間に相手が
2019年12月14日 09:30
フルーツ哲学演習Ⅱ。風や花はフルーツでないが、花は風よりもフルーツに近い。林檎と青林檎とではどちらがよりフルーツであるか。学生たちはこういった抽象的な問いを前に、講義時間のあいだ中、あたまをフル回転して議論をこんがらがらせる。評価は出席と期末レポートが半分ずつで、レポートはフルーツに関係していれば何を書いてもいいらしい。履修する前、フルーツの四コマ漫画でも描いて出そうかな、なんて言っていた友だちは