リード3DアニメーターのFB視点をもって攻略する!
こんにちは3Dアニメーターらいはんです。
仕事ができるようになるために、
【上位レイヤー2段上を意識】して仕事をするとイイという話があります。
例えば、新人であれば、中堅(1つ上のレイヤー)より更に上のリーダー(2つ上のレイヤー)の考えを【想像】したり、【聞いたり】して、その視点で行動していくと良いという所です。
2つ上の意味としては、評価的な面もありますが、先を見ている層(先見)という意味と、考えが及ぶギリギリのレイヤー層で2つ上という事になります。
そこで、ゲーム系3Dアニメーターの視点からわかりやすい所でアニメーションに対するフィードバック(FB)を例としてリーダーの考えるFB攻略を解説します。
3Dアニメーション リーダーFBの心境
まずは、ゲーム系リード3DアニメーターのアニメーションへのFBについての解説です。
分かりやすく3段階で表現します。
例えば、ジュニアクラスやミドルクラスが、この3段階を攻略するために手助けする事が上位レイヤーを考えた仕事になります!
3段階A、B、CのFBについて
フィードバックの3段階は、
・Aは必須の内容
・Bは妥協したくないがする事があるライン
・Cはここまで出来た最高!
といった切り分けです。
もう少し詳細に記載します。
A:方向性が違う、基礎面で修正(違和感がある)、仕様面で対応※多い時点で問題あり
B:クオリティライン達していない
C:クオリティの押し上げになる(プラス5点領域)
例えばクオリティラインが80点だった際は、85点を目指すための内容
残念なことに大半のプロジェクトがAとBのFBで終わってしまうので、なかなかCの領域に到達しません。
リーダーは、
CのFBを対応して全体の底上げをしたく、まずは「どうやったらAがなくなるか?」
と啓蒙や仕組み化などを行います。
Cの域も行ってもらいたいのですが、なかなかAとBで手一杯です。
Cは、ほとんどはリーダーの頭の中だけで伝えもせず、終了してしまいます・・・(自分の中や手元だけで出してみる)
実はもう1段上もある、、、
Z:神は細部に宿る領域(プラス1〜3点領域)
85点からプラス1〜3点を更に上乗せする領域で、C以上に時間がかかるような内容(費用対効果が悪い)
いかにしてAのFBを攻略し、BとCへ行けるか?
リーダー視点に立つとわかるように、世の中Aの領域(クオリティ)では勝負できない事はわかる事でしょう。
リーダーの考えを理解して、AとBの攻略をリーダーと一緒に実行、または主体的にアプローチできる!
更に、Cに手を伸ばして、対応できるような仕組み作りなどできる!
これは正に「仕事ができる人!」になるわけです。
最後に
【上位レイヤー2段上を意識】から、実際の行動は「フォロワーシップ」と呼ばれるものなります。
まずは、上位レイヤーの考えを想像しつつ、意識的に意図を聞いてみるといった行動をとると良いでしょう。
上記のように、状況把握して、自分にできる行動を上手く行かなくともめげずに繰り返していく。
そうすると、何かしら良い影響が出始めていくはずです!