【読書】レバレッジ・リーディング
著者:本田直之
発行元:東洋経済新報社
100倍の利益を稼ぎ出すビジネス書「多読」のすすめ
のキーワードに興味を抱き即購入しました。
宜しくお願いします。
1.多読とは何か?
「問題解決のヒントを探す」などの読書をする目的を持つことで、
余計なところ飛ばして読むことができます。
これにより1文字1文字読むのではなく、自分にとって必要な箇所だけ
読めばいいという考え方です。
その代わり、1日1冊読み、大量の本を読むことが推奨です。
ビジネス書は、大成功を収めた方や、血のにじむような経験をされた軌跡を
まとめてある。そう考えると、とても安価でその情報を手にすることができる。よく本を読む時間がないと言い訳する方が多いが、それは読書をしないから時間がないのです。また、成功者のほとんどは、読書家です。
2.レバレッジリーディングとは?
レバレッジリーディングは、投資活動です。単に本を早く読むのではなく、自分の課題や目的に対して、必要な情報が得られればそれで十分です。完璧主義をすてることが、第一歩になります。
例えば、同じ努力をしている2人がいたとして、結果はAさんが50%達成、Bさんが100%など得たリターンが大幅に違う場合もある。これは、
レバレッジを意識しているかどうかの差です。レバレッジをかけていれば、
少ない量力で大きな結果を生むことができます。
99%の人間は、成功者の経験を学んで、自分なりに応用を加えることが、
成功への近道と思っています。試行錯誤に時間や労力を使うのではなく、
結果を出すために、時間や労力を使うことができるようになります。
そして、ビジネスパーソンにとって読書は、スポーツ選手にとっての練習
と同じこと。練習すればするほどうまくなるように、読めば読むほど、
実践に使えるベースが貯まっていきます。この累積効果で、より仕事の
レベルアップが図れます。その結果、1冊1,500円とすれば、最大15万円
のリターン得ることも可能です。1冊読めば、15万円儲かると思えば、
読書も進むと思います。
実際に読書をしても、何も変わらないという人は、本の選び方が間違っているのか、読書後のフォローが出来ていないのか、内容を忘れてしまっているのか、何か原因があります。
そして、多読は、同じテーマに対し、数冊の読書をおすすめしている。
1人の著者の考えだけを正しいと認識するより、違う著者の本も数冊読むことで、本当に重要なことが分かってきます。
3.本探しは投資物件探し
まず、大事なことは「目的を明確にする」ことです。
本を読む目的を明確にしてから、目的をもって本を選ぶことです。
人生の目的は何か、現状の課題は何かを考えることで、
どのような本を読めばいいのかわかってくるはずです。
そして、最初は難しい本をおすすめしない。まずは、簡単な本から
手に取り、読書習慣がない方は、習慣づけから始めましょう。
また、教養型より経験型の本のほうが読みやすい。
4.1日1冊ビジネス書を戦略的に読破する
先ほども述べたが、本を読む目的がはっきりしていたら、
本の中で、重要な部分とそうでない部分が分かるようになります。
そうなると、捨てる部分が分かるので、読むスピードが速く、吸収するスピードが格段に速くなります。そして、期限(時間)を設けることが大切です。だらだら読んでても、最後読み終わるころには、何が重要だったか忘れてしまっている可能性が高いからです。例えば、1冊1時間~2時間と設定し、集中します。この時間で読もうとすると、1文字1文字読んでいては無理です。しかし、本の本当に重要な部分は2割といわれています。そのうちその80%を抽出すればOKですので、200ページの本ですと、16ページのみ理解できればOKということです。極論、100項目すべて抜き出して、1つも身に着けないよりは、1つ重要な項目を抜き出して、それを実践することのほうが、リターンは大きくなります。
そして、ダメと思った本はすぐに捨てればいいと思っています。
いいと思った部分があれば、必ず線を引き、角を折ってください。
そうすることで、単なる本から利益を上げる資産になります。
5.読んだままで終わらせるな
本を読めばある程度、満足感が得られるかもしれませんが、
ここで満足してはいけません。せっかく投資した、時間とコストを回収するには読後のフォローが肝心になります。読み終わってある程度経てば、ほとんどの内容を忘れてしまします。それは、メモしなかったから、実行しなかったからです。なので、読後のフォローをシステム化しましょう。
重要な部分に線を引く⇒メモに抽出して繰り返し読む⇒実行に移す⇒繰り返しメモを読んで身につける⇒実践で反射的に行動できるようになる。
メモはある程度貯まってからまとめてしてもいいし、メモの取り方もパソコンでワードに打ち込み印刷してもいいし、各々のやり方でいいと思う。
そうすることで、読書のリターンを最大化できる。
ありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?