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読んだ本の感想

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勾留中に読んだ本のまとめ
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#読書記録

「加害者家族」本を読んだ感想

「加害者家族」 鈴木 伸元(著者) ☆4 加害者家族への取材や資料をもとに、これまで光を当…

「モンスター」本を読んだ感想

「モンスター」 百田 尚樹(著者) ☆3  あまりの顔の醜さに幼い頃から苦しい思いをし、生…

「銀行総務特命」本を読んだ感想

「銀行総務特命」  池井戸 潤(著者)☆3.5  帝国銀行で唯一行内の不祥事処理を任されてい…

「時生」本を読んだ感想

「時生」  東野 圭吾(著者)☆4  読み終わったとき、完成度の高さに「すげえな」と思った…

「 DEATH 「死」とは何か 」本を読んだ感想

「 DEATH 「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義 日本縮約版」 シェリー・ケーガン…

「われわれはなぜ嘘つきで自信過剰でお人好しなのか」を読んだ感想

「われわれはなぜ嘘つきで自信過剰でお人好しなのか 進化心理学で読み解く、人類の驚くべき戦…

「ユダヤの商法」本を読んだ感想

「ユダヤの商法」   藤田 田(著者)☆3  日本マクドナルドの創業者がビジネス界で成長するために実践してきたユダヤ流商法(著者は日本人)を自身でまとめた本。1972年の本なので、今の世の中で本当にそれで “ 必ず ” 成功できるのか?ちょっと差別的な表現が多くないか?と思うことが多々あるが、彼自身がこの方法で成功している人だから、まあそれはそれで学べることはあるのだと思う。  そんなに難しいことは書いておらず、さらーっと簡単に読めるので、そういった意味ではオススメできる

「チャンミーグヮー」本を読んだ感想

「チャンミーグヮー」  今野 敏(著者)  タイトルからして「沖縄だな」と分かる作品。も…

「銀行支店長」本を読んだ感想

「銀行支店長」  江波戸 哲夫(著者)  主人公片岡は大手都銀の支店長で、合併したばかり…

「サウスバウンド」本を読んだ感想

「サウスバウンド」 奥田 英朗   東京中野に住む主人公二郎はどこにでもいるような普通の…

「刑務所図書館の人びと」本を読んだ感想

「刑務所図書館の人びと―ハーバードを出て司書になった男の日記」アヴィ・スタインバーグ(著…

「身分帳」本を読んだ感想

「身分帳」  佐木 隆三(著者) ☆4.5  殺人罪で13年旭川刑務所に服役した男が出所後、…

「線は、僕を描く」本を読んだ感想

「線は、僕を描く」 砥上 裕將(著者) ☆4  両親を事故で失い、心がからっぽになってし…

「創造の狂気 ウォルト・ディズニー」本を読んだ感想

「創造の狂気 ウォルト・ディズニー」  ニール・ゲイブラー(著者) ☆3.5  「ウォルト・ディズニー 創造と冒険の生涯」(ボブ・トマス版)がウォルトの人生を肯定的に書いているのと比較して、この本は良い面、悪い面の両方を正直に記している。  それもディズニー社の全面協力があり、さらにディズニー社からの検閲なしで出版したということだから、情報の量も精度もお墨付きだ。  ボブ・トマス版では書かれていない事実がいくつも載っているので、新たな発見が多々あるが、約600ページとボ