「楽しみ方って無限大」と感じた河内長野市でのあじさい巡り
南海電鉄 地域発見クリエイターズ課で活動中の未来です。
先日、河内長野市であじさいスポット巡りをしてきました。
「大阪府立 花の文化園」「奥河内あじさい公園(河合寺地区)」「奥河内さくら公園(長野地区)」の3箇所で、見頃のあじさいを楽しみました!
3箇所巡ってみて感じたのは、「あじさいの楽しみ方っていろいろあるんだな」ということです。これは1箇所見にいっただけでは、気づけなかったことだと思います。
比べてみて初めて「ここが他の所とは違う!そうか、この場所の魅力はこれなんだ」と気づくことができました。
1つだけを見て、知った気になっていたらもったいない。視野を広げて、いろいろなものを見てみたら、「違い」を発見できるようになり、それぞれをより深く知り、楽しむことができるのだと学びました。
きっとこれはあじさい巡りだけでなく、何事にも言えることなんだろうなぁ。
そもそも、私が「楽しみ方」に注目したきっかけは、一番最初にでかけた「大阪府立 花の文化園」で出会ったおじさんとの会話からです。
カメラであじさいを撮影していると、突然そのおじさんに声をかけられました。
「この花、知ってるかい?」
少し話は逸れますが、私と旦那さんは、旅行先やイベント先などで、よく話しかけられます。話しかけやすいオーラでも出ているのでしょうか。笑
そういう時は「これも何かのご縁!」とお話を楽しむことにしています。すると、いつも興味深いお話を聞かせていただき、新しい出会いにつながっていくのです。
というわけで、今回もせっかくなのでお話をしてみることに!
私「初めて見ました!変わった形ですね」
おじさん「これはハナイカダっていうんだよ。葉っぱの上に花が咲くんだよ」
私「へ〜!珍しい。花が咲いたところ見てみたいです」
今回は「あじさい巡り」がテーマだったので、正直あじさい以外の花にはあまり目を向けていませんでした。このおじさんに声をかけてもらっていなかったら、私がハナイカダを見ることも、知ることもなかったんだなぁ。
どれだけ自分の視野が狭くなっていたかを思い知りました。
さて会話は続き・・・
おじさん「この花は知ってる?」
私「え〜っと、なんか見たことがあるような」
おじさん「ドクダミだよ。実は、花の文化園には同じドクダミでも八重咲きの珍しいドクダミもあるんだよ」
私「そうなんですね!ドクダミにも種類があるんだ。それも見てみたいです」
おじさん「ここには咲いていないから、ペレニアルガーデンに行ってみるといいよ」
このおじさんは花の文化園の近くにお住まいで、運動がてら毎日のようにここに来ているそうです。持って来た一眼レフで、毎日同じ花を撮影しているとおっしゃっていました。
お話をお伺いしていて、「毎日見ているからこその気づきってあるんだろうなぁ」と思いました。花の小さな成長とか変化とか、違いとか、パッと遊びに来た私では気づかない楽しみが。
花の文化園のような場所が毎日来れるほどの近さにあり、些細な気づきまでも楽しめるようになるってうらやましいなぁ。
「楽しみ方って人それぞれで、無限大なんだな」と実感しました。
おじさんに声をかけてもらったおかげで、あじさいを見てただ「きれいだったね」と終わるのではなく、「楽しみ方」に注目し、いろいろなあじさいの楽しみ方を発見できました。
その場所ならではの楽しみ方を見つけるコツを学べたので、これからのおでかけがますます楽しみです。
おじさん、本当にありがとうございました。
やっぱり人との出会いって、世界が、価値観が広がるんだなぁ。
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少しですが、一眼レフで撮影した河内長野市のあじさいの写真を!
情報を発信しているInstagramには載せていない、ここだけの写真です。
どうぞお楽しみくださいませ。
今回あじさい巡りに行ってみて、改めて河内長野市は本当に自然がいっぱいで、気持ちのよいところだなと感じました。都会からのアクセスもよく、なんばからは30分ほどで来れるのも嬉しいポイントだなぁ。
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