久引 つぐしろ
まとめました。
あしたが見えないときもそうでないときも 生きていることについては、 『あしたもし、生きて…
はじめまして。 ‥19記事も黙々とアップをしておいて「はじめまして」もないのですが、 偶…
余談欄です。開いてしまった方、何も書いてなくてすみません。
満ちた感情もやがては干上がり そして つぎはもう少しきれいなもので 入れかわり満たされて …
講義中の廊下 足音消して 息を殺して っていうの そんなの気にしないとばかりに ずんずん歩…
そう本気でおもえるまでに どれだけの日をすごしただろう 若気のいたりで入れたと後悔してい…
懐かしい声の主 何を話しているの? よく聴こえない いや、聴きたくない だけど、にげたく…
何か ことば 聞くたび 傷つけられていった近い過去 一人だけの時間がふえた今 勘違い してた…
ただ待った 経過を こごえる水の中 さしのべられる小さな白さを 誰の目にも つくことなく じ…
『なにを思ってるかなんて知らない』 そんな らしくない挑発的な言葉 で 素直、抵抗しなかっ…
真実をきくのはこわい それが真実と知るのがこわいから 真実と知りながら真実をきくのはつらい…
賑わい 人影を あの沖より もっと先へ 十二月の波がさらった海 厚手のコート 冷たい空気 袖膨…
近づくかけあし ふいに叩かれた肩 萌黄色の封筒を だまっておしつけて そのまま かけていっ…
そう、それは 灯台の眩しさを直視できないでいる僕と 灯台から暗い海を眺めている君と そん…
行き先 乗り換え 時刻表 ぬかりないね 手をつなぐ あたたかい すこしあせばむ 秋の陽気 …
待ち合わせた地下街のはじっこ まだあどけなさをその瞳に残し タクシーが列なす目抜き通り 散…