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ひきこもる息子への気持ち。

ひきこもる二男に対していいたいことがたまっている。



理不尽な苛立ちの表現の標的になってしまう私は、ここのところ二男と距離をとって何とかバランスを保つ毎日。



我慢する私にも二男に対して言いたいことが山のように出てきて、それをせき止めることで精一杯になり、あやうく本人に伝えてしまいそうになる。

荒々しい生活音や無下に捨てられた夕食や、その他もろもろのストレスをトリガーに、もし私が不安定な感情のままこの気持ちを二男にぶつけたのならば、事態は悪化しかしない。暗闇の中でそれだけはわかる。けれどこのしんしんと積もった日々のやるせなさは、思う以上に自分の気持ちを圧迫していた。



私は親友に今の気持ちを聞いてもらった。

息子にいままでやってきたこと全て、彼が悪意に捉えていることがつらい。
私は愛情をこめて育てたつもりでいて、そのことだけは息子にわかってほしいです。


と、このような気持ちを親友に聞いてもらった。



一通り聴いた親友はゆっくり、私にこう問うてくれた。

「それを今、春ちゃんがお父さんに言われたらどういう気持ちになる?」

と。





私は、

「いやいや絶対許さない!私は父さんの言うことを黙って聞いてきた。これ以上何もわかりたくない!
父さんは私のことを何も理解しようともしないくせに!」

と言う気持ちが瞬時に溢れたことを伝えた。




彼女は、
「それが今の息子くんの気持ちかもしれないね」と言った。



なるほどですね、、、と私は小さく笑った。



やけに腑に落ちて、
私の荒ぶる気持ちがシュンと大人しくなった。


しゅん、、、






言いたいことをしまって
相手の理解に徹するって難しい。

時々、自分に溢れる何かを
そのつど精査しないと
私はまた何かを間違うだろう。



正解のわからない毎日を
私は今日もまた漂う。










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